Javaで文字列を右寄せ・左寄せする方法をまとめました。特にString.formatを使った「Java 文字列 右寄せ 左寄せ」の実装はログ整形や帳票出力でよく使われます。本記事では実務向けのサンプルと共にわかりやすく解説します。
✅ 結論:String.format() の書式指定を使えば簡単に寄せられる
| 書式 | 説明 |
|---|---|
| %-10s | 左寄せ(幅10) |
| %10s | 右寄せ(幅10) |
| %010d | 数値を0埋め右寄せ(幅10) |
| %10.2f | 小数点以下2桁・右寄せ |
◆ 基本サンプル
出力結果
◆ 文字列の左寄せ・右寄せ
Javaで文字列を右寄せする場合は %10s、左寄せする場合は %-10s を使います。
▼ 左寄せ(- を付ける)
出力:
▼ 右寄せ(数字だけ指定)
出力:
◆ 数値を右寄せして整形(表形式の出力に便利)
出力:
◆ 0埋めして右寄せ (0 を付ける)
出力:
◆ 小数の整形
出力:
◆ 複数列を整形して表形式にする
出力:
ログ整形やCSVログの可読性向上にとても便利です。
◆ printf() を使う場合
System.out.printf() は String.format() と全く同じ書式で利用でき、
そのまま標準出力したい場合はこちらがお手軽です。
◆ カスタム関数で文字列埋め
🎯 まとめ
| 目的 | 書式 | サンプル |
|---|---|---|
| 左寄せ | %-10s | String.format("%-10s", "Java") |
| 右寄せ | %10s | String.format("%10s", "Java") |
| 0埋め右寄せ | %010d | String.format("%010d", 1234) |
| 小数整形 | %10.2f | String.format("%10.2f", 123.456) |
| 表形式整形 | 複数書式 | printf("%-10s %10d") |
String.format() は覚えると業務効率が大幅に向上します。
帳票、ログ、表形式のコンソール出力など様々な場面で活用できます。
