Microsoft Teamsで「あの会話どこだっけ?」「あのファイルいつ共有した?」という経験はありませんか?
Teamsには、チャット・チーム投稿・ファイル・ユーザー情報を横断検索できる強力な検索機能があり、
検索演算子を使うことで“秒速で目的の情報”にアクセスできます。
本記事では、Teams内検索に必須の便利演算子と、今日から使える活用テクニックをまとめます。
■ Teams検索の基本
Teams画面上部の検索バーにキーワードを入力してEnter。
メッセージ / ファイル / 人 を切り替えて検索できます。
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メッセージ … 会話内容
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ファイル … Teams上で共有したファイル
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人 … ユーザー
ポイント
検索欄にキーワードを入力した後、左ペインの「フィルター」アイコンを押すと
「送信者」「チャネル」「日付」「@メンションの有無」でさらに絞り込めます。
■ 便利な検索演算子一覧
| 機能 | 入力例 | 効果 |
|---|---|---|
| フレーズ検索 | システム稼働率 | 完全一致フレーズを検索 |
| 送信者指定 | from:田中 | 田中さんの発言だけ表示 |
| 宛先指定 | to:佐藤 | 佐藤さん宛てのメッセージ |
| チャネル指定 | in:開発部 | 特定チャネルの投稿 |
| @メンション検索 | @自分 | 自分宛のメンション |
| ファイル名検索 | filename:仕様書 | ファイル名に含む文字で検索 |
| 種類絞り込み(ファイル) | type:excel | Excelに絞る(word / pptx などOK) |
| 日付絞り込み | before:2024-10-01 | |
| after:2024-09-01 | 指定日以前 / 以後を抽出 | |
| 未読メッセージ | is:unread | 未読の投稿を抽出 |
📝 複数組み合わせると最強
例:
■ 実践シナリオで理解する
✅ 直近の障害報告だけ見たい
✅ 自分が依頼したタスクの返信を探したい
✅ 資料を探す時間を削減したい
■ 検索できない時の原因と対策
| 原因 | 対策 |
|---|---|
| 検索範囲が「メッセージ/ファイル/人」で違う | 左上タブを切り替える |
| 権限のないチームの投稿は見えない | チーム参加権限を確認 |
| ファイルがSharePoint上のみ | SharePointサイト内検索も併用 |
■ スマホアプリでも検索OK
Teams mobileでも検索可能。
「フィルター → 日付/送信者」を活用すると同じように高速検索できます。
社外対応のとき、スマホで過去のやり取りを即確認できるのは大きな強みです。
■ まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 検索バー×演算子で情報を秒速検索 | キーワード from:人 in:チャンネル が便利 |
| フィルター併用でさらに高速化 | 日付・送信者・メンション絞り込みが強力 |
| スマホでも同じ検索ができる | 出先の確認にも有効 |
Teamsは使えば使うほど過去情報が増えるツール。
“検索の手数”を増やして、探す時間をなくしましょう!

