「駑馬十駕」を信念に IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。

サーバーやPCのディスク容量を確認していると、

  • どのフォルダが一番容量を使っているのか?

  • サブフォルダごとのファイル数を把握したい

  • エクスプローラーで開いて確認するのが面倒

と感じることはありませんか?

PowerShellを使えば、フォルダ配下のファイル数・容量を一括で集計できます。
本記事では、実務でそのまま使えるPowerShellスクリプトを例に、分かりやすく解説します。

PowerShell 活用例|フォルダ配下のファイル数・容量を一括集計 導入直後に入れる図(最重要・理解促進)


この記事で分かること

  • フォルダ配下のファイル数を一括で集計する方法

  • フォルダごとの容量(MB / GB)を算出する方法

  • サブフォルダ単位で一覧表示する方法

  • CSV出力してExcelで確認する方法


基本:フォルダ配下の総ファイル数・容量を取得

まずは指定フォルダ配下の全ファイル数と総容量を取得する基本例です。

実行結果例


フォルダ単位でファイル数・容量を集計する

次に、直下のサブフォルダごとに集計してみます。
どのフォルダが容量を圧迫しているかが一目で分かります。

出力例


容量が大きい順に並び替える

管理用途では、容量が大きい順に並べたいケースが多いです。


CSVに出力してExcelで確認する

集計結果をCSVに出力すれば、Excelでの分析や資料作成にも使えます。


よくある活用シーン

  • サーバー容量逼迫時の原因調査

  • バックアップ対象フォルダのサイズ確認

  • 不要ファイル整理前の事前調査

  • 定期バッチでのディスク使用量レポート作成


注意点・補足

  • -Recurse を使うため、ファイル数が多い環境では時間がかかる場合があります

  • アクセス権限のないフォルダがあるとエラーになるため、必要に応じて -ErrorAction SilentlyContinue を付けてください

  • ネットワークドライブでは実行時間が長くなることがあります


まとめ

PowerShellを使えば、

  • フォルダ配下のファイル数

  • フォルダごとの容量

  • 並び替え・CSV出力

GUI操作なしで一括集計できます。

ディスク管理・運用作業の効率化に、ぜひ活用してみてください。

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