Windows 11への移行や、新しいノートPCの購入を検討している人にとって
「どのスペックを選ぶべきか」「メーカーPCとBTO PCはどちらが良いのか」
は非常に悩みどころです。
本記事では、
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Windows 11対応に必要な条件
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ノートPC選びで失敗しないポイント
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メーカーPCとBTO PCの違い・向いている人
をまとめて解説します。
1. まず確認!Windows 11対応の必須条件
Windows 11は、従来のWindows 10よりもハードウェア要件が厳しくなっています。
主な要件は以下の通りです。
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64bit CPU(1GHz以上・2コア以上)
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メモリ 4GB以上(実用は8GB以上推奨)
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ストレージ 64GB以上(SSD推奨)
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TPM 2.0 対応
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UEFI + セキュアブート対応
特に注意したいのが
👉 TPM 2.0 とセキュアブート
この2点が原因で、古いPCはWindows 11非対応になるケースが多いです。
2. Windows 11対応ノートPCの選び方【基本5項目】
① CPU(最重要)
CPU性能は快適さに直結します。
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Web閲覧・Office中心
→ Core i3 / Ryzen 3 以上 -
仕事・大学・複数作業
→ Core i5 / Ryzen 5 以上 -
動画編集・重い作業
→ Core i7 / Ryzen 7 以上
※ CPUは世代も重要(第10世代以降が目安)
② メモリ(RAM)
Windows 11はメモリ消費がやや多めです。
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最低限:8GB
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快適:16GB
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クリエイティブ用途:32GB以上
👉 8GB以下は正直おすすめしません
③ ストレージ
必ず SSD搭載モデル を選びましょう。
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256GB:最低限
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512GB:おすすめ
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1TB以上:動画・画像多めの人向け
HDDモデルは体感速度が大きく劣ります。
④ ディスプレイ
長時間作業する人ほど重要。
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サイズ:13〜14インチ(持ち運び) / 15インチ以上(据え置き)
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解像度:フルHD以上推奨
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ノングレア(非光沢)が目に優しい
⑤ バッテリー
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7時間以上:標準
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10時間以上:外出・出張向け
3. メーカーPCとBTO PCの違いとは?
ここが多くの人が悩むポイントです。

メーカーPC
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家電量販店や公式ストアで販売
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構成が固定されている
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サポート・保証が手厚い
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すぐ使える
BTO PC
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注文時にスペックを選択
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無駄な構成を省ける
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同価格帯で性能が高い
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納期がややかかる
4. 正直どっちがいい?結論は「人による」
BTO PCを選ぶべき人
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スペックに妥協したくない
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コスパ重視
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メモリやSSDを多めにしたい
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Officeや不要なソフトはいらない
👉 性能・価格重視ならBTOが有利
メーカーPCを選ぶべき人
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PCに詳しくない
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手厚いサポートが欲しい
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初期設定が面倒
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すぐ使いたい
👉 安心感・手軽さ重視ならメーカーPC
5. Windows 11目線で見た注意点(重要)
メーカーPC
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ほぼ確実にWindows 11対応
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TPMやセキュアブートで悩まない
BTO PC
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構成次第でWindows 11非対応になる可能性あり
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「Windows 11対応構成」表記を必ず確認
※ 最近のBTOショップは基本的に対応済みなので過度な心配は不要
6. 用途別おすすめ構成(目安)
| 用途 | CPU | メモリ | SSD |
|---|---|---|---|
| 普段使い | Core i3 | 8GB | 256GB |
| 仕事・大学 | Core i5 | 16GB | 512GB |
| クリエイティブ | Core i7 | 32GB | 1TB |
7. まとめ|後悔しない選び方
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Windows 11対応には TPM 2.0 + セキュアブート が必須
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快適さ重視なら CPUとメモリをケチらない
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コスパ・性能重視 → BTO PC
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安心・手軽さ重視 → メーカーPC
結論として、
👉 自分の用途とPCスキルに合った選択が正解 です。
