「駑馬十駕」を信念に IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。

Windows11を使っていて、突然キーボードが英語配列(US配列)になってしまったという経験はありませんか?
「@の位置が違う」「[]が打てない」「記号入力がおかしい」など、業務中だと非常にストレスになります。

この記事では、
Windows11で英語キーボードになる主な原因と、
日本語配列(JIS配列)に確実に戻す方法を、順を追って解説します。


よくある症状(英語配列になっているサイン)

以下に当てはまる場合、英語キーボード配列に切り替わっている可能性が高いです。

  • @[Shift] + [2] で入力できない

  • [] の位置がキーボード表記と違う

  • \(バックスラッシュ)が見当たらない

  • キーボード自体は日本語配列なのに入力だけ合わない


原因①:キーボードレイアウトが英語(US)に切り替わっている

USキーボードのクローズアップ

Windows11では、言語設定とは別にキーボード配列の設定が存在します。
この設定が「英語キーボード(US)」になっていると、日本語IMEを使っていても配列は英語のままになります。

特に次のタイミングで起こりがちです。

  • Windows11の初期セットアップ直後

  • Windows Update後

  • 外付けキーボードを接続した後


原因②:ショートカットキーの誤操作

以下のショートカットで、入力方式や配列が意図せず切り替わることがあります。

  • Windows + Space

  • Alt + Shift

気づかないうちに押してしまい、英語キーボード状態になるケースは非常に多いです。


原因③:英語キーボードが追加登録されている

Windows11では、
「日本語」と「英語(US)」のキーボードが同時に登録されていることがあります。

この状態だと、入力切替時に英語配列が選ばれてしまいます。


日本語配列(JIS)に戻す方法【確実】

手順①:設定を開く

  1. スタートメニュー

  2. 設定

  3. 時刻と言語

  4. 言語と地域


手順②:日本語のキーボード設定を確認

  1. 「日本語」の右側にある …(三点) をクリック
    Windows 11_言語と地域

  2. 言語のオプション を選択
    Windows 11_言語のオプションを選択

  3. 「キーボード」欄を確認


手順③:日本語キーボード(106/109)を追加・選択
Windows 11_キーボードレイアウトの変更

  • 日本語キーボード(106/109)」が無い場合
    キーボードを追加 から選択

  • 英語キーボード(US)」がある場合
    削除 を推奨

これで、日本語配列に正しく戻ります。


一時的に戻す(今すぐ直したい場合)

応急処置としては以下も有効です。

  • Windows + Space で「日本語」を明示的に選ぶ

  • タスクバー右下の IMEアイコン を確認する

※ただし、根本解決には上記の設定見直しが必要です。


再発防止のポイント

  • 使わない 英語キーボードは削除 する

  • 外付けキーボード接続後は配列を再確認

  • ショートカットキーを不用意に押さない

特に業務PCでは、キーボード配列を1つに固定しておくのがおすすめです。


まとめ

  • Windows11で英語キーボードになる原因は
    設定・ショートカット・キーボード登録の重複が主因

  • 「日本語キーボード(106/109)」を明示的に設定することで解決

  • 英語キーボードを削除すれば再発しにくい

入力トラブルは作業効率を大きく下げます。
早めに設定を見直して、快適なWindows11環境を取り戻しましょう。

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