業務でSQLを使用する場合、必ず使用する事になると言って良いのがテーブルの結合処理です。WEB系システムの場合、そのほとんどはRDBMSを使用してますのでテーブルが一つだけなどという事はまずありえません。複数のテーブルからその時々に応じて必要なデータを取得し使用するのが常です。その際に重要になるポイントの一つが内部結合と外部結合です。
サンプルテーブル
内部結合とは
- 2つのテーブルで一致したデータ行のみ取得します。
- SQLは「SELECT * FROM [テーブル名1] INNER JOIN [テーブル名2] ON [結合条件]」形式で記載します。
- サンプルSQL
1234SELECT goods.type_code, goods.name, type_code.code_nameFROM goodsINNER JOIN type_codeON goods.type_code = type_code.code;
サンプルSQLの実行結果
外部結合とは
- 2つのテーブルで一致しないデータも含めてどちらか一方のテーブルのデータを全て取得します。
- SQLは左外部結合の場合、「SELECT * FROM [テーブル名1] LEFT OUTER JOIN [テーブル名2] ON [結合条件]」形式で記載します。
- SQLは右外部結合の場合、「SELECT * FROM [テーブル名1] RIGHT OUTER JOIN [テーブル名2] ON [結合条件]」形式で記載します。
- サンプルSQL(左外部結合の場合)
1234SELECT goods.type_code, goods.name, type_code.code_nameFROM goodsLEFT OUTER JOIN type_codeON goods.type_code = type_code.code;
サンプルSQLの実行結果