Microsoft Teamsを利用していると、会議中に「相手の声が聞こえない」「自分の声が相手に届かない」といったトラブルが発生することがあります。原因は多岐にわたりますが、順を追って確認すればほとんどの場合は解決可能です。本記事では、Teamsで音声が出ない・聞こえないときの代表的な原因と、その対処法をわかりやすく解説します。
よくある原因と対処法
1. マイク・スピーカーの設定ミス
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原因
Teamsが正しいデバイスを認識していない場合、音声が出なかったり入力されなかったりします。 -
対処法
2. PCのサウンド設定
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原因
WindowsやMac本体の音量設定、ミュート設定が影響する場合があります。 -
対処法
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Windowsの場合:「設定」→「システム」→「サウンド」で出力デバイス・入力デバイスを確認。
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ミュートや音量ゼロになっていないか確認。
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3. ヘッドセットや外部デバイスの不具合
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原因
USBヘッドセットやBluetoothイヤホンの接続不良。 -
対処法
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ケーブルやBluetoothの接続を再確認。
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他アプリ(YouTubeなど)で音が出るか確認。
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必要であれば再接続やドライバー更新を実施。
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4. Teamsアプリの不具合
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原因
Teamsアプリの一時的な不具合や古いバージョン。 -
対処法
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アプリを再起動する。
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キャッシュを削除する。
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最新版にアップデートする。
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5. ネットワークの問題
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原因
通信が不安定だと音声が途切れる、相手の声が聞こえないといった症状が出ます。 -
対処法
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有線LANで接続してみる。
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Wi-Fiルーターを再起動する。
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他の端末や回線で再現するか確認。
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6. セキュリティソフトや権限設定
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原因
マイク権限がブロックされている場合、Teamsに音声が入らないことがあります。 -
対処法
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Windows:「設定」→「プライバシー」→「マイク」でTeamsのマイクアクセスを許可。
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セキュリティソフトがマイクやネットワークを制限していないか確認。
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まとめ
Teamsで音声が出ない・聞こえないときは、
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デバイス設定
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PCのサウンド設定
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外部機器の接続確認
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アプリの再起動・更新
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ネットワーク状況
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権限設定
の順に確認するとスムーズに原因を切り分けられます。トラブルに遭遇したときは焦らず、ひとつずつ確認していきましょう。
💡 補足:Microsoft公式サポートでも「トラブルシューティングガイド」が公開されていますので、根本解決が難しい場合はそちらも参考にしてください。