SSLを設定するに当たって、「独自SSL」と「共用SSL」の2通り存在するというのが分かりました。
そこで、それぞれどういう違いがあるのか調べてみました。
独自SSL
- SSL証明書を自分で取得する必要があります。
- 各社差があるがSSL証明書の年間維持費が掛かります。(価格はピンキリで1,575円~)
※正直、安価のレンタルサーバーを利用している方には不向きな価格帯ですね・・・。 - 独自ドメインによるサイトの暗号化が行えます。
- 第三の機関に身元保証されたSSL証明書を取得するため、サイト運営者の身元が保証される事になり、サイト利用者への信頼性が高まります。
- 独自に取得するSSL証明書は、一台のサーバー(専用サーバー)に対して取得します。複数の人数で共有するホスティングサービスの場合、事業者が対応している必要があります。
共用SSL
- SSL証明書を自分で取得する必要はなく、レンタルサーバー事業者が取得しているSSL証明書を利用して暗号化します。
- 自分でSSL証明書を取得する必要はないので取得・維持費用は掛かりません。
- 独自ドメインによる運用は出来ません。個人情報の入力を求める場合、異なるドメインにジャンプするため、利用者の中には不安に思う方もいるかも知れません。
- 共用SSL によるサイト運用は、通信を暗号化しているだけと言うことになり、サイト運営者の身元保証まではされません。
比較表
SSL | 取得手段 | 費用 | 通信暗号化 | 独自ドメインでの利用 | サイト運営者の身元保証 |
---|---|---|---|---|---|
独自SSL | 自分で取得 | 有料 | ○ | ○ | ○ |
共用SSL | レンタルサーバー会社が取得 | 無料 | ○ | × | × |