WebサイトをHTTPS化する際に必ず出てくるのが「SSL証明書」の選択です。
最近は Let’s Encrypt などの無料SSL が普及し、
「無料SSLと有料SSLって何が違うの?」
「無料でも本当に安全なの?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、無料SSLと有料SSLの違いを「安全性・SEO・費用」の観点から分かりやすく比較し、
どちらを選ぶべきかの結論まで解説します。

SSLとは?(前提のおさらい)
SSL(現在はTLS)は、
Webサイトと利用者の通信を暗号化する仕組みです。
SSLを設定すると👇
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通信内容の盗聴・改ざん防止
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ブラウザに 🔒 鍵マークが表示
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「安全ではありません」という警告が出なくなる
といった効果があります。
無料SSLと有料SSLの違い【比較表】
まずは全体像を一覧で確認しましょう。
| 項目 | 無料SSL(Let’s Encrypt) | 有料SSL |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 年数千〜数万円 |
| 主な提供元 | Let’s Encrypt(非営利) | GlobalSign / DigiCert など |
| 証明書の種類 | DVのみ | DV / OV / EV |
| 暗号化強度 | ◎ | ◎ |
| SEOへの影響 | なし | なし |
| 有効期限 | 約90日(自動更新) | 1年〜2年 |
| 企業実在確認 | なし | あり(OV / EV) |
| サポート | 基本なし | あり |
安全性の違いはある?
結論:通信の安全性は同じ
よくある誤解ですが、
無料SSL=セキュリティが弱い
ということは ありません。
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無料SSLも有料SSLも
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通信の暗号化
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盗聴・改ざん防止
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TLSの仕組み
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は 完全に同等です。
違いがあるのは「誰が運営しているかの確認」
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無料SSL(DV)
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「このドメインを操作できる」ことだけを確認
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有料SSL(OV / EV)
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会社の実在性・組織情報を審査
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👉 暗号の強さではなく、身元確認のレベルの違いです。
SEOへの影響はある?
結論:SEO評価は同じ
GoogleはSSLについて、次の点しか見ていません。
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HTTPS で通信されているかどうか
つまり👇
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無料SSL → HTTPS ✅
-
有料SSL → HTTPS ✅
👉 検索順位・アクセス数に差は出ません
SSLの種類(無料 / 有料)は
GoogleやBingの評価対象ではありません。
費用の違いは圧倒的
無料SSL(Let’s Encrypt)
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初期費用:0円
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更新費用:0円
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自動更新(多くのレンタルサーバで対応)
有料SSL
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年額:数千円〜数万円
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更新手続きが必要な場合あり
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メーカーサポート付き
👉 コスト重視なら無料SSL一択
有料SSLが向いているケース
次のようなサイトでは、有料SSLが選ばれることがあります。
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企業公式サイト
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ECサイト(決済・個人情報を扱う)
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法人向けサービス
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セキュリティ監査(ISMS等)が必要
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取引先に対する信頼性を重視する場合
無料SSLで十分なケース(大半はこちら)
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個人ブログ
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技術ブログ・備忘録
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WordPressサイト
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AdSense・アフィリエイト
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ポートフォリオサイト
👉 多くの個人サイト・ブログでは無料SSLで全く問題ありません
注意点:SSLの種類より大事なこと
実はアクセス数や評価に影響するのは👇
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HTTPSに統一されているか
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http → https のリダイレクト設定
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混在コンテンツ(http画像など)がないか
SSLが入っていても、これが不十分だと
警告表示・離脱増加・評価低下につながります。
まとめ|結局どっちを選ぶべき?
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🔐 通信の安全性は同じ
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🔍 SEOへの影響も同じ
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💰 費用は無料SSLが圧倒的に有利
結論:
👉 個人ブログ・WordPressサイトなら 無料SSL(Let’s Encrypt)で十分
👉 企業・法人用途なら 有料SSLを検討



