「駑馬十駕」を信念に IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。

Windows環境でIPアドレスやネットワーク設定を確認したい場面は多くあります。
GUI操作よりも PowerShellを使えば一瞬で正確な情報を取得できます。

本記事では、IPアドレス・ネットワークアダプタ・DNS・ゲートウェイなどをPowerShellで取得する方法を、用途別にわかりやすく解説します。


IPアドレスを取得する基本コマンド

現在のIPアドレスを確認(IPv4 / IPv6)


出力される主な情報

  • InterfaceAlias(アダプタ名)

  • IPAddress(IPアドレス)

  • AddressFamily(IPv4 / IPv6)

  • PrefixLength(サブネット)

IPv4アドレスのみ取得したい場合

ネットワークアダプタ情報を取得する

ネットワークアダプタの一覧表示

確認できる情報

  • Name(アダプタ名)

  • Status(Up / Down)

  • LinkSpeed(通信速度)

  • MacAddress

有効なアダプタのみ表示

IP・アダプタ情報をまとめて確認する

アダプタ名+IPアドレスを同時に表示



ipconfig と同等の情報をPowerShellで取得

従来通り ipconfig を使う方法

PowerShellらしい取得方法(DNS・GW含む)

取得できる情報

  • IPv4 / IPv6アドレス

  • デフォルトゲートウェイ

  • DNSサーバ

  • 使用中のアダプタ


DNSサーバ情報を取得する

IPv4のDNSのみ表示

デフォルトゲートウェイを確認する

CSVやログ出力向け(スクリプト利用)

IPアドレス情報をCSVに出力

よくある利用シーン

  • Windowsサーバのネットワーク確認

  • VPN接続時のIPチェック

  • 障害調査・ログ取得

  • バッチ・自動化スクリプト

  • リモート環境での設定確認


まとめ

目的コマンド
IPアドレス確認Get-NetIPAddress
アダプタ確認Get-NetAdapter
詳細情報Get-NetIPConfiguration
DNS確認Get-DnsClientServerAddress
旧来互換ipconfig /all

PowerShellを使えば、GUIより速く・正確に・自動化向きにネットワーク情報を取得できます。
トラブルシューティングや運用スクリプトにぜひ活用してください。

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