Windows環境で定番のテキストエディタ「サクラエディタ」。
しかし、CSV・ログ・設定ファイルなどを開いた際に 日本語が文字化けする トラブルに遭遇したことはないでしょうか。
本記事では、
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サクラエディタで文字化けが起きる主な原因
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SJIS と UTF-8 の違い
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実際の対処手順（開き直し・保存時の注意点）
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文字化けを未然に防ぐ設定方法
を、初心者にも分かりやすく解説します。
よくある文字化けの症状
まずは、よくあるパターンを確認しましょう。
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日本語が「���」や「?」に置き換わる
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全角文字だけが崩れる
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他の人が作成したファイルを開くと文字化けする
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CSVをExcelでは正常に見えるが、サクラエディタでは崩れる
これらの多くは 文字コードの不一致 が原因です。
文字化けの主な原因は「文字コードの違い」
文字コードとは？
文字コードとは、
文字をコンピュータ内部で数値として表現するためのルール です。
同じ日本語でも、
「どのルールで保存されているか」が違うと正しく表示できません。
SJIS と UTF-8 の違い
SJIS（Shift_JIS）
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Windowsで長年使われてきた日本語向け文字コード
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Excel、古い業務システム、バッチ処理で多用
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環境依存文字に弱い
主な利用シーン
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CSVファイル
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バッチ・ログ
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社内システム連携ファイル
UTF-8
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世界標準の文字コード
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日本語・英語・絵文字・多言語に対応
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Web・Linux・クラウド環境で主流
主な利用シーン
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Webアプリ
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HTML / JSON / XML
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Git管理のソースコード
サクラエディタで文字化けする典型例
| ケース | 原因 |
|---|---|
| UTF-8のファイルをSJISとして開いた | 日本語が文字化け |
| SJISファイルをUTF-8で上書き保存 | 他環境で崩れる |
| BOMなしUTF-8を誤認識 | 自動判別失敗 |
対処法①：正しい文字コードで「開き直す」
手順
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[ファイル] → [文字コード指定再読込]
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正しい文字コードを選択
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UTF-8 -
UTF-8 (BOM付き) -
SJIS
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再表示を確認
👉 表示が正常になればOKです。
対処法②：保存時の文字コードを明示的に指定する
手順
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[ファイル] → [名前を付けて保存]
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画面下の「文字コード」を確認
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必要な文字コードを選択して保存
おすすめ使い分け
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Excelや業務システム向け → SJIS
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Web・Git管理 → UTF-8（BOMなし）
対処法③：現在の文字コードを確認する
サクラエディタでは、
ウィンドウ右下のステータスバー に現在の文字コードが表示されます。
例：
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SJIS -
UTF-8 -
UTF-8[BOM]
文字化け時は、まずここを確認しましょう。
文字化けを防ぐためのおすすめ設定
デフォルト文字コードの設定
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[設定] → [共通設定]
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[ファイル] タブ
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「新規作成時の文字コード」を設定
おすすめ
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Web系作業が多い → UTF-8
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CSV・業務ファイル中心 → SJIS
Excelとの連携時の注意点
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Excelは SJIS前提 の挙動が多い
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UTF-8 CSVを直接開くと文字化けしやすい
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Excelで使うCSVは SJIS保存が無難
👉 「どこで使うファイルか」を意識するのが重要です。
まとめ
サクラエディタの文字化けは、ほとんどの場合 文字コードの不一致 が原因です。
ポイントおさらい
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SJIS と UTF-8 は別物
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開き直しで直るケースが多い
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保存時の文字コード指定が重要
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利用環境（Excel / Web）を意識する
文字コードを理解しておけば、
文字化けトラブルはほぼ回避可能 です。