Windows 11 で突然 Wi-Fi が繋がらなくなった…
「SSIDが表示されない」「インターネットは接続されていますと出るのに通信できない」「PCだけネットが遅い」など、ネットワークトラブルはよく発生します。
この記事では、Windows 11 で Wi-Fi が繋がらない時に最初に確認すべきポイントから、設定・再起動・ネットワークリセットまでを順番に解説します。
🔧 まず最初に確認すること(超基本チェック)
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| Wi-Fiスイッチ | ノートPCは物理スイッチやFn+Wi-FiキーでOFFになっていることがある |
| 機内モード | 設定 → 「ネットワークとインターネット」→ 機内モードがOFFになっているか |
| ルーター側 | ルーターを電源再起動(電源OFF→10秒→ON) |
| 他の端末 | スマホでWi-Fiが使えるなら、PC側の問題の可能性が高い |
🔍 Windows 11側の基本確認
① Wi-Fi設定がOFFになっていないか確認
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画面右下のネットワークアイコンをクリック
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Wi-FiをONに切り替える
青色=ON / 白色=OFF
② SSIDが表示されない場合
[SSIDが表示されない/常に接続先一覧が空]は以下が原因になりがち:
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Wi-Fiアダプタドライバ不具合
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2.4GHz / 5GHz 周波数帯制限
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ルーター側の非公開設定(ステルスSSID)
まずは次の操作を試してください👇
👉 デバイスマネージャー → 「ネットワークアダプター」 → Wi-Fiカードを右クリック →[デバイスの無効化→有効化]
🛠️ 正式なトラブルシューティング手順
③ Windowsの診断ツールを実行
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設定 →「ネットワークとインターネット」
2.「ネットワークのトラブルシューティング」をクリック
Windowsが原因を自動判定し、修復できる場合があります。
④ IPアドレス関連の問題をリセット
Wi-Fiは繋がっているように見えても通信不可の場合、IP取得エラーの可能性があります。
➤ コマンド入力(管理者でPowerShellまたはCMD)
⑤ ネットワークアダプターのリセット
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設定 →「ネットワークとインターネット」
2.「詳細ネットワーク設定」
3.「ネットワークのリセット」
※再起動後、再設定が必要になる場合あり。
🧩 ドライバ・更新系チェック
⑥ Wi-Fiドライバーを最新に更新
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1 |
デバイスマネージャー → ネットワークアダプター → 右クリック → ドライバー更新 |
Windows Updateに依存せず、メーカーサイトから最新版を入れると改善することがあります。
⑦ Windows Updateでネットワーク修正パッチを適用
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設定 → Windows Update
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すべての更新を適用。
🚫まだ繋がらない場合
| 原因 | 対応 |
|---|---|
| ルーターの接続台数上限 | 端末数超過 → 不要端末を切断 |
| MACアドレスフィルタ | ルーター設定画面で許可設定が必要 |
| セキュリティソフト干渉 | 一時停止して確認(Bitdefender、McAfee などで多い) |
| ハード故障 | USB Wi-Fiアダプタを刺して確認 |
🧪 最終手段:ネットワーク初期化(全リセット)
PowerShell(管理者)で入力:
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1 2 |
netsh int ip reset netsh winsock reset |
→ 再起動するとネットワーク構成が初期化されます。
まとめ|順番に確認すれば大抵は解決できる
Windows 11のWi-Fi接続トラブルは、原因が多岐に渡りますが、以下の順番で進めると解決が早いです👇
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Wi-Fiスイッチ・機内モード確認
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ルーター再起動
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Windowsのネットワーク診断
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IP更新/DNSクリア
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アダプター再有効化・ドライバー更新
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ネットワークリセット or Winsockリセット

