Windows11で「音が出ない」「USBが認識されない」「ネットワークに繋がらない」といったトラブルが発生した場合、
まず最初に確認すべき場所が「デバイスマネージャー」です。
本記事では、
Windows11のデバイスマネージャーで不具合を確認する具体的な方法と、
よくある異常表示の意味・対処の考え方を分かりやすく解説します。
デバイスマネージャーとは?
デバイスマネージャーは、
PCに接続されている ハードウェア(デバイス)とドライバーの状態を確認できる管理ツールです。
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正常に動作しているか
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ドライバーに問題がないか
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OSとデバイスの相性問題が起きていないか
といった点を一目で確認できます。
デバイスマネージャーの起動方法(Windows11)
方法①:スタートボタンから開く(おすすめ)
方法②:検索から開く
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タスクバーの検索欄に
デバイスマネージャーと入力 -
検索結果から選択
不具合があるか確認するチェックポイント
① 黄色の「!」マークが付いていないか
最も重要な確認ポイントです。
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黄色い三角マーク「⚠」
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黄色の「!」表示
が付いているデバイスは、何らかの問題が発生している状態です。
主な原因
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ドライバー未インストール
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ドライバー破損
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Windows Update後の不整合
② デバイス名が「不明なデバイス」になっていないか
一覧に
「不明なデバイス」 と表示されている場合、
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デバイスは検出されている
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しかし 正しいドライバーが当たっていない
という状態です。
👉 特に多い例
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新しいPC購入直後
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Windowsクリーンインストール後
③ 赤い「×」マークが付いていないか(まれ)
赤い×は、
デバイスが無効化されている状態を示します。
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BIOSで無効化されている
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手動で無効にされた
といったケースが考えられます。
デバイスの詳細エラー内容を確認する方法
問題がありそうなデバイスが見つかったら、
必ず詳細情報を確認します。
確認手順
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該当デバイスを 右クリック
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「プロパティ」を選択
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「デバイスの状態」欄を確認
よくある表示例
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このデバイスは正常に動作しています。 -
このデバイスのドライバーがインストールされていません。(コード28) -
このデバイスを開始できません。(コード10)
👉 コード番号(コード10 / 28 など)は
トラブルシューティングの重要なヒントになります。
よく不具合が出やすいデバイスカテゴリ
特にトラブルが多いのは以下です。
ネットワーク関連
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ネットワーク アダプター
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Bluetooth
音声関連
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サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー
USB関連
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ユニバーサル シリアル バス コントローラー
表示関連
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ディスプレイ アダプター(画面が映らない/解像度がおかしい)
不具合を見つけた後にやるべき基本対応
※詳細な対処は別記事で解説すると内部リンクしやすい構成です。
基本対応の例
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ドライバーの更新
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ドライバーの再インストール
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Windows Updateの実行
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メーカー公式サイトからドライバー取得
👉 原因切り分けの第一歩は必ずデバイスマネージャー確認です。
まとめ
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Windows11の不具合調査は
デバイスマネージャー確認が最優先 -
黄色「!」や不明なデバイスを見逃さない
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エラーコードは必ずチェックする
トラブル時に慌てず、
まずはデバイスマネージャーを確認する習慣を付けましょう。


