Windows11を使っていて、タスクバーがクリックできない／消えてしまった／固まったといったトラブルに遭遇したことはありませんか？

• スタートボタンが反応しない

• タスクバーが完全に表示されない

• アイコンをクリックしても何も起きない

本記事では、Windows11でタスクバーが反応しない・消えた場合の原因と復旧方法を、初心者でも試しやすい順に解説します。

よくある症状

まずは、よく報告される症状を整理します。

• タスクバーが完全に消えている

• 表示はされているがクリックできない

• スタートメニューが開かない

• 通知領域（右下）が反応しない

• 再起動しても直らない

これらはExplorer（エクスプローラー）の不具合やWindows Update後の不整合が原因で起こることが多いです。

原因として多いもの

復旧方法① Explorerを再起動する（最優先）

最も簡単かつ効果が高い方法です。

手順

1. Ctrl + Shift + Esc を押して「タスクマネージャー」を開く

2. 一覧から Windows エクスプローラー を探す

3. 右クリック → 再起動

👉 多くの場合、これだけで即復旧します。

復旧方法② タスクマネージャーから手動でExplorerを起動

Explorer自体が落ちている場合はこちら。

手順

1. Ctrl + Shift + Esc → タスクマネージャー

2. 「ファイル」→「新しいタスクの実行」

3. explorer.exe と入力して OK

復旧方法③ PCを再起動する（意外と有効）

単純ですが、一時的なプロセス異常であれば再起動で直ります。

• 電源ボタン長押しによる強制終了は極力避ける

• 通常の「再起動」を推奨

復旧方法④ システムファイルを修復する（SFC）

Explorerの再起動で直らない場合は、システムファイル破損の可能性があります。

手順

1. スタートを右クリック → Windows ターミナル（管理者）

2. 以下を入力して Enter

完了まで数分かかります。
破損が見つかった場合、自動で修復されます。

復旧方法⑤ DISMでWindowsイメージを修復

SFCでも直らない場合の最終手段です。

※ ネット接続が必要です。

復旧方法⑥ 最近のWindows Updateをアンインストール

「更新後からおかしい」場合は有効です。

手順

1. 設定 → Windows Update

2. 更新の履歴 → 更新プログラムをアンインストール

3. 直近の品質更新プログラムを削除

それでも直らない場合

以下も検討してください。

• 新しいユーザーアカウントを作成して症状確認

• セーフモードで起動して原因切り分け

• 常駐アプリ（タスクバー拡張ツール等）の削除

まとめ

Windows11のタスクバー不具合は、Explorerの再起動で直るケースが大半です。

おすすめ対処順

1. Explorerを再起動

2. PC再起動

3. SFC / DISM

4. Windows Updateの見直し

慌てず、上から順に試してみてください。