Windows Updateが「インストール中」で止まる原因は、更新プログラムの処理待ちだけでなく、ストレージ不足、Windows Updateサービスの不具合、更新キャッシュの破損、システムファイルの異常などが関係しています。多くの場合は、トラブルシューティングの実行、更新サービスの再起動、キャッシュの削除で改善します。本記事では、Windows 11で実際に効果がある対処法を、順番に分かりやすく解説します。
Windows Updateが何度も失敗する場合は、更新プログラム自体の不具合や設定の問題が原因になっている可能性があります。詳しい原因と具体的な対処法については、以下の記事で解説しています。
Windows Updateが「インストール中」で止まる主な原因
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 空き容量不足 | 更新ファイルを展開できず処理が停止する |
| Windows Updateサービスの不具合 | 更新処理自体が動かなくなる |
| 更新キャッシュの破損 | ダウンロード済みファイルが壊れている |
| システムファイルの破損 | 更新処理に必要なWindowsファイルが異常 |
| ドライバーや周辺機器の影響 | 古いドライバーが更新を妨げる |
| セキュリティソフトの干渉 | ファイル展開をブロックする場合がある |
まずはしばらく待つ(目安30〜60分)
「インストール中」で止まっているように見えても、内部処理が続いている場合があります。
特に大型更新(機能更新プログラム)は時間がかかります。
次の状態なら、しばらく待ちます。
・ディスクアクセスランプが点滅している
・ファンの音がしている
・PCが固まっていない
1時間以上まったく変化しない場合は、次の対処へ進みます。
Windows Updateのトラブルシューティングを実行する
- 設定 を開く
- システム → トラブルシューティング
- その他のトラブルシューティング
- Windows Update の「実行」をクリック
検出された問題が自動で修復されます。
完了後は再起動して更新を再実行します。

PCを再起動して更新をやり直す
一時的な不具合で処理が止まっている場合は、再起動だけで改善することがあります。
- スタート → 電源 → 再起動
- 起動後、設定 → Windows Update
- 更新プログラムのチェック をクリック
「失敗」と表示されても、再試行で成功するケースがあります。
ストレージの空き容量を確保する
更新には数GBの空き容量が必要です。
- 設定 → システム → 記憶域
- 一時ファイル をクリック
- 不要な項目にチェック
- ファイルの削除 をクリック
特に効果がある項目
・Windows Updateのクリーンアップ
・一時ファイル
・ごみ箱
Windows Updateサービスを再起動する
- スタートを右クリック
- ファイル名を指定して実行
- services.msc と入力
次のサービスを再起動します。
・Windows Update
・Background Intelligent Transfer Service
それぞれ右クリック → 再起動 を選択します。
更新キャッシュを削除する
- 管理者としてコマンドプロンプトを起動
- 次を順に入力
net stop wuauserv
net stop bits
- エクスプローラーで開く
C:\Windows\SoftwareDistribution
- 中身をすべて削除
- コマンドで再開
net start wuauserv
net start bits
その後、Windows Updateを実行します。
システムファイルを修復する
- 管理者としてコマンドプロンプトを起動
- 次を実行
sfc /scannow
完了後、次を実行
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
完了したら再起動します。
周辺機器を外して更新する
次の機器を外した状態で更新を実行します。
・USBメモリ
・外付けHDD
・プリンター
・カードリーダー
古いドライバーが更新処理を止める場合があります。
セキュリティソフトを一時停止する
サードパーティ製セキュリティソフトが更新を妨げることがあります。
一時的にリアルタイム保護を無効にして更新を実行します。
更新完了後は必ず有効に戻してください。
手動で更新プログラムをインストールする
- 設定 → Windows Update → 更新履歴
- 失敗している更新のKB番号を確認
- Microsoft Update カタログを開く
- KB番号で検索
- .msuファイルをダウンロードして実行
よくある質問(Q & A)
- 強制終了しても大丈夫ですか?
-
1時間以上進まない場合は、電源ボタン長押しで電源を切って再起動しても問題ありません。ただし頻繁な強制終了は避けてください。
- %表示がずっと変わりません。故障ですか?
-
故障ではありません。内部処理中は%が動かないことがあります。
- 毎回止まります。どうすればいいですか?
-
更新キャッシュの削除と、sfc /scannow、DISM修復を実行してください。
- 更新しないと危険ですか?
-
セキュリティ修正が含まれるため、更新は重要です。
まとめ
Windows Updateが「インストール中」で止まる原因は、容量不足、サービス異常、更新キャッシュの破損、システムファイルの不具合などです。まずは再起動とトラブルシューティングを実行し、それでも改善しない場合はキャッシュ削除やシステム修復を行ってください。ほとんどのケースはこれらの手順で解決できます。



