IntelがBroadwellの開発コードで呼称されてきた第五世代のCoreプロセッサの正式発表を行いました。
既に同アーキテクチャを採用するタブレット向け熱設計枠のプロセッサのCore Mは、一部モバイルノートパソコンなどに搭載される形で製品が発売されていましたが、正式発表としては今回が初めてとなります。
パソコンのニーズがデスクトップ型からノート型に完全にシフトしていることもあり、今回発表されたプロセッサはいわゆるU型番のデュアルコア、ノート向けの製品だけとなっています。
デスクトップパソコンや、持ち運びを考えないデスクトップパソコン置き換えの重量級ノートパソコンに使われるような、本当の高性能(高発熱)タイプのプロセッサは、夏以降の発表となるようです。
第五世代Coreプロセッサではプロセスルールが14nmにステップアップしてより一層の省電力化が期待されていますが、それを仕様でも表すように、TDP 15W枠のデュアルコアCPUでも最高/定格で2.6GHz動作のモデルまでが製品化されています。
TDP 28W枠では、高性能の統合GPU、IrisGraphics搭載のモデルもリリースされます。