EXCELで何らかの表を作成して、表中にある項目をキーにマッピングして他の表の項目から値を取得したくなる場合があります。こういう場合はVLOOKUP関数を使用すると非常に便利なので覚えておいて損はないです。
「VLOOKUP」関数とは
- 指定した範囲の中から検索条件に一致したデータを検索して取得出来る関数です。
「VLOOKUP」関数の書式
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索方法])
- 検索値:必須。表または範囲の左端の列で検索する値を指定します。検索値には、値または参照を指定します。検索値に範囲の左端の列の最小値未満の値を指定すると、エラー値「#N/A」が返されます。
- 範囲:必須。データを含むセル範囲です。セル範囲への参照 (A2:D8 など)、またはセル範囲名を指定します。範囲の左端の列の値から、検索値が検索されます。これらの値には、文字列、数値、論理値のいずれかを指定できます。英字の大文字と小文字は区別されません。
- 列番号:必須。目的のデータが入力されている列を、範囲内の左端から数えた列数で指定します。列番号に 1 を指定すると、範囲の左端の列の値が返され、列番号に 2 を指定すると、範囲の左から 2 列目の値が返されます (3列目以降も同様に指定します)。
- 検索方法:省略可能。VLOOKUP を使用して検索値と完全に一致する値だけを検索する場合はFALSE、その近似値を含めて検索するかを指定する場合はTRUEを指定します。
「VLOOKUP」関数の使用例
-
下記使用例では日付が一致すれば「予定表」の「祝日」列へ「祝日表」の「祝日」列の値を表示しています。

- C6セルの設定例:=IF(ISERROR(VLOOKUP($B6,$F$4:$G$20,2,0)),””,VLOOKUP($B6,$F$4:$G$20,2,0))
ExcelでVLOOKUP関数を使用すると「#N/A」と表示されてしまうケースを見かける事があるかと思います。この事象の発生原因と対処方法をメモしておきます。
◆設定例(C4セル):「=VLOOKUP($B4,$F$4:$G$20,2,0)」

発生原因
- 【検索値】となるセルに値が入力されていない。
- 【検索値】となるセルの値が、【検索範囲】に指定した一覧表に存在しない。
対処方法
- ISERROR関数を使用し、VLOOKUPの結果ERRORとなる場合には””が表示されるように条件を指定します。
◆設定例(C4セル):「=IF(ISERROR(VLOOKUP($B4,$F$4:$G$20,2,0)),””,VLOOKUP($B4,$F$4:$G$20,2,0))」
何だか「一般社員の残業代がゼロになる?」というとんでもない内容がニュースに出ていたので、非常に気になったので調べてみました。
事の発端
政府の産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)は、労働時間にかかわらず賃金が一定になる働き方を一般社員に広げることを検討する。民間議員の長谷川閑史(やすちか)・経済同友会代表幹事らがまとめ、22日夕に開かれる経済財政諮問会議との合同会議に提言する方向で調整している。6月に改訂する安倍政権の成長戦略に盛り込むことを検討する。
<朝日新聞DIGITALより>
との事。
現状は?
まず、現状ではどういう制限となっているのかというと、
- 部長級などの上級管理職や研究者などの一部専門職に限り、企業が労働時間にかかわらず賃金を一定にして残業代を払わないことが認められています。
提言後は?
確定ではありませんが、今回の政府提言を反映されると現状の上級管理職や研究者以外にも以下の条件に該当する場合、残業代ゼロが適用されることになります。
- 年収が1千万円以上など高収入の社員 ※前提:社員本人の同意が必要
- 高収入でなくても労働組合との合意で認められた社員 ※前提:社員本人の同意が必要
上記を踏まえた上での考察
まず、提言された内容が反映された場合でも、最終的に本人が同意しなければ年収の低い一般社員にまで残業ゼロが適用されることはないとの事です。ですが根本的に年収の低い一般社員というのは会社内では弱い立場にあるので、会社の方針ということで進められると本音は嫌でもYESと返答せざるえない場合が多くなってしまうのではないかという点です。中小企業などでは労働組合が形骸化しているところも多いでしょうから会社の方針とされると従わざるえなくなるので「労働組合との合意」はほとんどセーフティネットにはならないと思われます。そうなると年収の低い一般社員でも企業側は成果が出ない限りいくらでも強制的にサービス残業させることが出来るようになってしまうので、労働者側に対するメリットが何もない悪法が出来上がってしまう事になりかねません。完全に企業側の利益のみ追求している提言としか思えませんが・・・。EUでは長時間労働後は強制的に11時間空ける必要があるという制限があるようですが、それすらない今の日本の労働環境でこんな提言をすんなり通されたらますます労働者にとっては過酷な労働を強いられる恐れが高いのではと懸念ばかりが浮かんでしまいます。これを取り入れる労働者側のメリットって一体・・・。
ITとは全く関係ないのですが、最近生活用品で感動した製品があったのでご紹介します。風呂場で髪の毛などが排水口に詰まってしまい、排水時に排水口から逆流してしまったので、洗浄用品を試して駄目なら業者を呼ぶしかないかなあと思い、まずはホームセンターで「パイプユニッシュ」という洗浄剤を購入して試してみました。これが効果的目!2、3回使用してバスタブに溜まった湯を一気に排水した見事に詰まりが解消されました。思わず日本の技術力すげ〜と感動してしまいました。まあ、こまめに掃除するのが一番なのですが、ものぐさな自分にはなんとも・・・。それにしても業者を呼ばずにわずか数百円で解消出来たので良かったです。
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製品の特徴
- 強粘度のジェル採用!
- 髪の毛ヘドロを密着して溶かす!
- ニオイも解消! !
注意事項
- 塩素系の洗浄剤ですので使用する際は換気を良くして使いましょう。
- 絶対に酸性系の液体と混ぜてはいけません。
「駑馬十駕」を信念に IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。