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PowerShellでフォルダ内のファイル一覧を取得してCSVに出力する方法

Windows環境でフォルダ内のファイル一覧を取得したい場面は多々あります。例えば、定期的なファイル管理や監査用の記録、またはバックアップ作業のために一覧をエクスポートしたい場合です。
PowerShellを使えば、簡単にフォルダ内のファイル一覧を取得し、そのままCSV形式で保存することができます。

この記事では、PowerShellでフォルダ内のファイル一覧を取得し、CSVに出力する方法を解説します。


基本コマンド

まずは基本となるコマンドです。
以下の例では、C:\Test フォルダ内のファイル一覧を取得し、filelist.csv に出力します。

各コマンドの意味

  • Get-ChildItem "C:\Test"
    指定フォルダ内のファイルやフォルダを取得します。gcidir と省略可能。

  • Export-Csv
    取得結果をCSVに変換して保存します。

  • -NoTypeInformation
    CSVの先頭に不要な型情報行を出力しないようにします。

  • -Encoding UTF8
    CSVファイルの文字コードをUTF-8に指定します(文字化け防止)。


ファイルのみ取得する場合

フォルダ名は不要で、ファイルだけを取得したい場合は -File オプションを指定します。


サブフォルダも含めて取得する場合

サブフォルダ内のファイルもまとめて一覧化するには -Recurse を付けます。


出力内容を絞り込む

CSVに出力する項目を指定することも可能です。例えば、フルパス、サイズ、更新日時 だけを出力する場合:

これにより、余計な情報を省き、必要なデータだけをCSVに保存できます。

実行例イメージ

出力されるCSVファイルをExcelで開くと、以下のように一覧が表示されます。

FullName Length LastWriteTime
C:\Test\document1.txt 1234 2025/09/17 10:30:00
C:\Test\image.png 45678 2025/09/16 15:20:00
C:\Test\subfolder\report.docx 9876 2025/09/15 09:10:00

まとめ

  • Get-ChildItem でフォルダ内のファイル一覧を取得できる

  • Export-Csv を組み合わせることで、簡単にCSVへ出力可能

  • -File-RecurseSelect-Object を使えば用途に合わせて柔軟に一覧化できる

PowerShellを使えば、手作業でリスト化する手間を省き、自動化できるのでぜひ活用してみてください。

PL/SQL:BULK COLLECTとFORALLを使った効率的な大量データ処理

Oracle PL/SQLを使って大量データを処理する際、1行ずつループして処理を行うとパフォーマンスが低下します。
このようなケースで活躍するのが BULK COLLECTFORALL です。

これらを活用することで、SQLとPL/SQL間のコンテキスト切り替えを最小限に抑え、大量データを効率的に処理できます。


BULK COLLECTとは?

BULK COLLECTは、複数行のデータを一括でコレクション(配列型変数)に格納する仕組みです。

基本構文

 
SELECT カラム名 BULK COLLECT INTO コレクション変数 FROM テーブル名 WHERE 条件;

使用例

✅ 通常のSELECT INTOでは1行しか取得できませんが、BULK COLLECTを使うと複数行をまとめて変数に格納できます。


FORALLとは?

FORALLは、コレクションに格納されたデータを使って一括処理(INSERT/UPDATE/DELETE)を行う構文です。

基本構文

 
FORALL インデックス IN コレクション.FIRST .. コレクション.LAST DML文;

使用例

FORループで1件ずつUPDATEするよりも大幅に高速化できます。

BULK COLLECTとFORALLを組み合わせる

実務では、BULK COLLECTで一括取得 → FORALLで一括更新/削除といった流れがよく使われます。

処理フロー例

  1. BULK COLLECTで対象データを配列に取得

  2. 配列の内容をFORALLで一括更新

  3. コミット

このように組み合わせることで、バッチ処理や大量データ更新におけるパフォーマンスを劇的に改善できます。


パフォーマンス比較

  • 従来のループ処理
    SQLとPL/SQL間で行き来が多くなり、数万件以上の処理では遅くなる

  • BULK COLLECT + FORALL
    コンテキストスイッチが最小化され、処理速度が数倍〜数十倍向上するケースもある


注意点

  • BULK COLLECTで一度に大量データを取得するとメモリ不足の可能性あり
    LIMIT句を組み合わせて分割取得が推奨

  • FORALLはDML専用(SELECTでは使えない)

  • 例外処理はSAVE EXCEPTIONSを付けて制御することも可能


まとめ

  • BULK COLLECT → 複数行を一括取得

  • FORALL → 複数行を一括処理

  • 大量データ処理では必須テクニック

  • メモリ管理や例外処理に注意しつつ使うと、バッチ処理の効率が大幅に改善


💡 実際のプロジェクトでは「数十万件以上のデータ更新」で特に効果が出やすいため、PL/SQLチューニングの定番として覚えておきましょう。

Teamsのステータスが「取り込み中」「退席中」から変わらないときの対処法

Microsoft Teamsを使っていると、「取り込み中」「退席中」からステータスが自動で変わらないという不具合に遭遇することがあります。
オンライン会議やチャットで正しいステータスが反映されないと、業務に支障が出ることもあります。今回は、この現象の原因と解決方法をまとめました。

 

 


よくある原因

  1. バックグラウンドでTeamsが正常に動作していない
    → アプリの一時的な不具合でステータスが更新されない。

  2. PCのスリープや省電力モードの影響
    → 一度「退席中」になったまま復帰できないことがある。

  3. カレンダー連携の不具合
    → Outlook予定表とTeamsステータスの同期がうまくいかない場合。

  4. Teamsのバージョンが古い
    → 更新不足で既知の不具合が修正されていないケース。


対処法ステップ

1. Teamsを再起動する

  • 完全にアプリを終了し、再度起動してみましょう。

  • Windowsなら タスクトレイ右下 → Teamsアイコンを右クリック → 終了 で完全終了できます。

2. サインアウト・再ログイン

  • アカウントから一度サインアウトし、再度ログインすることでステータスがリセットされる場合があります。

3. キャッシュを削除する

  • キャッシュが破損しているとステータス更新が止まることがあります。

  • Windowsの場合、以下のフォルダを削除して再起動します:

     
    %appdata%\Microsoft\Teams
  • Macの場合は以下のパス:

     
    ~/Library/Application Support/Microsoft/Teams

4. Outlook連携を確認

  • TeamsはOutlookの予定表とステータスを同期しています。

  • Outlookを開き、予定表に不自然なステータスが残っていないか確認してください。

5. Teamsを最新版に更新

  • 画面右上の プロフィールアイコン → 更新を確認 で最新バージョンにアップデートしましょう。

6. OSの再起動

  • WindowsやMacの再起動も効果的です。

  • 特に長時間PCをスリープさせていた場合に有効です。


それでも解決しないとき

  • Teamsの再インストールを検討しましょう。

  • それでも直らない場合は、会社のIT管理者やMicrosoftサポートに問い合わせするのが確実です。


まとめ

  • 「取り込み中」「退席中」から変わらないのは、キャッシュや同期の不具合が原因であることが多い。

  • 再起動 → キャッシュ削除 → 更新確認 の順で対応すれば解決できる可能性が高いです。

  • 業務に影響が出る前に、トラブル発生時はすぐに試してみましょう。

知っておくと便利なMicrosoft Teamsのショートカットキー一覧

Microsoft Teamsはビジネスで欠かせないコラボレーションツールですが、操作に時間がかかってしまうと効率が下がってしまいます。そんなときに役立つのが「ショートカットキー」。マウス操作を減らすことで、日常業務のスピードを格段にアップできます。

ここでは、覚えておくと便利なMicrosoft Teamsのショートカットキーを一覧でご紹介します。


1. 基本操作ショートカット

  • 検索バーに移動Ctrl + E

  • 新しいチャットを開始Ctrl + N

  • 既読・未読を切り替えCtrl + Shift + U

  • ステータスを設定Ctrl + Shift + O


2. 会議・通話関連ショートカット

  • カメラのオン/オフ切り替えCtrl + Shift + O

  • マイクのミュート/解除Ctrl + Shift + M

  • 画面共有開始Ctrl + Shift + E

  • 会議から退出Ctrl + Shift + H


3. チャット・メッセージ操作ショートカット

  • 既読にするCtrl + Shift + E

  • メッセージ編集↑(矢印キー)

  • 絵文字の挿入Ctrl + .

  • ファイル添付Ctrl + O


4. ナビゲーションショートカット

  • アクティビティに移動Ctrl + 1

  • チャットに移動Ctrl + 2

  • チームに移動Ctrl + 3

  • カレンダーに移動Ctrl + 4

  • 通話に移動Ctrl + 5


5. 覚えておくと便利なポイント

  • ショートカットキーは WindowsとMacで異なる場合 があるため、自分の環境に合わせて覚えましょう。

  • Teams内で Ctrl + . を押すと、ショートカットのヘルプ一覧を呼び出せます。

  • 毎日よく使う操作から順に覚えるのがおすすめです。


まとめ

Microsoft Teamsのショートカットキーを覚えることで、日常業務のスピードは確実にアップします。特に会議中のマイク操作や、チャット間の移動は即効性が高いので、ぜひ試してみてください。

HULFTでCSVをバイナリ指定するとどうなる?使い方と注意点まとめ

はじめに

企業間やシステム間のデータ連携でよく利用されるファイル転送ソフトウェア「HULFT」。日常的にCSVやログファイルをやり取りしている方も多いと思います。
その際に必ず出てくるのが「ファイルモードの指定」。HULFTには 「テキスト指定(レコード指定)」「バイナリ指定」 の2種類があり、どちらを使うべきか迷うケースが少なくありません。

本記事では 「CSVをバイナリ指定で送った場合どうなるのか?」 を中心に、メリット・デメリットや注意点を整理します。


バイナリ指定とは?

HULFTにおける「バイナリ指定」とは、ファイル内容を1バイト単位のデータとしてそのまま送受信するモードを指します。
この場合、HULFTは以下のような変換や処理を一切行いません。

  • 改行コードの変換(CRLF⇔LFなど)

  • 文字コードの変換(Shift-JIS⇔UTF-8など)

  • レコード単位の制御(固定長・可変長)

つまり「HULFTが何も手を加えずにコピーする」のがバイナリ指定です。


バイナリ指定のメリット

  1. 内容がそのまま届く
    改行コードや文字コードが勝手に変換されないため、送信元のデータを完全に保持できます。

  2. ファイル形式を問わない
    CSVに限らず、Excel、PDF、ZIP、画像ファイルなども問題なく転送可能。
    → そのため「とりあえず壊れたくないファイルはバイナリ指定」で安全に扱えます。

  3. 異なるOS間でも安心
    WindowsからLinux、Linuxからホスト系など、環境差異を気にせず転送できます。


バイナリ指定のデメリット

  1. 文字コード変換がされない
    送信側がShift-JIS、受信側がUTF-8を前提としている場合、そのままでは文字化けします。

  2. 改行コードもそのまま
    WindowsのCSV(CRLF)をLinuxで処理すると、アプリ側がLFを期待していた場合に不具合の原因になります。

  3. レコード単位の扱いができない
    COBOLやホストシステム連携など「固定長レコード前提」のファイルを扱う場合は不向きです。


CSVをバイナリ指定で送るとどうなる?

結論から言うと、基本的に悪影響はありません
CSVは単なるテキストファイルですが、HULFT側で勝手に改行コードや文字コードを変換しないので、送信元と全く同じファイルが届きます。

ただし以下のケースでは注意が必要です。

  • 文字コードが異なる場合
    送信元がShift-JIS、受信先がUTF-8で解析 → 文字化けの可能性あり。

  • 改行コードが異なる場合
    Windowsで作成したCSVをLinuxで使うと、改行が意図通りに扱えないことがある。

そのため「受信側のシステムがどの文字コード・改行コードを想定しているか」を事前に確認しておくことが大切です。


まとめ

  • バイナリ指定は「ファイルをそのまま送りたいとき」に有効。

  • CSVを送る場合も基本的に問題はないが、受信側の文字コードや改行コードの前提条件によっては注意が必要。

  • 迷ったらまずは「バイナリ指定」で送り、必要に応じて受信側で変換処理を入れるのが無難です。


👉 実際の業務では「相手先がどんなシステムで受けるのか」を確認してから指定するのが鉄則です。
もし「文字コード変換が必要」や「固定長レコード前提」のような要件がある場合は、バイナリ指定ではなくテキスト指定を選ぶ方が安全です。

「PCの動作が遅い!」Windows 11で試したいメンテナンス術

Windows 11を使っていると、最初は快適だったのに「最近なんだか動作が重い…」と感じることはありませんか?
PCのパフォーマンス低下は、不要なアプリや設定、ストレージ不足などが原因で起こることが多いです。

この記事では、Windows 11ユーザー向けの最強メンテナンス術をわかりやすく紹介します。誰でもすぐに実践できる方法ばかりなので、ぜひ試してみてください!


1. スタートアップアプリを見直す

PC起動が遅い原因の多くは、不要なスタートアップアプリです。
手順:

  1. Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開く

  2. [スタートアップ] タブを選択

  3. 不要なアプリを「無効」にする

これだけで起動速度が大幅に改善することがあります。


2. 一時ファイル・不要ファイルを削除する

Windows 11には「ストレージセンサー」という便利な機能があります。
手順:

  1. [設定] → [システム] → [記憶域]

  2. 「ストレージセンサー」を有効にする

  3. 自動的に一時ファイルや不要データを削除

また、手動で「ディスククリーンアップ」を使うのも効果的です。


3. 視覚効果を調整して軽量化

派手なアニメーションや影はPCに負荷をかけます。
手順:

  1. Win + Rsysdm.cpl と入力

  2. [詳細設定] → [パフォーマンス] の設定

  3. 「パフォーマンス優先」に変更

見た目は少しシンプルになりますが、動作はかなり軽快になります。


4. ドライバーとWindows Updateを最新にする

古いドライバーや更新されていないWindowsは、不具合や遅さの原因になります。

  • Windows Updateを実行

  • デバイスマネージャーから最新ドライバーを確認

特にグラフィックドライバーストレージ関連のドライバーは最新化をおすすめします。


5. アンチウイルス&マルウェアチェック

知らない間にマルウェアや不要なソフトが入り込んでいる場合もあります。

  • Windows Defenderのフルスキャンを実行

  • 不審なアプリがあればアンインストール

これだけで動作改善することも珍しくありません。


6. ハードウェア面の強化も検討

どうしても改善しない場合は、ハードウェアのアップグレードも効果的です。

  • SSDへの換装(HDDの場合は特に効果大)

  • メモリの増設(8GB以上推奨)

投資は必要ですが、体感速度は大幅に向上します。


まとめ

Windows 11でPCが遅く感じるときは、まずソフト的なメンテナンスを徹底し、それでもダメならハードの強化を検討するのが最強の解決策です。

今日紹介した方法を組み合わせれば、あなたのPCも新品同様の快適さを取り戻せるはずです。ぜひ試してみてください!

【Thunderbird活用】迷惑メールをフィルターで自動振り分けする手順

Thunderbird を使っていると、迷惑メールが受信トレイに溜まってしまい「手動で整理するのが面倒」と感じることはありませんか?
Thunderbird には標準で迷惑メール判定機能がありますが、判定後の移動がうまく動かない場合もあります。そんな時に便利なのが 「メッセージフィルター」 機能です。

この記事では、Thunderbird のフィルターを利用して「迷惑メールと判定されたメールを自動でフォルダ分けする方法」を解説します。


1. フィルター機能とは?

Thunderbird のフィルター機能は、受信したメールに対して条件を設定し、自動的に振り分けや処理を行う機能です。
例えば以下のような活用ができます:

  • 特定の件名や送信者のメールを指定フォルダに移動

  • 迷惑メール判定されたメールをまとめて移動

  • 自動的に削除やタグ付け


2. フィルターを作成する手順

  1. Thunderbird メニューから [ツール] → [メッセージフィルター] を開く

  2. [新規作成] をクリックし、フィルター名(例:「迷惑メール判定」)を入力

  3. 振り分け条件を設定
    以下の例では件名に[meiwaku]が含まれているメールを条件にしてます

  4. 以下の動作を実行するで「メッセージを移動する → 迷惑メールフォルダ」を選択

  5. [OK] をクリックして保存

これで、Thunderbird が迷惑と判定したメールは、自動的に迷惑メールフォルダへ移動されます。


3. 注意点とコツ

  • POP受信の場合 → Thunderbird 側の設定がメインとなります。

  • IMAP受信の場合 → サーバー側の迷惑メール判定と干渉することがあるため、Thunderbird フィルターの動作を優先させたい場合は、必ず「迷惑メール判定後にフィルターを実行する」にチェックを入れましょう。

  • 定期的に「迷惑でない」メールをチェックし、誤判定を修正してあげると精度が向上します。


まとめ

Thunderbird の迷惑メール判定だけでは受信トレイに残ってしまうケースがありますが、フィルター機能を併用すれば自動で整理できます。
日々のメールチェックを効率化するために、ぜひ設定してみてください。

Windows 11 PC vs Copilot+ PC:何がどう違う?最新AI搭載モデルを徹底比較

はじめに

2025年に入り、パソコン市場で大きな注目を集めているのが 「Copilot+ PC」 です。
従来のWindows 11搭載PCと何が違うのか、また「AI時代に対応するために買い替えるべきか?」と気になる方も多いでしょう。

本記事では、

  • 通常のWindows 11 PCとの違い

  • Copilot+ PCの特徴とメリット・デメリット

  • Copilotそのものの解説
    をわかりやすくまとめていきます。


Copilotとは?(基本解説)

まずは「Copilot」というキーワードを整理しましょう。

Copilotの正体

  • Microsoftが提供するAIアシスタント機能

  • ChatGPTをベースにした自然言語処理を活用

  • Windows 11に統合され、文章生成、メール返信、資料要約、画像生成などを支援

つまり「Windowsに組み込まれたAI秘書」といえる存在です。

Copilotでできることの例

  • WordやExcelでレポートや表を自動生成

  • Outlookメールの要約や返信文提案

  • Edgeブラウザで記事をまとめて要約

  • システム設定を「会話」で変更(例:「ダークモードにして」と入力)

これらは従来のWindows 11 PCでも利用可能ですが、Copilot+ PCではさらに進化しています。


通常のWindows 11 PCとCopilot+ PCの違い

比較項目通常のWindows 11 PCCopilot+ PC
AI処理能力クラウド依存(インターネット必須)専用AIチップ(NPU)を搭載し、ローカルでも高速処理
レスポンス速度ネット環境に左右されるオフラインでも即応答
バッテリー持ちCPU/GPU依存NPUにより低消費電力でAI処理、電池持ちが向上
機能例Copilotで文章・要約・簡単なAI処理「Recall(作業履歴検索)」や画像生成など高度なAI機能
価格帯幅広い(低価格モデルあり)新世代プレミアム機としてやや高め
対象ユーザー一般的な利用者、価格重視派AIを活用したいビジネス・クリエイター層

 

Copilot+ PCの特徴

1. 専用AIチップ「NPU」搭載

  • NPU(Neural Processing Unit) が組み込まれており、AI処理をCPUやGPUに任せず効率的に実行

  • 動画の自動編集、画像生成、音声認識などを高速で処理可能

2. 「Recall」機能

  • PC内で過去に表示・操作した内容を 時系列で検索できる 機能

  • 「あの会議で使ったスライドどこだっけ?」というときに自然言語で検索できる

3. オフラインでも動作

  • 従来はクラウド必須だったAI機能が、ローカルで処理できるように

  • 出先や電波が不安定な環境でも利用可能

4. バッテリー効率の改善

  • NPUの省電力設計により、AI処理を多用してもバッテリー持ちが良い

  • 特にモバイルノートPCでメリットが大きい


Copilot+ PCのメリット・デメリット

メリット

  • AI機能をフルに活用できる

  • オフラインでも高速動作

  • Recallで生産性が大幅アップ

  • バッテリー効率が良く、モバイル用途に最適

デメリット

  • 価格が高め(新しい分コスト増)

  • 「Recall」はプライバシー面で賛否あり(常時スクリーンキャプチャを保存するため)

  • ソフトやアプリがCopilot+に最適化されるまで時間がかかる可能性


どちらを選ぶべき?

  • 通常のWindows 11 PCが向いている人

    • 価格を重視する

    • WebブラウジングやOffice程度の利用がメイン

    • AI機能は「ちょっと試せればいい」レベル

  • Copilot+ PCが向いている人

    • AIを使って業務効率を上げたいビジネスパーソン

    • クリエイティブな制作(動画編集、音楽制作、デザインなど)を行う人

    • モバイルノートでバッテリー持ちを重視する人


まとめ

「Copilot+ PC」は単なる「最新のWindows 11 PC」ではなく、AI処理を日常的に使いこなすための新世代モデルです。

  • 文章や画像生成、作業履歴の検索などをAIに任せたい人

  • 出先でも快適にAIを使いたい人

には大きなメリットがあります。

一方で、価格重視で「最低限AI機能を試せれば十分」という方には、従来のWindows 11 PCでも問題ありません。

👉 今後は ソフトやアプリがCopilot+ PCに最適化されるにつれて、その真価が発揮される と考えられます。

WinMergeの便利なショートカットキーまとめ!作業効率を劇的にアップ

WinMergeは、ファイルやフォルダの差分比較・マージに特化した便利なツールです。
普段はマウス操作で比較や編集を行っている方も多いと思いますが、ショートカットキーを活用することで作業効率が劇的に向上します。

本記事では、WinMergeのよく使うショートカットキーをカテゴリごとに整理してご紹介します。


基本操作系ショートカット

まずは最低限押さえておきたい基本操作です。

  • Ctrl + O:ファイルを開く

  • Ctrl + Shift + O:フォルダを開く

  • Ctrl + W:現在のタブを閉じる

  • Ctrl + Tab:タブの切り替え

  • Ctrl + Shift + Tab:逆方向にタブ切り替え

→ タブを複数開いて比較する場合、覚えておくと快適に操作できます。


差分移動系ショートカット

差分を確認していく際に欠かせない操作です。

  • F7:次の差分へ移動

  • Shift + F7:前の差分へ移動

  • Ctrl + Shift + End:すべての差分をまとめてマージ

→ 長いファイルの比較時に「次の差分へジャンプ」できるのは非常に便利です。


編集・マージ系ショートカット

差分を取り込む/取り消すときの効率を大幅アップ。

  • Alt + →:左から右へコピー(マージ)

  • Alt + ←:右から左へコピー(マージ)

  • Ctrl + Z:操作を元に戻す

  • Ctrl + Y:やり直し

→ マウスを使わずに即座にマージできるので、慣れると手放せません。


表示切り替え系ショートカット

見やすい表示にサッと切り替えられるのもポイントです。

  • Ctrl + D:差分の強調表示を切り替え

  • Ctrl + Shift + D:空白文字の無視を切り替え

  • Ctrl + G:指定行にジャンプ

  • Ctrl + F:検索

→ 大きなファイルでも迷わず目的の箇所へ移動できます。


便利な活用術

  • よく使うショートカットは紙に書いてモニター横に貼っておくと、無意識に使えるようになります。

  • Altキーを使った左右マージは特に利用頻度が高いため、最初に覚えるのがおすすめです。

  • 大規模な比較では F7(次の差分へ) を使いこなすだけで作業スピードが倍以上変わります。


まとめ

WinMergeは、ショートカットキーを活用することで比較・マージ作業が格段に効率化します。

  • 基本操作 → 「Ctrl + O」「Ctrl + Tab」

  • 差分移動 → 「F7」「Shift + F7」

  • 編集・マージ → 「Alt + →」「Alt + ←」

  • 表示切替 → 「Ctrl + D」「Ctrl + G」

これらを組み合わせて使いこなせば、マウス操作に比べて圧倒的に快適に作業できます。

ぜひ日常の開発や運用の中で取り入れてみてください!

Chrome拡張機能「Tab Manager Plus」の使い方徹底解説!大量のタブを一瞬で整理する方法

Google Chromeを使っていると、ついタブを開きすぎてしまい「どのタブがどこにあるかわからない…」と困った経験はありませんか?
そんなときに便利なのが、Chrome拡張機能の 「Tab Manager Plus」 です。

この記事では、Tab Manager Plusのインストール方法から基本的な使い方、便利な機能までを徹底解説します。タブ管理で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


Tab Manager Plusとは?

Tab Manager Plus は、開いているタブを一覧表示し、検索・整理・グループ化などを簡単に行えるChrome拡張機能です。

Chrome標準にも「タブ検索」や「タブグループ」機能はありますが、Tab Manager Plusを使うとより直感的で効率的にタブを管理できます。

主な特徴

  • 開いている全タブをサムネイル付きで一覧表示

  • タブをドラッグ&ドロップで並び替え

  • 特定のタブを検索して即座に切り替え

  • 複数タブを一括で閉じる/固定する

  • ウィンドウごとにタブを移動・整理


インストール方法

  1. Chromeウェブストアを開く
    Tab Manager Plus(Chrome Web Store)

  2. 「Chromeに追加」ボタンをクリック

  3. 拡張機能を追加すると、Chromeの右上にアイコンが表示されます

これで準備完了です!


基本的な使い方

1. タブの一覧表示

拡張機能アイコンをクリックすると、開いているタブがすべてサムネイル付きで一覧表示されます。
大量のタブを開いていても、視覚的にどのサイトかわかりやすくなります。

2. タブの検索

検索ボックスにキーワードを入力すると、瞬時に該当タブを絞り込み可能。
例えば「YouTube」と入力すれば、YouTube関連のタブだけが表示されます。

3. ドラッグ&ドロップで整理

タブをドラッグ&ドロップで並べ替えたり、別ウィンドウに移動させたりできます。
直感的に操作できるため、タブ整理がとてもスムーズです。

4. 一括操作

  • 複数選択してまとめて閉じる

  • 一括で固定(ピン留め)

  • 一括で別ウィンドウへ移動

など、大量のタブを一瞬で整理できます。


応用機能

  • タブのグループ化
    作業ごとにタブをまとめると、仕事・調べもの・動画など用途別に管理できます。

  • ショートカット操作
    キーボードショートカットを設定すれば、マウスを使わずに瞬時に操作可能。


Chrome標準機能との比較

機能 Chrome標準 Tab Manager Plus
タブ検索 ○(より直感的)
タブグループ ○(+ドラッグ移動)
一括操作 △(手動で操作が必要) ◎(複数選択して一括整理可能)
サムネイル表示 ×
複数ウィンドウ管理

👉 「タブが多すぎて混乱する」人には、標準機能よりもTab Manager Plusが断然便利です。


まとめ

  • Tab Manager PlusはChromeの拡張機能で、大量のタブを整理できる強力なツール

  • 一覧表示・検索・ドラッグ&ドロップでの整理・一括操作などが可能

  • Chrome標準機能よりも効率的にタブ管理できる

タブが散らかりやすい方は、ぜひ一度使ってみてください。

注意点:Tab Manager Plusは「整理専用」拡張機能です

Tab Manager Plus は非常に便利なタブ整理ツールですが、ブックマークのようにタブを保存して後から呼び出す機能は搭載されていません

  • 一覧表示・検索・重複タブの検出・一括操作など、「今開いているタブを効率的に管理する」ことに特化しています。

  • 「あとで使うためにタブを保存しておきたい」「作業セットを残したい」といったニーズには対応していません。

そのため、ブックマーク的な役割を求める方は以下のような拡張機能を検討してください。

  • OneTab:ワンクリックで全タブを保存、後で一括復元可能

  • Session Buddy:過去のタブやウィンドウをセッションとして保存・復元可能

  • Tab Manager Plus Plus:Tab Manager Plus の派生版で保存機能を追加