FireFoxで複数バージョンで動作確認したい場合のインストール方法を説明します。
1. FireFoxのインストーラ(別Ver)をダウンロード
下記手順でFireFoxのインストーラをダウンロードして下さい。
- FireFoxのインストーラが保管されているftpへアクセスしてインストールしたいバージョンのディレクトリを選択します。今回はVer24のESR版を選択します。
⇒FireFoxバージョン別保管先
- Windows版の「win32」を選択します。
- 日本語版の「ja」を選択します。
- インストーラ用のexeファイルを選択するとダウンロードされます。
2. FireFox(別Ver)をインストール
ダウンロードしたインストーラ(別Ver)を起動してインストールを実行します。インストールは必ず下記手順で行い、インストール直後にFireFoxは起動しないように注意して下さい。
- 「次へ」を選択します。
- 「カスタムインストール」を選択します。
- 「インストール先フォルダ」を変更後、「次へ」を選択します。
※インストール先フォルダは既存のFireFoxがインストールされているフォルダとは別のフォルダを指定して下さい。
- 「デスクトップ」以外のチェックは全て外して、「次へ」を選択します。
- 「FireFoxを既定のブラウザとして使用する」のチェックを外して「インストール」を選択します。
- インストール完了後、「今すぐFireFoxを起動」のチェックを外し「完了」を選択します。
3. FireFoxのプロファイルを追加
イントール直後の状態でFireFoxを起動してしまうと、既にインストールされているFireFoxのプロファイルを使用してしまうので、追加インストールしたFireFox用のプロファイルを作成します。
- Windowsのスタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。
- 名前へ「firefox -p」と入力して「OK」を選択します。 ※反応しない場合は「firefox -createprofile firefoxX.X」と入力すればプロファイルが作成されます
- 「新しいプロファイルを作成」を選択します。
- 「次へ」を選択します。
- 新しいプロファイル名を入力し、「完了」を選択します。
- 「終了」を選択します。
- FireFoxのプロファイルフォルダを参照して今回追加したプロファイルフォルダが作成されている事を確認します。
4. FireFoxのショートカットファイルの作成
- 追加インストールしたFireFoxのフォルダ「【例】C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox_24」を開いて「firefox.exe」ショートカットファイルを作成します。
- 作成したショートカットファイルを右クリックしてプロパティを選択します。
- リンク先の末尾に「-p {上記3.5で作成したプロファイル名} -no-remote」を追記します。
【例】
「”C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox_24\firefox.exe”」
↓
「”C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox_24\firefox.exe” -p firefox24 -no-remote」
後は作成したショートカットをダブルクリックしてFireFoxを起動すれば、既存インストール済のFireFoxとは別のプロファイルを使用したFireFoxが起動されます。は上記手順を繰り返せば別バージョンのFireFoxを更に増やすことも可能となります。