YouTubeのメディア再生が、FlashからHTML5に変更終了しました。
これによって具体的にどのような効果があるのかはこの2つの技術を検討するとわかると思います。
Flashは旧、HTML5は新、時代の流れからいえばHTML5のほうが優れているということが言えます。
主な違いとしてはHTML5では動画と音声をサポートしていて、Flashプラグインがなくても再生する点です。
一方でFlashは広告のある動画は再生できないという欠点があります。また対応しているブラウザが限られています。
2010年1月にはHTML5の動画テストを公開していましたが、Flashでなければ使えない機能があったため、移行するまでに年月を経過しました。
HTML5がABRをサポートしたのを契機として移行に踏み切りました。これにより滑らかなストリーミングが可能となりました。
また、HTML5はVP9をサポートしています。VP9はビデオコーディック技術で今年の6月に完成させる予定となっています。現在、YouTubeではVP8を用いています。