Thunderbird を使っていると、迷惑メールが受信トレイに溜まってしまい「手動で整理するのが面倒」と感じることはありませんか?
Thunderbird には標準で迷惑メール判定機能がありますが、判定後の移動がうまく動かない場合もあります。そんな時に便利なのが 「メッセージフィルター」 機能です。
この記事では、Thunderbird のフィルターを利用して「迷惑メールと判定されたメールを自動でフォルダ分けする方法」を解説します。
1. フィルター機能とは?
Thunderbird のフィルター機能は、受信したメールに対して条件を設定し、自動的に振り分けや処理を行う機能です。
例えば以下のような活用ができます:
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特定の件名や送信者のメールを指定フォルダに移動
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迷惑メール判定されたメールをまとめて移動
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自動的に削除やタグ付け
2. フィルターを作成する手順
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[新規作成] をクリックし、フィルター名(例:「迷惑メール判定」)を入力
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以下の動作を実行するで「メッセージを移動する → 迷惑メールフォルダ」を選択
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[OK] をクリックして保存
これで、Thunderbird が迷惑と判定したメールは、自動的に迷惑メールフォルダへ移動されます。
3. 注意点とコツ
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POP受信の場合 → Thunderbird 側の設定がメインとなります。
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IMAP受信の場合 → サーバー側の迷惑メール判定と干渉することがあるため、Thunderbird フィルターの動作を優先させたい場合は、必ず「迷惑メール判定後にフィルターを実行する」にチェックを入れましょう。
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定期的に「迷惑でない」メールをチェックし、誤判定を修正してあげると精度が向上します。
まとめ
Thunderbird の迷惑メール判定だけでは受信トレイに残ってしまうケースがありますが、フィルター機能を併用すれば自動で整理できます。
日々のメールチェックを効率化するために、ぜひ設定してみてください。