「SQLの絵本」はDBの勉強をしようと講座を受けたときのテキストだった本です。
当時初心者だった私にも分かりやすく、仕事でSQLを書くようになって今でも手元に置いてちょっとした事を確認するのに使用しています。
書いてある事は基本中の基本ですが、同時に利用頻度の高い事でもあります。
プログラムを書くのに最近はネットで調べると直ぐにサンプルが出てくるので、言語を覚えない癖がついてしまったように思います。
SQLもブログラムを書く為に、たまに必要になるのですがちょっと間をあけると細かいルールを忘れてしまいます。
もちろんネットで調べるのも手ですが、自分の引っかかりやすいツボを押さえているのであれば、本で手元に置いてあるほうが、たくさんあるネットの情報から探すより、付箋を貼ってあるページを開くほうが早い場合があります。
同僚に質問されるような時も、この本を開いて「ここ」といった風に伝えることもあります。
言葉でまわりくどく伝えるよりも、読みやすい字で分かりやすく図解されているので、渡されたほうにとっても理解しやすい場合もあるようです。
著者:アンク
発売日:2004/08
様々な業務でシステム開発をしているとDTOやVOというクラスが出てきて違いが曖昧になってくる事があるので両者の違いについて整理しておきます。
DTO(Data Transfer Object)
- 基本的には値をまとめて受け渡す事のみを目的とするクラス。
- DTO(Data Transfer Object)はデザインパターンの一つ。
- 過去、J2EEではVO(Value Objects)と呼ばれていた。
- VOとは違い、値は変更可能なのでsetterメソッドを持つ。
VO(Value Objects)
- VO(Value Objects)もデザインパターンの一つ。
- インスタンスコンストラクタでプロパティを初期化してプロパティの変更(set)は外から出来ないようにするクラス。
- VOは不変である事が前提のため、MVC間で使用する場合にはDTOを用いた方が相性が良い。
- VOクラス例
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/** * <p>[概 要] SampleVO。</p> * <p>[詳 細] </p> * <p>[備 考] </p> * <p>[環 境] </p> */ public class SampleVO implements Serializable{ /** * 番号 */ private Integer no; /** * データ */ private String data; /** * <p>[概 要] コンストラクタ。</p> * <p>[詳 細] </p> * <p>[備 考] </p> * @param no * @param data */ public SampleVO(Integer no, String data) { this.no = no; this.data = data; } /** * <p>[概 要] 番号を取得する。</p> * <p>[詳 細] </p> * <p>[備 考] </p> * @return 番号 */ public Integer getNo() { return no; } /** * <p>[概 要] データを取得する。</p> * <p>[詳 細] </p> * <p>[備 考] </p> * @return データ */ public String getData() { return data; } } |
「駑馬十駕」 IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。