Excelで文字列として入力済の値をまとめて数値形式へ変換する方法です。
以下の様にA1~A3セルへは文字列として入力しており、A4セルで集計してますが文字列なので0表示されてしまっています。
このA1~A3セルの文字列を数値形式に変換してみます。
Excelで図形(オブジェクト・オートシェイブ)内の文字列を検索すると通常は以下の様に検索結果にヒットせず「検索対象が見つかりません。…」と表示されます。
今回は「Relax Tools AddIn」というアドインを導入して図形内の文字列を検索可能とする手順を説明します。
Excelで図形内の文字を検索できるのは意外と知られていませんが、実務ではかなり便利です。
特に「フローチャート」や「構成図」「業務手順書」など、図形の中にテキストを入れて管理しているファイルでは効果絶大です。
導入時のポイントとしては以下の通りです。
アドインの互換性確認:Excelのバージョン(32bit/64bit)に合ったRelax Tools AddInを導入する。
マクロのセキュリティ設定:信頼できる発行元であることを確認し、必要に応じて「信頼できる場所」に登録。
大量の図形がある場合:シート全体を対象にすると処理時間がかかるため、範囲を限定して使うと快適。
他の用途への応用:コメントやテキストボックス内の文字もVBAで検索できるので、似た仕組みを応用すればさらに便利。
ちょっとした工夫で作業効率がぐっと上がるので、「図形の中だけ検索できない…」というときに試してみる価値はあります。
今後もExcelアドインやVBA活用の小ネタを紹介していくので、ぜひブックマークしておいてください。
Excelで作成した表やテーブルなどをWordへ貼り付ける場合、単純にコピペでも可能ですが、計算式などの書式は数値としてそのままコピーされるので今ひとつ使い勝手が良くない表になってしまいます。
そういう場合は「形式を選択した貼り付け」でExcel形式のオブジェクトとして貼り付けすることでExcelの計算式などもコピペ出来るので便利です。
Excelで非表示行を含めずに集計したい場合はSUBTOTAL関数を使用すると便利です。
フィルタで絞ったり、グループ化して一部範囲行を非表示にして現在表示されている行のみ集計したい場合などで有用となる関数です。
| Function_num (非表示行を含む) | Function_num (非表示行を含めない) | 関数 |
|---|---|---|
| 1 | 101 | AVERAGE |
| 2 | 102 | COUNT |
| 3 | 103 | COUNTA |
| 4 | 104 | MAX |
| 5 | 105 | MIN |
| 6 | 106 | PRODUCT |
| 7 | 107 | STDEV.S |
| 8 | 108 | STDEV.P |
| 9 | 109 | SUM |
| 10 | 110 | VAR.S |
| 11 | 111 | VAR.P |
Excelの基本用途は表作成ですが、表の作成段階でテーブル化しておくことで作業効率化出来るのでメモしておきます。
Excelで以下のような表を作成すると集計行や列を追加したり見出しの色を変えて見やすくし、行ストライプ表示(しましま表示)にして見栄え良くして。。など手作業で色々と装飾系にも気を使って追加すると地味に面倒な作業ですが、表の初期作成段階でテーブル化することでそれらの作業を自動で実行してくれるので作業効率を上げることが出来ます。
本記事では Microsoft Excel において「作成した表をテーブル化」することで、見出し行の色分け・フィルター・行ストライプなどの設定を自動化し、作業効率を上げる方法をご紹介しました。
ここからさらに一歩踏み込むためのポイントとして、以下をぜひご検討ください。
データの追加・更新が発生しやすい場合は、“テーブル参照”を意識する
テーブル化された範囲を参照して数式やグラフを組んでおくと、行数が増減しても自動追尾されるため、集計・可視化の手間をぐっと減らせます。
テーブルデザインと命名を活用する
「テーブル1」「テーブル2」などの自動名称を、自分にとって分かりやすい名前に変更しておくと、どのテーブルがどのデータを表しているのかが一目で分かり、ドキュメントの保守性が高まります。
テーブルを軸に「スライサー」「ピボットテーブル」「Power Query」への展開を視野に入れる
テーブルにしておくことで、たとえばスライサーの挿入やピボットテーブルでの切り口分析が簡単になります。また、外部データを定期取得して分析する場合も、 Power Query を使ってテーブル接続させることで自動化が可能です。
共有・チーム運用時における「テーブル化」の意義
チームメンバーと共有するスプレッドシートでは、テーブル化しておくことでどの範囲がデータ部分か即座に把握でき、フィルターや行削除などの誤操作を防ぎやすくなります。操作の統一化・見通しの良さという意味でも効果があります。
テーブル化というひと手間を最初に挟むことで、後々の「毎回の装飾」「範囲を都度指定する数式」「フィルター更新忘れ」などの地味な手作業を削減できます。ぜひ、表の作成段階で「この範囲はテーブル化した方が良いか?」という視点を持ち、日々のExcelワークをよりスマートにしてみてください。
以下の様にExcelで複数の図形(オブジェクト)の配置がバラバラになっている時に配置をきれいに揃える方法についてメモしておきます。
今回は左揃えを例にしてみましたが、配置のメニューで右揃えや上揃え、下揃えなど色々選択出来るので自由に配置を調整することが出来ます。