Excelで文字列を全角、半角へ変換するにはJIS関数やASC関数を使用することで簡単に変換が可能となります。
- 全角文字へ変換したい場合はJIS関数を使用します。
JIS関数は半角の英字・数字・カタカナ・記号を全角に変換出来ます。
以下の例ではB2セルの書式へ「=JIS(A2)」と入力しています。
- 半角文字へ変換したい場合はASC関数を使用します。
ASC関数は全角の英字・数字・カタカナ・記号を半角に変換出来ます。
以下の例ではC2セルの書式へ「=ASC(A2)」と入力しています。

Excelでは文字列変換する際に入力した文字を記憶しています。
その機能を利用したPHONETIC関数を使用することで氏名などへ自動でフリガナを振ることが出来ます。
自動でフリガナを振る方法
- 以下のように氏名などを入力したセルをPHONETIC関数で指定すれば、変換時に入力した内容でフリガナを表示できます。以下の例ではB2セルの書式へ「=PHONETIC(A2)」と入力しています。

EXCELでCOUNTIFやCOUNTIFSなどで空欄以外を判定するには条件欄に”<>”と入力することで判定が可能となります。
Excelで空欄以外を判定する方法
以下の表の状態欄の空欄以外をカウントする例です。
E4セルの書式には「=COUNTIF(C3:C9,”<>”)」を指定してます。

EXCELには文字列で指定した値をセル参照できる「INDIRECT」関数があります。
このINDIRECT関数を使用することで別々の列にキーとなるIDが指定されているような場合などでは、
VLOOKUPだけだとキーに指定しずらくなりますがINDIRECTと組み合わせて使用すると便利になったりします。
INDIRECT関数の使用例
以下の表の場合、A列とB列に別々のIDが指定されています。
一旦C列にIDが記載されているセル番地を入力し、D列でC列の値をINDIRECTで参照しています。
ここまでやれば後は商品マスタ(B9:C11)からVLOOKUPで簡単に取得することが出来ます。

- D2セルの書式「=INDIRECT(C2)」
- E2セルの書式「=VLOOKUP(D2,B9:C11,2,FALSE)」
INDIRECT関数の書式
参照形式(任意指定):TRUE(A1形式)、FALSE(R1C1形式)
Excelで”TEST_CHANGE”のようなスネークケースの文字列を”testChange”のようなキャメルケースの文字列へ変換変換する方法です。
スネークケースからアッパーキャメルケースへの変換方法
スネークケースから先頭大文字のアッパーキャメルケースへ変換する場合は「PROPER」関数と「SUBSTITUTE」関数を使用します。
以下の例ではA2セルにある内容をB2セルへアッパーキャメルケースで表示しています。
B2セルへは「=SUBSTITUTE(PROPER(A2),”_”,””)」と入力します。

スネークケースからローワーキャメルケースへの変換方法
スネークケースから先頭小文字のローワーキャメルケースへ変換する場合は「PROPER」、「SUBSTITUTE」、「LEN」、「MID」、「LEFT」、「LOWER」関数を使用します。
以下の例ではA2セルにある内容をB2セルへアッパーキャメルケースで表示しています。
B2セルへは「=SUBSTITUTE(PROPER(A2),”_”,””)」と入力します。
「駑馬十駕」を信念に IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。