「Excel」カテゴリーアーカイブ

Excel:自動で連番を振る方法

Excelで連番を振る方法はいくつかあるのでメモしておきます。

【方法1】セルの右下を選択してそのままCtrlキー押下したままドラッグする方法

  1. 最初に1など数値を入力しておき、そのセルの右下の小さな■マークをマウスポインタで選択します。
  2. Ctrlキーを押下したまま連番を振りたい方向にドラッグすると連番が自動的に振られます。セルの書式が標準や数値ならCtrlキーの押下が必要となり、書式が文字列ならCtrlキーの押下は不要です。

【方法2】ROW()関数を使用する方法

  • 連番を振りたいセルに「=ROW()」関数を指定することで該当セルの行番号に相当する数値を表示できます。ただROWだけではシートの3行目に指定すると「3」と表示されてしまうので、途中から連番振りたい場合には開始連番が1になるように「=ROW()-2」などとするケースが多いです。以下の例ではA2セルの書式に「=ROW()-1」と設定しています。

【方法3】ROW()関数を応用して使用する方法

  • 方法2では連番設定したあとに上の行に行追加や行削除すると開始連番がずれてしまうというデメリットがあります。その都度マイナスする値を変更するのは面倒なので行追加や行削除されても連番が変わらないようにする方法がROW() からマイナスする値を開始行のセル番号を固定指定して+1する方法です。以下の例ではA2セルの書式に「=ROW()-ROW($A$2)+1」と入力しています。この指定方法であればA2セルをそのまま他の行へコピペしても連番はインクリメントされて連番表示され、行追加や行削除されても連番はそのままで維持出来るので個人的にこの方法を愛用してます。

ExcelやWordのOfficeユーザー名を設定する方法

よく会社などでファイルサーバー上にあるExcelファイルなどを複数人で使用している場合、誰かがそのファイルを開いてると自分が開こうとしても編集出来ないことはよくあります。そういう時にユーザー名をきちんと設定していれば誰が開いているのかすぐ分かるのですが、初期設定時に設定していないと「使用者は’Windwosユーザー’です。」というように表示され「誰っ?」となることもよくあります。地味にストレス溜まることなのでOfficeのユーザー名はきちんと設定しておきましょう。。

Officeのユーザー名を設定する手順

  1. メニューの「ファイル」を選択します。
  2. 左側のメニューから「オプション」を選択します。
  3. 「Microsoft Officeのユーザー設定」欄の「ユーザー名」へ入力して「OK」ボタンを選択すれば設定完了です。一度Excelで設定してしまえば他のWordなどのOfficeソフトも共有されるのでソフト毎に設定する必要はありません。

 

 

Excel:行と列の入れ替え方法

Excelで行と列の入れ替え方法についてメモしておきます。

行と列の入れ替え手順

下記表(A1:D4)の行と列を入れ替えてみます。

  1. 入れ替えたい範囲を選択して対象のセルをコピーします。
  2. 貼り付け先のセルを選択して右クリックして「形式を選択して貼り付け」を選択します。
  3. 「行列を入れ替える」をチェックしてOKボタンを選択します。
  4. 以上で以下のように行と列が入れ替わって表示されます。

 

 

Excel:文字列を全角、半角へ自動で変換する方法

Excelで文字列を全角、半角へ変換するにはJIS関数やASC関数を使用することで簡単に変換が可能となります。

  • 全角文字へ変換したい場合はJIS関数を使用します。
    JIS関数は半角の英字・数字・カタカナ・記号を全角に変換出来ます。
    以下の例ではB2セルの書式へ「=JIS(A2)」と入力しています。
  • 半角文字へ変換したい場合はASC関数を使用します。
    ASC関数は全角の英字・数字・カタカナ・記号を半角に変換出来ます。
    以下の例ではC2セルの書式へ「=ASC(A2)」と入力しています。

 

 

Excel:自動でフリガナを振る方法

Excelでは文字列変換する際に入力した文字を記憶しています。

その機能を利用したPHONETIC関数を使用することで氏名などへ自動でフリガナを振ることが出来ます。

自動でフリガナを振る方法

  • 以下のように氏名などを入力したセルをPHONETIC関数で指定すれば、変換時に入力した内容でフリガナを表示できます。以下の例ではB2セルの書式へ「=PHONETIC(A2)」と入力しています。

Excel:変更した書式設定をまとめて反映する方法

Excelで以下の様に文字列の書式で入力済の場合、セルの書式設定をまとめて数値へ変更しただけでは入力済の内容にまでは反映されません。

変更した書式に合わせて反映させるには1セルずつF2で編集モードへ変更してEnterで確定でも書式の反映はできますが、データ件数が多い場合は現実的ではありません。
こういう場合にまとめて設定した書式へ反映する方法をメモしておきます。

セルの書式設定をまとめて反映する方法

  1. まず書式設定したい範囲を選択して書式を文字列⇒数値へ変更します。
  2. この時点ではまだ入力済の内容はまだ変更後の書式に合わせて表示されてません。
  3. 列単位でまとめて書式を反映したい場合は変更したい範囲の列を選択してデータ ⇒ 区切り位置を選択します。
  4. 区切り位置指定ウィザード画面が表示されたら完了ボタンを選択します。
  5. これで以下のように列単位で変更した書式が反映された状態になります。

よくVLOOKUPなどで値は同じなのに文字列と数値で書式が違っているので上手く表示できていない場合などで結構役に立つ手段なので覚えておくと役に立ちます。

EXCEL:COUNTIFやCOUNTIFSで空欄以外を判定する方法

EXCELでCOUNTIFやCOUNTIFSなどで空欄以外を判定するには条件欄に”<>”と入力することで判定が可能となります。

Excelで空欄以外を判定する方法

以下の表の状態欄の空欄以外をカウントする例です。

E4セルの書式には「=COUNTIF(C3:C9,”<>”)」を指定してます。

 

EXCEL:文字列で指定した値をセル参照する方法

EXCELには文字列で指定した値をセル参照できる「INDIRECT」関数があります。

このINDIRECT関数を使用することで別々の列にキーとなるIDが指定されているような場合などでは、

VLOOKUPだけだとキーに指定しずらくなりますがINDIRECTと組み合わせて使用すると便利になったりします。

INDIRECT関数の使用例

以下の表の場合、A列とB列に別々のIDが指定されています。

一旦C列にIDが記載されているセル番地を入力し、D列でC列の値をINDIRECTで参照しています。

ここまでやれば後は商品マスタ(B9:C11)からVLOOKUPで簡単に取得することが出来ます。

  • D2セルの書式「=INDIRECT(C2)
  • E2セルの書式「=VLOOKUP(D2,B9:C11,2,FALSE)

INDIRECT関数の書式

参照形式(任意指定):TRUE(A1形式)、FALSE(R1C1形式)

Excel:特定の値の時に行の色を変更する方法

Excelで特定の列の値が”完了”と入力された時などにその行の色を変更したいという事が、

資料を作成している時などよくあるので、条件付き書式を使用して簡単に設定する方法です。

条件付き書式で特定の値の時に行へ色をつける方法

以下の表の場合にD列の値が”完了”の場合に行の色を変更する方法です。

 

  1. 色を付けたい範囲を選択します。
  2. ホーム ⇒ 条件付き書式 ⇒ 新しいルールを選択します。
  3. 新しい書式ルールの画面で「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、書式欄へ「=$D2=”完了”」と入力し、書式ボタンを押下して塗りつぶしする色を選択します。
  4. 書式と色を選択したらOKボタンを押下して設定完了です。以下のようにD列が”完了”となっている行のみ色が付くようになります。

Excel:スネークケースからキャメルケースへの変換方法

Excelで”TEST_CHANGE”のようなスネークケースの文字列を”testChange”のようなキャメルケースの文字列へ変換変換する方法です。

スネークケースからアッパーキャメルケースへの変換方法

 

スネークケースから先頭大文字のアッパーキャメルケースへ変換する場合は「PROPER」関数と「SUBSTITUTE」関数を使用します。

以下の例ではA2セルにある内容をB2セルへアッパーキャメルケースで表示しています。

B2セルへは「=SUBSTITUTE(PROPER(A2),”_”,””)」と入力します。

スネークケースからローワーキャメルケースへの変換方法

スネークケースから先頭小文字のローワーキャメルケースへ変換する場合は「PROPER」、「SUBSTITUTE」、「LEN」、「MID」、「LEFT」、「LOWER」関数を使用します。

以下の例ではA2セルにある内容をB2セルへアッパーキャメルケースで表示しています。

B2セルへは「=SUBSTITUTE(PROPER(A2),”_”,””)」と入力します。