年下の上司。

メーカーからIT企業に転職し、そのスピード感、若さに圧倒される日々でした。転職して配属された部署の最初の上司は、3歳年下の元気な方でした。
年下とは言え、知識は豊富で経験も充分で、年下なのに10歳以上年上なのではないかと思え、驚いたことを覚えています。
しかし、時折、若さゆえの失敗もあり、それも微笑ましくも思えました。気を遣うのは、飲み会の場での支払いです。
おごってもらうのも気がひけるし、おごるのも気がひけるので、割り勘でいいと思うのですが、時々おごってくれそうになるのです。
一度おごってもらうと、その次はもっと考えてしまいます。IT業界だからと特別ということもないのですが、やはり年下の上司は発生しやすい状況はIT業界の特徴かもしれません。メーカーに勤務していた頃は、良くも悪くも年功序列の雰囲気もあって、上司におごってもらうことに抵抗は少なかったのですが、転職した後は、このような仕事以外のことにも少々気を遣うようになりました。

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