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JUnit:private変数を取得・更新する方法

JUnitでテストする時にprivateなメンバ変数を取得・更新したい場合の方法をご紹介します。
今回はAPI「JMockit」の「Deencapsulation」クラスを使用してカプセル化された変数を参照・更新する方法です。

JMokitのダウンロード

    以下サイトへアクセスしてダウンロードした「jmockit.jar」ファイルをクラスパスへ追加します。
    クラスパスへ追加する際、JUnitより先に読み込む必要があるのでJUnitより上位へ配置します。
    JMokitのダウンロード

JMokitのJavadoc

Javaソース

JUnitサンプル

djUnitでのプライベートコンストラクタのテスト方法

javaではUtilクラスなどのコンストラクタは無駄なインスタンス化を抑制するためにコンストラクタの修飾子をprivateにする事がよくあります。ただdjUnitで試験する場合にはコンストラクタを呼び出したくても修飾子がprivateになっていてはインスタンス化が出来ずに呼び出せないのでカバレッジを100%に出来ません。そういう場合にプライベートコンストラクタをテストする方法についてメモしておきます。

Javaソース

JUnitサンプル

djUnitを実行してクラス名の行が未実行になる

基本的な事ですがjavaのテストでdjUnitを使用していると以下の様にクラス名を指定している行が未実行になってしまうという事がありました。
この原因と対応方法についてメモして置きます。

クラス名が未実行となる原因

  • コンストラクタが定義されていない。

対応方法

  • 以下の様にコンストラクタを定義します。

    未実行の箇所がクラス名の行からコンストラクタの行へ変化したのがわかります。後はコンストラクタ用のテストメソッドを記述すれば全て実行済となります。

IEに互換表示をさせない「X-UA-Compatible」の指定方法

Web開発者泣かせでお馴染みのIEにはIEの過去バージョンモードで表示出来る互換表示機能があります。
しかし互換表示することで表示が崩れてしまう場合、デフォルトでは互換表示させたくないケースが多々あります。
そういう場合にはmetaタグで「X-UA-Compatible」を指定する事で互換モードではなく、使用しているIEの各バージョンの標準モードでレンダリングさせる事が可能となります。

使用しているIEの各バージョン毎でレンダリング

    使用しているIEの各バージョン毎でレンダリングさせたい場合は「X-UA-Compatible」へ「IE=edge」を指定します。

IEのバージョン固定でレンダリング

    特定のIEのバージョン固定でレンダリングさせたい場合は「X-UA-Compatible」へIE8なら「IE=8」、IE11なら「IE=11」を指定します。
    例えば「IE=8」を指定した場合、ブラウザのバージョンはIE11でもIE8の互換モードでレンダリングされます。

jbossとtomcatの違い

Web開発では必ずアプリケーションサーバ(APサーバ)とかWebサーバなどという言葉が出てきます。
ここでは「アプリケーションサーバ」とは何者なのか、またこの「アプリケーションサーバー」として使用されている「JBoss」と「Tomcat」の機能や違いについて整理しておきます。
その前に「アプリケーションサーバ」って何?という方もいると思いますので、簡単にまとめておきます。

アプリケーションサーバとは

  • Webシステム開発する上で構成される「プレゼンテーション層」「アプリケーション層」、「データ層」の3階層モデルにおいて、「アプリケーション層」のプログラムを実行するサーバーのこと。
  • アプリケーションサーバで提供するのは基本的に以下の3つとなります。
    • Javaなどのプログラム実行環境やデータベースへの接続機能の提供。
    • 複数の処理(スレッド)を連結するトランザクション管理機能。
    • 業務処理の流れを制御するビジネスロジックの実装。

Jbossとは

  • EJB(Enterprise JavaBeans)のオープンソース実装であるJavaによるオープンソースソフトウェア開発コミュニティのこと。
  • JBossはEJB(J2EE対応アプリケーション)を動作させるためのサーバソフトウェアとして利用されています。本来JSPやサーブレットは動作しませんが、これらを動作させるためにWebコンテナとしてTomcatを採用しています。
  • Jbossで提供される機能は「JTAトランザクションマネージャ」、「EJB」、「MDB」、「JPA」、「JMS」、「JCA」、「JAX-WS」、「JMX」、「log4jを用いたログ基盤」、「分散キャッシュなどの各種クラスタリングサービス」などがあります。

Tomcatとは

  • Apache Tomcat Project内で開発されているオープンソースのソフトウェア。
  • JavaサーブレットやJSPを処理するアプリケーションサーバ(APサーバ)/サーブレットコンテナの一つ。
  • 単独でWebサーバとして動作することも可能。
  • 実際にはプラグインとしての利用が主流となっています。
  • Tomcatで提供される機能は基本的にServlet, JSP, JDBC接続プールのみ。

とつらつら書いてみましたが、要はJbossもTomcatも「JavaをWeb(ブラウザ)上で動かすためのプログラム」という感じで理解しておけば最初の内はいいのかなあと思います。ただTomcatでは使用出来る機能が限られる為、Tomcatの機能も包含しているJBossを使用しているケースが最近は多いようです。

インスタンス変数とローカル変数の違い

Webシステムは基本的に複数人で同時利用されるのが前提のため、マルチスレッドアクセスを考慮した設計・実装を行う必要があります。業務でJavaの各変数とスレッドセーフについて考える機会があったので、「インスタンス変数とローカル変数の違いとスレッドセーフとの関係」について今回は整理してみようと思います。

Javaでの変数毎のメモリ管理イメージ


    上記は変数毎のメモリ管理イメージとなります。Javaではクラス変数やインスタンス変数はヒープ領域と呼ばれる共有メモリ領域へ保存されます。複数のスレッドで共有され別のスレッドに書き換えられる可能性があり,スレッドセーフではありません。対してローカル変数はJavaスタックと呼ばれるスレッド固有メモリ領域へ保存されます。スレッド固有領域なので別のスレッドに書き換えられる可能性はないのでスレッドセーフとなります。

インスタンス変数とは

  • サンプルコード
  • メソッドの外に記述します。staticは付けません(staticが付くとクラス変数になります)。
  • ヒープ領域と呼ばれる共有メモリ領域へ保存される為、宣言しただけではスレッドセーフにはなりません。
  • スレッドセーフを保つ為には初期化する必要があります。
    • コンスラクタで初期化
    • インスタンス宣言時に初期化
    • 最初のget時に初期化
  • 他のスレッドからの更新を防ぐ為、修飾子はprivateにする必要があります。
  • 当該クラス内の任意のメソッドから参照可能となります。

ローカル変数とは

  • サンプルコード
  • メソッド内に記述します。
  • そのメソッドが実行中の間だけ有効となります。
  • Javaスタックと呼ばれるスレッド固有メモリ領域へ保存される為、スレッドセーフとなります。

DTOとVOの違い

様々な業務でシステム開発をしているとDTOやVOというクラスが出てきて違いが曖昧になってくる事があるので両者の違いについて整理しておきます。

DTO(Data Transfer Object)

  • 基本的には値をまとめて受け渡す事のみを目的とするクラス。
  • DTO(Data Transfer Object)はデザインパターンの一つ。
  • 過去、J2EEではVO(Value Objects)と呼ばれていた。
  • VOとは違い、値は変更可能なのでsetterメソッドを持つ。

VO(Value Objects)

  • VO(Value Objects)もデザインパターンの一つ。
  • インスタンスコンストラクタでプロパティを初期化してプロパティの変更(set)は外から出来ないようにするクラス。
  • VOは不変である事が前提のため、MVC間で使用する場合にはDTOを用いた方が相性が良い。
  • VOクラス例

<b>太字タグと<strong>論理強調タグの違い

HTMLを作成する時に悩む、<b>太字タグと<strong>論理強調タグの違いについてメモしておきます。
この二つは表面上はよく似ていて、どちらも太字になります。
ですが<b>タグは単に太く見えるだけで単なる一般的な太字ですが、<strong>タグは検索エンジンなどにおいて、特別な意味を持ったタグとなります。
検索エンジンなどで注視させたい場合などは<strong>タグを用いると良いでしょう。
逆に<b>タグは単なる太く見えるだけのタグなので、文章の中で読者に対して注視させたい場合に用います。
私の場合は以前よくSEOの観点から<strong>タグを活用していました。
メタタグなどよりは多少の効果はあるようで、特定の検索ワードで上位になることも多かったです。
今は時間的に余裕がなく面倒なので、あまり文章内の特別な編集は殆どしていませんが、多少の効果があるという事は確かなようです。
他にもメタタグなど色々なタグがHTMLにはありますが、<b>タグや<strong>タグは初心者でも簡単に用いる事が出来ると思うので、うまく活用すると良いかもしれません。

「Illustrator」でロゴを出力する際に背景色を透明にする方法

イラストレーターを使用してロゴ作成後、Web用に画像をjpeg形式で出力してみたら背景色が白で塗りつぶされていたので、原因を調べてみました。

  • Ver:Adobe Illustrator CS5.1

イラストレーターでは画像形式(jpegやpngなど)で出力する際は、ファイルメニューから「Webおよびデバイス用に保存」か「書き出し」のいずれかを選択します。背景色を透明にする場合はどちらを選択しても構いませんが、出力するファイル形式を「png」か「gif」(個人的には「png」がオススメ)にする必要があります。
今回はjpegで保存していたのが原因だったようです。

背景色を透明にして保存する方法

  1. ファイルメニューから「Webおよびデバイス用に保存」を選択します。
  2. Webおよびデバイス用に保存ウィンドウの右側にプリセット選択で「PNG24」を選択し、透明部分にチェックします。
  3. 後は「保存」ボタンを押下してファイル名を指定して保存すれば完了です。
    ※以下は保存したサンプル画像となります。(背景色が透明になっているのが分かると思います)

オーバーロードとオーバーライドの違い

javaでプログラミングしていると必ずと言っていいほど「オーバーロード」や「オーバーライド」という言葉が出てきます。復習も兼ねて今回は両者の違いについて整理してみます。

オーバーロードとは

  • 同一クラス内の同一メソッド名で、「引数の型」、「引数の数」、「引数の並び順」のいずれかが異なるメソッドを複数定義すること。
  • 同一クラス内の同一メソッド名でも「戻り型」、「アクセスレベル」、「引数名」、「throws節」が不一致している場合はオーバーロードとは見做されないのでコンパイルエラーになります。
  • Javaでのオーバーロード実装例

    JUnit

    実行結果(コンソール)

    得意なプログラミング言語は「JavaScript」です。
    私の母国は「日本」です。
    得意なプログラミング言語は「JavaScript」です。

オーバーライドとは

  • 親クラス(スーパークラス)で定義されているインスタンスメソッドを、子クラス(サブクラス)で再定義すること。
  • 親クラス(スーパークラス)のメソッドを変更することは出来ませんが、子クラス(サブクラス)に特化した機能を付与する事は可能です。
  • アクセス修飾子が「private」以外でオーバーライドは適用対象となります。(例:「public」・「protected」)
  • オーバーライドする側はオーバーライドされる側と「戻り型」、「メソッド名」、「引数型」、「引数の数」が全て一致する必要があります。どれか一つでも異なる場合はオーバーライドとは見做されません。
  • Javaでのオーバーライド実装例

    スーパークラス(親クラス)

    サブクラス(子クラス)

    JUnit

    実行結果(コンソール)

    得意なプログラミング言語はJavaです。
    得意なプログラミング言語はCです。