「JUnit」カテゴリーアーカイブ

Eclipse:デフォルトのVM引数を設定する方法

EclipseでJUnitやDjUnitを実行すると「junit java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space」とメモリエラーが表示された場合は「デフォルトのVM引数」を設定する事でこの事象を回避する事が出来るのでその設定方法をご紹介します。

環境

  • Eclipse 4.2
  • Windows7 professional 64bit版

対処方法

  1. Eclipseメニューの「ウィンドウ」⇒「設定」を選択します。
  2. 設定画面で「Java」⇒「インストール済みのJRE」⇒使用しているjdkを選択して「編集」ボタンを選択します。
  3. JREの編集画面で「デフォルトのVM引数」へ以下の様に設定します。

JUnit:テスト・スイートクラスの作成方法

通常JUnitでは1クラスに対して1クラス分のテストケースクラスを作成してテストを実施します。何らかの業務でプロジェクト全体での規模になってくるとその数は何十、何百、時には何千となる事も珍しいことではありません。
こういったプロジェクトでソースに何らかの修正が入り、テストを実施するという場合に1つずつJUnitで確認していたのでは実行するだけで無駄に時間が掛かってしまいます。
こういう場合には「テスト・スイートクラス」を作成して、まとめて実行して確認するのが一般的な手法となります。

環境

    pleiades(eclipse4.2)
    junit_4.10.0

テスト・スイートクラスの作成手順

  1. テストケースクラスが保存されているパッケージで右クリックし、「新規」⇒「その他」を選択します。
  2. ウィザード画面で「JUnit」⇒「JUnitテスト・スイート」を選択し「次へ」ボタンを選択します。
  3. テストスイートクラスのファイル名(デフォルトではAllTestsとなります)、保存先のフォルダ、テストしたいクラスを設定し、「完了」ボタンを選択します。
  4. 上記手順で以下の様なテスト・スイートクラスが作成されます。

JUnit:使用出来るアノテーションの種類

JUnitで使用可能なアノテーションの種類についてまとめておきます。

環境

    junit_4.10.0

JUnit 4.10で使用できるアノテーション

    アノテーション用途
    @Beforeメソッド単位で事前実行する
    @BeforeClassテストクラスで一回だけ事前実行
    @Afterメソッド単位で事後実行する
    @AfterClassテストクラスで一回だけ事後実行
    @Ruleテスト時における一時的なルールの作成
    @ClassRule複数のテストを通じてのルール設定
    @Testテストメソッドの指定
    @Ignore一時的にテスト対象外メソッドを指定

JUnit:Exceptionのテスト方法

junitでexceptionが発生した事の確認テストはどのようにすれば良いかメモしておきます。
exceptionの発生確認は@Test内に「(expected = [確認したいExceptionクラス])」を指定する事で簡単に確認する事が出来ます。

JUnitサンプル

JUnit:privateメソッドを実行(テスト)する方法

JUnitでテストする時にprivateメソッドをテストする方法をご紹介します。
privateメソッドをテストするにはリフレクション「java.lang.reflect.Method」を使用することで実行可能となります。

Javaソース

JUnitサンプル