HTMLで番号付きリストを表示するのは<ol>タグの中に<li>タグを記述することで表現できますが、<ol>タグにreversed属性やstart属性、type属性を付与することで表示される番号を操作することが出来ます。
<ol>タグに何も属性付けない場合
HTML
|
<ol> <li>パソコン</li> <li>テレビ</li> <li>ソファー</li> </ol> |
表示結果
- パソコン
- テレビ
- ソファー
<ol>タグにreversed属性を付けた場合
HTML
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<ol reversed=""> <li>パソコン</li> <li>テレビ</li> <li>ソファー</li> </ol> |
表示結果
- パソコン
- テレビ
- ソファー
<ol>タグにstart属性を付けた場合
HTML
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<ol start="2"> <li>パソコン</li> <li>テレビ</li> <li>ソファー</li> </ol> |
表示結果
- パソコン
- テレビ
- ソファー
<ol>タグにtype属性を付けた場合
HTML
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<ol type="A"> <li>パソコン</li> <li>テレビ</li> <li>ソファー</li> </ol> |
表示結果
- パソコン
- テレビ
- ソファー
Web開発者泣かせでお馴染みのIEにはIEの過去バージョンモードで表示出来る互換表示機能があります。
しかし互換表示することで表示が崩れてしまう場合、デフォルトでは互換表示させたくないケースが多々あります。
そういう場合にはmetaタグで「X-UA-Compatible」を指定する事で互換モードではなく、使用しているIEの各バージョンの標準モードでレンダリングさせる事が可能となります。
使用しているIEの各バージョン毎でレンダリング
IEのバージョン固定でレンダリング
JSPのコメント文とHTMLのコメント文の違いについてまとめておきます。
JSPのコメント
HTMLのコメント
さて、両者の違いとは何でしょうか。
見た目大して変わらないしどっちでもいいんじゃない。というのは大きな間違いで、HTMLのコメント文はサーブレット変換時にコメントも「out.println()」によってクライアントに対して出力されてしまいます。要はそのページを表示して右クリックなどから「ソースコードを表示」などを選択するとそのコメント文もクライアント側から確認可能となります。
対してJSPのコメント文はソースコードを表示してもクライアント側から確認する事は出来ません。
使い分けとしては、そのページの開発者サイドにのみ伝えておきたい内容などは「JSPのコメント文」、そのページを閲覧するクライアント側がソースコードを確認した時に伝えたい内容は「HTMLのコメント文」というように使い分けましょう。
HTMLを作成する時に悩む、<b>太字タグと<strong>論理強調タグの違いについてメモしておきます。
この二つは表面上はよく似ていて、どちらも太字になります。
ですが<b>タグは単に太く見えるだけで単なる一般的な太字ですが、<strong>タグは検索エンジンなどにおいて、特別な意味を持ったタグとなります。
検索エンジンなどで注視させたい場合などは<strong>タグを用いると良いでしょう。
逆に<b>タグは単なる太く見えるだけのタグなので、文章の中で読者に対して注視させたい場合に用います。
私の場合は以前よくSEOの観点から<strong>タグを活用していました。
メタタグなどよりは多少の効果はあるようで、特定の検索ワードで上位になることも多かったです。
今は時間的に余裕がなく面倒なので、あまり文章内の特別な編集は殆どしていませんが、多少の効果があるという事は確かなようです。
他にもメタタグなど色々なタグがHTMLにはありますが、<b>タグや<strong>タグは初心者でも簡単に用いる事が出来ると思うので、うまく活用すると良いかもしれません。
CSSでスタイルを設定していると「margin」と「padding」の基礎知識が曖昧だと使用する際に混乱しがちなので今回は両者の違いをまとめてみます。
marginとpaddingの関係図
marginの特徴
- borderの外側にスペース(余白)が設けられる
- スペース(余白)に背景色は適用不可
- marginに負数(-5pxなど)が使用可能
- 隣接した要素と相殺される(されないケースもあります)
paddingの特徴
- borderの内側にスペース(余白)が設けられる
- スペース(余白)に背景色を適用可能
- paddingに負数(-5pxなど)は使用不可
- 隣接した要素と相殺されない
ふとエスケープとエンコードの違いって何だろうと思ったので整理してみました。
どちらも「一定の規則に従い別の記号や文字列に置換する」という点では同義語に見えますが、根本的にその性質は全く異なるものです。
エスケープ
- HTMLでは「< 」を「&gt;」へ変換することをエスケープ処理と呼称します。この場合、画面上はエスケープしても「
エンコード
- 情報を暗号や通信に適した形式(コード)に変換すること。動画などの場合、この「形式」のことをコーデックと呼びます。
例えばURLコードへエンコードすると「半角スペース」は「%20」へ置換されます。そしてURLを見てみるとエンコード後の文字列がそのまま表示されています。
Web関連の開発をしていると必ずと言っていい程「GET」と「POST」という言葉が出てくるかと思います。
今回はHTTPの「GET」と「POST」の違いについてまとめてみます。
基本事項として
「GET」も「POST」もクライアントPCなどからサーバーに送信するデータ「リクエストパラメーター」を送信する方式となります。
Web開発初心者の方だと「GET」という言葉からサーバーからデータを取得するのかなあと勘違い(私だけ?)してしまうかもしれませんが、どちらも入力フォームのデータをサーバへリクエスト送信する際に使用します。基本的に以下の特徴を踏まえて、用途別に応じて適切に使い分ける必要があります。
GET送信の特徴
- HTMLの<form>タグの属性に「<form method=”get”>」のように指定して送信します。
- 「https://write-remember.com?id=abc&data1=123」のようにHTTPリクエストヘッダへリクエストパラメータが付与されます。
URLの後の「?」がgetパラメータ開始という意味となり、パラメータが複数ある場合は「&」で区切って指定されます。
- データをリクエストURLの末尾に付与して送信する方式となるため、Webサーバやプロキシサーバのアクセスログなどに残ることになります。
- 他の人がURLを見ると、入力したデータが丸見えになってしまうリスクがあるので、ログイン画面などではIDやパスワードが他者から丸見えになるのでGET送信は使用するべきではありません。
- URLの後に付与するのでデータ量(文字数)に制限が掛かる。(Internet Explorer のURLに使用できる最大文字数は最大2,048 文字)
- GETはHTTPヘッダ情報に含まれるため、簡単に取得することが可能。
- テキストデータのみ送信可能。
POST送信の特徴
- HTMLの<form>タグの属性に「<form method=”post”>」のように指定して送信します。
- HTTPのBODY部にリクエストパラメータが格納されます。
- GETのようにURLの末尾にパラメータは付与されません。
- 個人情報などの重要な情報や、データ量が多い場合はPOST送信を使用します。
- POSTはBODY部分(form)に含まれるため、取得がちょっと面倒。
- テキスト、バイナリどちらでも送信可能。
- POST送信後にブラウザの戻るボタン押下で有効期間切れが発生する場合がある。
- GETのように容易に他者からパラメータはわかりませんが、安全に個人情報を送信する際はPOSTに加えて暗号化などの処置を施す必要があります。
HTMLでコーディングしていると、改行コードとして使用する<br>と<br />の違いって何だろうと思った事はないでしょうか。
いきなり結論を言ってしまえば<br>はHTML、<br />はXHTMLでの書式という違いになります。
XHTMLでは以下の様に終了タグ(省略式も可)を必ず記述しなければいけません。
XHTMLでは古いブラウザとの互換性を考慮して、/> の前にはひとつスペースを設けることが推奨されています。
「駑馬十駕」 IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。