先月から久しぶりにサイトの更新作業を再開して、WordPress、各種プラグイン、MySQL、PHPなどの最新化やPageSpeed Insightsの対応などをコツコツ進めてたらGoogleから以下のようなメッセージが届いてました。最近更新サボってたし、何故今?と思ってたら
「このメールは、Google Search Console にサイトが登録されている方を対象に送信されています。」
とのことでしたw。
更新作業でGoogle Search Consoleにも登録してたのが原因かあとか思いつつもメッセージ自体は結構嬉しかったです(*^^*)
Web開発では必ずアプリケーションサーバ(APサーバ)とかWebサーバなどという言葉が出てきます。
ここでは「アプリケーションサーバ」とは何者なのか、またこの「アプリケーションサーバー」として使用されている「JBoss」と「Tomcat」の機能や違いについて整理しておきます。
その前に「アプリケーションサーバ」って何?という方もいると思いますので、簡単にまとめておきます。
アプリケーションサーバとは
- Webシステム開発する上で構成される「プレゼンテーション層」「アプリケーション層」、「データ層」の3階層モデルにおいて、「アプリケーション層」のプログラムを実行するサーバーのこと。
- アプリケーションサーバで提供するのは基本的に以下の3つとなります。
- Javaなどのプログラム実行環境やデータベースへの接続機能の提供。
- 複数の処理(スレッド)を連結するトランザクション管理機能。
- 業務処理の流れを制御するビジネスロジックの実装。
Jbossとは
- EJB(Enterprise JavaBeans)のオープンソース実装であるJavaによるオープンソースソフトウェア開発コミュニティのこと。
- JBossはEJB(J2EE対応アプリケーション)を動作させるためのサーバソフトウェアとして利用されています。本来JSPやサーブレットは動作しませんが、これらを動作させるためにWebコンテナとしてTomcatを採用しています。
- Jbossで提供される機能は「JTAトランザクションマネージャ」、「EJB」、「MDB」、「JPA」、「JMS」、「JCA」、「JAX-WS」、「JMX」、「log4jを用いたログ基盤」、「分散キャッシュなどの各種クラスタリングサービス」などがあります。
Tomcatとは
- Apache Tomcat Project内で開発されているオープンソースのソフトウェア。
- JavaサーブレットやJSPを処理するアプリケーションサーバ(APサーバ)/サーブレットコンテナの一つ。
- 単独でWebサーバとして動作することも可能。
- 実際にはプラグインとしての利用が主流となっています。
- Tomcatで提供される機能は基本的にServlet, JSP, JDBC接続プールのみ。
とつらつら書いてみましたが、要はJbossもTomcatも「JavaをWeb(ブラウザ)上で動かすためのプログラム」という感じで理解しておけば最初の内はいいのかなあと思います。ただTomcatでは使用出来る機能が限られる為、Tomcatの機能も包含しているJBossを使用しているケースが最近は多いようです。
JSPのコメント文とHTMLのコメント文の違いについてまとめておきます。
JSPのコメント
HTMLのコメント
さて、両者の違いとは何でしょうか。
見た目大して変わらないしどっちでもいいんじゃない。というのは大きな間違いで、HTMLのコメント文はサーブレット変換時にコメントも「out.println()」によってクライアントに対して出力されてしまいます。要はそのページを表示して右クリックなどから「ソースコードを表示」などを選択するとそのコメント文もクライアント側から確認可能となります。
対してJSPのコメント文はソースコードを表示してもクライアント側から確認する事は出来ません。
使い分けとしては、そのページの開発者サイドにのみ伝えておきたい内容などは「JSPのコメント文」、そのページを閲覧するクライアント側がソースコードを確認した時に伝えたい内容は「HTMLのコメント文」というように使い分けましょう。
ホームページを運営していると次第にアクセス数が集まってきて楽しくなってきます。
より多くの人達に閲覧して頂くのはうれしいのですが、そのアクセス数が増えすぎるとある問題が生じてきます。そう転送量の問題です。
ホームページを運営する際、各レンタルサーバー会社と契約する方も多いと思いますが、共有サーバーの場合1つのサイトがものすごいアクセス数がある場合だと、そのサーバーを利用している他サイトの表示が遅くなってしてしまうため、アクセス制限を掛けられます。その結果、閲覧者がそのサイトを表示しようとしても503エラーが表示されてサイトが表示されなくなってしまいます。
この制限を掛ける目安となるのが転送量となります。
当サイトのサーバーはさくらレンタルサーバーを利用しているので、「プラン別の転送量」と「転送量の確認方法」をまとめておきます。
さくらレンタルサーバー:プラン別転送量の目安
プラン | 転送量(目安:1日当たり) |
ライト | 40GB |
スタンダード | 80GB |
プレミアム | 120GB |
ビジネス | 160GB |
ビジネスプロ | 200GB |
さくらレンタルサーバー:転送量の確認方法
- サーバーコントロールパネルにログインし、サイドメニューの「リソース情報」を選択します。
- 過去2日分の転送量が確認出来ます。
レンタルサーバー会社選びは転送量も非常に重要なポイントとなります。
自分がそのサイトをどの位の人に閲覧してほしいのかしっかりと想定して選択するようにしましょう。
インターネットを構成する上で、webサーバを理解することは非常に重要です。
ホームページなどのwebサイトを構築する場合、webサーバーを何にするのかというのは非常に重要になります。
webサーバーとしては、UNIXやLINUXで使われているapacheと、windowsで使われるIISの2種類が一般的に広く使用されています。
これらは機能にも違いがあるため、サーバー移行などをする場合によく理解していないとトラブルになることもあります。
apacheはレンタルサーバーなどを借りると使われていることが多く、ノウハウなどもwebサイトから収集もしやすいというメリットがあります。apacheに精通した技術者も多く、世界中で使われているといった特徴があります。
一方、IISはwindowsサーバーで使われていて、apacheに比べると需要は少なくなります。
基本的にどちらもできることは似ていますが、両者の特徴やメリット・デメリット、記述方法などをしっかりと理解して環境に最適なWebサーバを選択することが重要となります。
apacheの特徴
- 設定しだいで幅広い環境に対応出来る。
- 技術的スキルが必要となる。
- 精通した技術者も多く、世界中で使われているといった特徴があるため、トラブルが発生してもノウハウを探しやすい。
IISの特徴
- ASP(.NET Framework)を使って簡単に動的なWebページを作成出来る。
- ASP(.NET Framework)以外の言語(PHPやJava)で開発された物を動かすには、ほとんど利点がない。
HTMLを作成する時に悩む、<b>太字タグと<strong>論理強調タグの違いについてメモしておきます。
この二つは表面上はよく似ていて、どちらも太字になります。
ですが<b>タグは単に太く見えるだけで単なる一般的な太字ですが、<strong>タグは検索エンジンなどにおいて、特別な意味を持ったタグとなります。
検索エンジンなどで注視させたい場合などは<strong>タグを用いると良いでしょう。
逆に<b>タグは単なる太く見えるだけのタグなので、文章の中で読者に対して注視させたい場合に用います。
私の場合は以前よくSEOの観点から<strong>タグを活用していました。
メタタグなどよりは多少の効果はあるようで、特定の検索ワードで上位になることも多かったです。
今は時間的に余裕がなく面倒なので、あまり文章内の特別な編集は殆どしていませんが、多少の効果があるという事は確かなようです。
他にもメタタグなど色々なタグがHTMLにはありますが、<b>タグや<strong>タグは初心者でも簡単に用いる事が出来ると思うので、うまく活用すると良いかもしれません。
ホームページのアドレス部分「http://www.~」を指す場合、「URL」と言ったり「URI」と言ったりしてるのを聞いた事がないでしょうか?一体どちらを使用するのが正しいのか疑問に思う方もいらっしゃると思うので整理しておこうかと思います。
URLとは
- URLは「Uniform Resource Locator」の略称。
- URLはURIの部分集合。
URIとは
- URIは「Uniform Resource Identifier」の略称。
- RFC3986で規定されている。
- URIはURLとリソース名を示すURN「Uniform Resource Name」を含む言葉。
正式名称を見てみると「URI」、「URL」、「URN」どれもリソースを表していますが、リソースを識別する意味で使用するのなら「URI」を使用すべきです。
Web関連の開発をしていると必ずと言っていい程「GET」と「POST」という言葉が出てくるかと思います。
今回はHTTPの「GET」と「POST」の違いについてまとめてみます。
基本事項として
「GET」も「POST」もクライアントPCなどからサーバーに送信するデータ「リクエストパラメーター」を送信する方式となります。
Web開発初心者の方だと「GET」という言葉からサーバーからデータを取得するのかなあと勘違い(私だけ?)してしまうかもしれませんが、どちらも入力フォームのデータをサーバへリクエスト送信する際に使用します。基本的に以下の特徴を踏まえて、用途別に応じて適切に使い分ける必要があります。
GET送信の特徴
- HTMLの<form>タグの属性に「<form method=”get”>」のように指定して送信します。
- 「https://write-remember.com?id=abc&data1=123」のようにHTTPリクエストヘッダへリクエストパラメータが付与されます。
URLの後の「?」がgetパラメータ開始という意味となり、パラメータが複数ある場合は「&」で区切って指定されます。
- データをリクエストURLの末尾に付与して送信する方式となるため、Webサーバやプロキシサーバのアクセスログなどに残ることになります。
- 他の人がURLを見ると、入力したデータが丸見えになってしまうリスクがあるので、ログイン画面などではIDやパスワードが他者から丸見えになるのでGET送信は使用するべきではありません。
- URLの後に付与するのでデータ量(文字数)に制限が掛かる。(Internet Explorer のURLに使用できる最大文字数は最大2,048 文字)
- GETはHTTPヘッダ情報に含まれるため、簡単に取得することが可能。
- テキストデータのみ送信可能。
POST送信の特徴
- HTMLの<form>タグの属性に「<form method=”post”>」のように指定して送信します。
- HTTPのBODY部にリクエストパラメータが格納されます。
- GETのようにURLの末尾にパラメータは付与されません。
- 個人情報などの重要な情報や、データ量が多い場合はPOST送信を使用します。
- POSTはBODY部分(form)に含まれるため、取得がちょっと面倒。
- テキスト、バイナリどちらでも送信可能。
- POST送信後にブラウザの戻るボタン押下で有効期間切れが発生する場合がある。
- GETのように容易に他者からパラメータはわかりませんが、安全に個人情報を送信する際はPOSTに加えて暗号化などの処置を施す必要があります。
HTMLでコーディングしていると、改行コードとして使用する<br>と<br />の違いって何だろうと思った事はないでしょうか。
いきなり結論を言ってしまえば<br>はHTML、<br />はXHTMLでの書式という違いになります。
XHTMLでは以下の様に終了タグ(省略式も可)を必ず記述しなければいけません。
XHTMLでは古いブラウザとの互換性を考慮して、/> の前にはひとつスペースを設けることが推奨されています。
例えば、あなたが訪問したホームページでこの用語でサイト内検索したいけどサイト内検索ボックスが設置されてなくて検索出来ない!と思うことがあると思います。こういう場合はGoogleの検索オプションを使用すると簡単にサイト内検索が実施出来ます。検索オプションは他にも色々と用意されているので覚えておくと便利かも。
No | 検索オプション | 用途(概要) | 使用例 |
1 | allintitle: | ページのタイトルのみを検索対象とします。 | allintitle:資格 |
2 | allinurl: | 指定したURLを検索対象とします。 | allinurl:write-remember.com |
3 | cache: | キャッシュされた文書内で検索語を強調表示します。 | cache:write-remember.com |
4 | define: | クエリの先頭に 「define:」 と付けると、
その後に書かれた単語群の定義を検索します。 | define:資格 |
5 | filetype: | 指定した種類のファイルのみ表示します。 | filetype:pdf |
6 | info: | 指定したウェブページについてのバックグラウンド情報を
表示します。 | info:write-remember.com |
7 | intitle: | ウェブページのタイトルでのみ検索します。 | intitle:資格 |
8 | inurl: | URLに含まれるべき単語に一致するページを表示します。 | inurl:write |
9 | site: | 指定したドメイン内でのみ検索する。(サイト内検索用) | site:write-remember.com "資格"
資格 site:write-remember.com |
10 | stocks: | 株式市場での銘柄略称として検索します。 | site:google |
11 | related: | 指定したウェブページに「似ている」ウェブページを
一覧表示します。 | related:write-remember.com |
「駑馬十駕」 IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。