EXCELでのCOUNTIF関数の使用方法です。
「COUNTIF」関数とは
- 指定範囲の内、条件に一致するセルの個数を算出する関数です。
「COUNTIF」関数の書式
=COUNTIF(範囲, 検索条件)
- 範囲:必須。カウントする1つまたは複数のセルを指定します。
- 検索条件:必須。計算の対象となるセルを定義する条件を数値、式、セル参照、または文字列で指定します。
「COUNTIF」関数の使用例
下記使用例では「予定表」の「予定」列へ入力された「○」と「×」の件数をカウントしています。
- C34セルの設定例:=COUNTIF(C4:C33,”○”)
- C35セルの設定例:=COUNTIF(C4:C33,”×”)
EXCELでのCOUNTA関数の使用方法です。
「COUNTA」関数とは
「COUNTA」関数の書式
=COUNTA(値1, [値2]…)
- 値1:必須。計算対象として含める値を表す 1 つ目の引数。
- 値2:省略可能。計算対象として含める値を表す追加の引数。引数は、最大255個まで指定可能です。
「COUNTA」関数の使用例
下記使用例では「予定表」の「予定」列へ入力された件数をカウントしています。
- C34セルの設定例:=COUNTA(C4:C33)
EXCELで何らかの表を作成して、表中にある項目をキーにマッピングして他の表の項目から値を取得したくなる場合があります。こういう場合はVLOOKUP関数を使用すると非常に便利なので覚えておいて損はないです。
「VLOOKUP」関数とは
- 指定した範囲の中から検索条件に一致したデータを検索して取得出来る関数です。
「VLOOKUP」関数の書式
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索方法])
- 検索値:必須。表または範囲の左端の列で検索する値を指定します。検索値には、値または参照を指定します。検索値に範囲の左端の列の最小値未満の値を指定すると、エラー値「#N/A」が返されます。
- 範囲:必須。データを含むセル範囲です。セル範囲への参照 (A2:D8 など)、またはセル範囲名を指定します。範囲の左端の列の値から、検索値が検索されます。これらの値には、文字列、数値、論理値のいずれかを指定できます。英字の大文字と小文字は区別されません。
- 列番号:必須。目的のデータが入力されている列を、範囲内の左端から数えた列数で指定します。列番号に 1 を指定すると、範囲の左端の列の値が返され、列番号に 2 を指定すると、範囲の左から 2 列目の値が返されます (3列目以降も同様に指定します)。
- 検索方法:省略可能。VLOOKUP を使用して検索値と完全に一致する値だけを検索する場合はFALSE、その近似値を含めて検索するかを指定する場合はTRUEを指定します。
「VLOOKUP」関数の使用例
-
下記使用例では日付が一致すれば「予定表」の「祝日」列へ「祝日表」の「祝日」列の値を表示しています。
- C6セルの設定例:=IF(ISERROR(VLOOKUP($B6,$F$4:$G$20,2,0)),””,VLOOKUP($B6,$F$4:$G$20,2,0))
ExcelでVLOOKUP関数を使用すると「#N/A」と表示されてしまうケースを見かける事があるかと思います。この事象の発生原因と対処方法をメモしておきます。
◆設定例(C4セル):「=VLOOKUP($B4,$F$4:$G$20,2,0)」
発生原因
- 【検索値】となるセルに値が入力されていない。
- 【検索値】となるセルの値が、【検索範囲】に指定した一覧表に存在しない。
対処方法
- ISERROR関数を使用し、VLOOKUPの結果ERRORとなる場合には””が表示されるように条件を指定します。
◆設定例(C4セル):「=IF(ISERROR(VLOOKUP($B4,$F$4:$G$20,2,0)),””,VLOOKUP($B4,$F$4:$G$20,2,0))」
「駑馬十駕」 IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。