「Excel」カテゴリーアーカイブ

Excel:複数の条件でカウント・集計する方法

Excelで複数の条件でデータ数のカウントや集計する方法をご紹介します。
使用する関数は複数条件でのカウントならcountifs関数を、複数条件での集計ならsumifs関数を使用する事で実現出来ます。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

Excelで複数の条件でカウントする方法

今回はCOUNTIFS関数を使用して以下の表データを対象に「工程」別に「状態」毎の個数を求めます。

  1. カウント結果を表示するセル(今回はH列へ表示させるので以下はH4セルの入力例となります)へ以下の式を入力します。
    「=COUNTIFS($B$3:$B$12,$F4,$C$3:$C$12,$G4)」
  2. 後は結果を表示したい行数分コピーしてすれば「工程」別に「状態」毎の個数が表示されます。

Excelで複数の条件で集計する方法

今回はSUMIFS関数を使用して以下の表データを対象に「工程」と「状態」毎に「期間」の集計値を求めます。

  1. 集計結果を表示するセル(今回はI列へ表示させるので以下はI4セルの入力例となります)へ以下の式を入力します。
    「=SUMIFS($D$3:$D$12,$B$3:$B$12,$F4,$C$3:$C$12,$G4)」
  2. 後は結果を表示したい行数分コピーしてすれば「工程」と「状態」毎に「期間」の集計値が表示されます。

Excel:重複データをチェックする方法

Excelで重複データをチェックする方法をご紹介します。
Excelで重複データをチェックする場合はifとcountifを使用する事で簡単にチェックする事が出来ます。
以下の例ではA2セル~A10セル内で重複データの有無を調べて重複データが存在する場合にB列へ”★”を表示させています。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

Excelで重複データをチェックする方法

  1. 重複結果を表示するセル(今回はB列へ表示させるのでまずはB2セルへ入力)へ以下の式を入力します。
    「=IF(COUNTIF($A$2:$A$10,$A2)>1,”★”,”-“)」
  2. 後は結果を表示したい行数分コピーすれば重複データの行に”★”が表示されます。

Excel:1行おきに空白行を追加する方法

Excelで1行おきに空白行を挿入する方法をご紹介します。
基本的に1行おきに空白行を挿入する方法としては「Ctrlキーを押下しながら1行ずつ行番号をクリックしていく方法」と「連番列を追加してソートする方法」の2通りあります。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

Ctrlキーを押下しながら1行ずつ行番号をクリックして1行おきに空白行を挿入する方法

  1. 空白行を追加したい行をCtrlキーを押下しながら選択します。
  2. 行選択後、右クリックしメニューの「挿入」を選択します。
  3. これで以下の様に選択した各行の上に1行ずつ空白行が挿入されます。

連番列を追加してソートして1行おきに空白行を挿入する方法

    「Ctrlキーを押下しながら1行ずつ行番号をクリックしていく方法」でも空白行は1行おきに挿入出来ますが、行数が100行や1000行とかあると1行ずつ選択するのは苦行です。そういう場合は連番列を追加してソートする方法を推奨します。
  1. 空白行を追加したい行の隣に連番列を追加します。
  2. 追加した連番分のセルをコピーして真下にそのまま貼り付けます。
  3. 上記で追加した連番セルも含めてソートしたい範囲(空白行を挿入したいセル)を選択し、連番列の昇順にソートします。
  4. 連番列の昇順でソートすると以下の様に1行おきに空白行が挿入されます。

Excel:列番号の数値形式をアルファベット形式へ戻す方法

Excelで他の人が作成したファイルを開くと以下の様に列番号が数値形式になっていることがあります。

アルファベット形式に慣れている人がそのまま使用すると関数を使用する時などどのように指定すればいいのか結構迷います。
そういう時は慣れてない数値形式のまま作業する必要などありません。アルファベット形式に戻してやれば良いのです。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

列番号の数値形式をアルファベット形式へ戻す手順

  1. まずメニューの「ファイル」を選択して左メニューにある「オプション」を選択します。
  2. オプション画面が表示されたら左メニューの「数式」を選択し、数式の処理欄にある「R1C1 参照形式を使用する」のチェックを外し「OK」ボタンを選択します。
  3. 上記手順で以下の様に列番号がアルファベット形式に戻ります。

Excel:生年月日から年齢を算出する方法

Excelで生年月日から年齢を算出する方法をご紹介します。
生年月日を表示する為にはDATEDIF関数をすると簡単に年齢を算出出来ます。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

年齢を表示する手順

  1. まず生年月日を入力するセルを設定します。 ※今回の例ではB3セルへ生年月日を表示します。
    セルの書式は日付であれば好みで設定してOKです。
  2. 次に年齢を表示するセルを決めて以下の通り入力します。(今回はC3セルへ年齢を表示します。)
    「=DATEDIF(B3,TODAY(),”Y”)」
    ※DATEDIF関数の書式は以下の通りとなります。
    「DATEDIF(開始日,終了日,単位)」
    単位説明
    \Y\""期間内の満年数
    \M\""期間内の満月数
    \D\""期間内の日数
    \MD\""開始日から終了日までの日数
    \YM\""開始日から終了日までの月数
    \YD\""開始日から終了日までの日数
  3. 基本的には上記手順だけでも年齢は表示出来ますが、より分かりやすくするために年齢が「○○歳」という感じに表示されるように設定します。
    単位を表示するためには年齢を表示するセルで右クリック⇒「セルの書式設定」から「ユーザ定義」の種類へ「0″歳”」と入力します。
  4. これで以下のように生年月日を入力すれば年齢が単位付で表示されます。

Excel:西暦から和暦へ変換する方法

Excelで西暦から和暦へ変換する方法をご紹介します。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013
  1. 和暦表示するセルを選択して右クリックし、「セルの書式設定」を選択します。
  2. セルの書式設定ダイアログが表示されたら、「分類=ユーザー定義」を選択し、種類欄へ「ggge”年”m”月”d”日”」と入力します。これだけで設定は終了です。
  3. 後は書式設定したセルへ西暦で入力すると和暦へ変換されて表示されます。

Excel:ドロップダウンリストの設定方法

Excelでドロップダウン(プルダウン)リストを設定する方法をご紹介します。
Excelでは入力規則を使用することで簡単にドロップダウンリストを作成する事が出来ます。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

ドロップダウンリストの設定手順

  1. ドロップダウンリストを設定するセルを選択し、「データ」タブ⇒「データの入力規則」を選択します。
  2. 入力値の選択で「リスト」を選択、「ドロップダウンリストから選択する」へチェック、「元の値」へドロップダウンリストへ表示する値をカンマ区切りで入力しOKを選択します。
  3. 基本的には、これだけで選択したセルへドロップダウンリストが設定されます。
  • 入力規則へ直接ドロップダウンへ表示する値を入力するのは少し使い勝手が良くないので以下の様に別シートへリストへ表示する内容を入力して設定する方が実用的です。

Excel:ピボットテーブルの使い方

Excelでデータが箇条書きで順不同で一覧になっているような場合、通常はソートしてSUM関数やAVARAGE関数で合計や平均を算出したりしますが、ピボットテーブル機能を使用すれば簡単に集計処理やフィルタリングが行えるので使用すると作業が格段に楽になります。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

ピボットテーブルの使用方法

  1. まず集計対象とするセル範囲(列名含む)を選択します。
  2. 挿入タブを選択し、一番左にある「ピボットテーブル」を選択します。
  3. ピボットテーブルの作成ダイアログが表示されますのでテーブル範囲に問題なければそのまま「OK」ボタンを選択します。
  4. ピボットテーブルのフィールドオプションが表示されるので表示したい列を選択すればピボットテーブルが作成されます。
  5. 表示列の商品コードを外すと以下の様に商品名単位で表示することも出来ます。

Excel:行ストライプ表示の設定方法

Excelで表を作成していると行ストライプ(行をしましま模様でセル色を設定)表示する方法をご紹介します。

「COUNTIF」関数の使用例

  1. 行ストライプ表示の設定手順
  2. まずストライプ表示したいセル範囲を指定します。
  3. ホームタブの「条件付き書式」を選択します。
  4. 「新しいルール」を選択します。
  5. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、ルールの内容欄へ「=MOD(ROW(),2)=0」と入力後「書式(F)」ボタンを選択します。
  6. 「塗りつぶし」タブを選択し、ストライプ模様にしたいセル色を選択し「OK」ボタンを選択します。
  7. 「新しい書式ルール」のダイアログに戻るので「OK」ボタンを選択すると選択範囲内でストライプ表示されます。

Excel:COUNTIF関数の使い方

EXCELでのCOUNTIF関数の使用方法です。

「COUNTIF」関数とは

  • 指定範囲の内、条件に一致するセルの個数を算出する関数です。

「COUNTIF」関数の書式

    =COUNTIF(範囲, 検索条件)

  • 範囲:必須。カウントする1つまたは複数のセルを指定します。
  • 検索条件:必須。計算の対象となるセルを定義する条件を数値、式、セル参照、または文字列で指定します。

「COUNTIF」関数の使用例

    下記使用例では「予定表」の「予定」列へ入力された「○」と「×」の件数をカウントしています。
  • C34セルの設定例:=COUNTIF(C4:C33,”○”)
  • C35セルの設定例:=COUNTIF(C4:C33,”×”)