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Excel:ピボットテーブルの使い方

Excelでデータが箇条書きで順不同で一覧になっているような場合、通常はソートしてSUM関数やAVARAGE関数で合計や平均を算出したりしますが、ピボットテーブル機能を使用すれば簡単に集計処理やフィルタリングが行えるので使用すると作業が格段に楽になります。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

ピボットテーブルの使用方法

  1. まず集計対象とするセル範囲(列名含む)を選択します。
  2. 挿入タブを選択し、一番左にある「ピボットテーブル」を選択します。
  3. ピボットテーブルの作成ダイアログが表示されますのでテーブル範囲に問題なければそのまま「OK」ボタンを選択します。
  4. ピボットテーブルのフィールドオプションが表示されるので表示したい列を選択すればピボットテーブルが作成されます。
  5. 表示列の商品コードを外すと以下の様に商品名単位で表示することも出来ます。

Excel:行ストライプ表示の設定方法

Excelで表を作成していると行ストライプ(行をしましま模様でセル色を設定)表示する方法をご紹介します。

「COUNTIF」関数の使用例

  1. 行ストライプ表示の設定手順
  2. まずストライプ表示したいセル範囲を指定します。
  3. ホームタブの「条件付き書式」を選択します。
  4. 「新しいルール」を選択します。
  5. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、ルールの内容欄へ「=MOD(ROW(),2)=0」と入力後「書式(F)」ボタンを選択します。
  6. 「塗りつぶし」タブを選択し、ストライプ模様にしたいセル色を選択し「OK」ボタンを選択します。
  7. 「新しい書式ルール」のダイアログに戻るので「OK」ボタンを選択すると選択範囲内でストライプ表示されます。

Excel:COUNTIF関数の使い方

EXCELでのCOUNTIF関数の使用方法です。

「COUNTIF」関数とは

  • 指定範囲の内、条件に一致するセルの個数を算出する関数です。

「COUNTIF」関数の書式

    =COUNTIF(範囲, 検索条件)

  • 範囲:必須。カウントする1つまたは複数のセルを指定します。
  • 検索条件:必須。計算の対象となるセルを定義する条件を数値、式、セル参照、または文字列で指定します。

「COUNTIF」関数の使用例

    下記使用例では「予定表」の「予定」列へ入力された「○」と「×」の件数をカウントしています。
  • C34セルの設定例:=COUNTIF(C4:C33,”○”)
  • C35セルの設定例:=COUNTIF(C4:C33,”×”)

Excel:COUNTA関数の使い方

EXCELでのCOUNTA関数の使用方法です。

「COUNTA」関数とは

  • 空白以外のセルの個数を算出する関数です。

「COUNTA」関数の書式

    =COUNTA(値1, [値2]…)

  • 値1:必須。計算対象として含める値を表す 1 つ目の引数。
  • 値2:省略可能。計算対象として含める値を表す追加の引数。引数は、最大255個まで指定可能です。

「COUNTA」関数の使用例

    下記使用例では「予定表」の「予定」列へ入力された件数をカウントしています。
  • C34セルの設定例:=COUNTA(C4:C33)

Excelでプルダウンメニューを作成する方法

Excelを使用してセルの値をプルダウン(ドロップダウン)メニューから選択出来るようにする方法です。Excelでプルダウンメニューを作成する場合は入力規則を利用すると簡単に設置出来ます。

プロダウンメニューの作成手順

  • プルダウンを表示させたいセルを選択し、メニューの「データ」→「データの入力規則」を選択します。
  • データの入力規則画面の「設定」タブを選択後、「入力値の種類」で「リスト」を選択、「元の値」へリストへ表示したい内容(複数項目の場合はカンマ区切り)を入力後、「OK」ボタンを選択します。
  • 入力規則を設定すれば、以下の様に設定したセルを選択するとプルダウンリストから値を選択出来るようになります。

Excelで「#REF!」エラーの原因

Excelで計算をしていると「#REF!」と表示されてしまうケースを見かける事があるかと思います。この事象の発生原因と対処方法をメモしておきます。

発生原因

  • 指定された関数名が正しくない。

対処方法

  • セル削除後に正しいセル参照を入力します。

Excel:VLOOKUP関数の使い方

EXCELで何らかの表を作成して、表中にある項目をキーにマッピングして他の表の項目から値を取得したくなる場合があります。こういう場合はVLOOKUP関数を使用すると非常に便利なので覚えておいて損はないです。

「VLOOKUP」関数とは

  • 指定した範囲の中から検索条件に一致したデータを検索して取得出来る関数です。

「VLOOKUP」関数の書式

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索方法])

  • 検索値:必須。表または範囲の左端の列で検索する値を指定します。検索値には、値または参照を指定します。検索値に範囲の左端の列の最小値未満の値を指定すると、エラー値「#N/A」が返されます。
  • 範囲:必須。データを含むセル範囲です。セル範囲への参照 (A2:D8 など)、またはセル範囲名を指定します。範囲の左端の列の値から、検索値が検索されます。これらの値には、文字列、数値、論理値のいずれかを指定できます。英字の大文字と小文字は区別されません。
  • 列番号:必須。目的のデータが入力されている列を、範囲内の左端から数えた列数で指定します。列番号に 1 を指定すると、範囲の左端の列の値が返され、列番号に 2 を指定すると、範囲の左から 2 列目の値が返されます (3列目以降も同様に指定します)。
  • 検索方法:省略可能。VLOOKUP を使用して検索値と完全に一致する値だけを検索する場合はFALSE、その近似値を含めて検索するかを指定する場合はTRUEを指定します。

「VLOOKUP」関数の使用例

    • 下記使用例では日付が一致すれば「予定表」の「祝日」列へ「祝日表」の「祝日」列の値を表示しています。

  • C6セルの設定例:=IF(ISERROR(VLOOKUP($B6,$F$4:$G$20,2,0)),””,VLOOKUP($B6,$F$4:$G$20,2,0))

Excelで曜日を表示する方法

Excelでカレンダーを作成していると日付に対応した曜日を表示したくなるケースが良くあると思います。
曜日を表示する場合は「セルの書式設定」→「表示形式」→「ユーザ定義」を使用すれば簡単に曜日を表示することが可能となります。

ユーザ定義での曜日設定種類

ユーザ定義の種類表示例
aaa





aaaa日曜日
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
dddSun
Mon
Tue
Wed
Thu
Fri
Sat
ddddSunday
Monday
Tuesday
Wednesday
Thursday
Friday
Saturday

曜日の表示例

Excelで「#N/A」エラーの原因

ExcelでVLOOKUP関数を使用すると「#N/A」と表示されてしまうケースを見かける事があるかと思います。この事象の発生原因と対処方法をメモしておきます。
◆設定例(C4セル):「=VLOOKUP($B4,$F$4:$G$20,2,0)」

発生原因

  • 【検索値】となるセルに値が入力されていない。
  • 【検索値】となるセルの値が、【検索範囲】に指定した一覧表に存在しない。

対処方法

  • ISERROR関数を使用し、VLOOKUPの結果ERRORとなる場合には””が表示されるように条件を指定します。
    ◆設定例(C4セル):「=IF(ISERROR(VLOOKUP($B4,$F$4:$G$20,2,0)),””,VLOOKUP($B4,$F$4:$G$20,2,0))」

Excelで「#NAME?」エラーの原因

Excelで計算をしていると「#NAME?」と表示されてしまうケースを見かける事があるかと思います。この事象の発生原因と対処方法をメモしておきます。

発生原因

  • 指定された関数名が正しくない。

対処方法

  • 手入力などで指定した関数名を見直して正しい関数名を指定します。