Excelで計算をしていると「#NULL!」と表示されてしまうケースを見かける事があるかと思います。この事象の発生原因と対処方法をメモしておきます。
発生原因
- 参照するセル範囲の指定が正しくない。 ※上記例の場合は:(コロン)が抜けています。
トラブル対応に関する記事です
最近WordPressのバージョンアップを3.8へアップデートしてサイトを表示してみたら、プラグインを使用している箇所で「Warning: Missing argument 2 for wpdb::prepare()」というワーニングメッセージが表示されていました。どうもこの事象は3.5へアップデートした時から発生している事象のようで、当方は3.4→3.8へのバージョンアップだったので今頃遭遇しました・・・。
放置しても動作はしますが、見栄えが悪いので対処方法を調べてみました。
WordPressの3.5以上では「wp-db.php」で定義されているFunction「prepare」の引数の数が2つ必要になっています。
1 |
function prepare( $query, $args ) { |
今回Warningが発生した原因はこの「prepare」をプラグインのphpから呼び出す際に引数が1つしか指定されていない為にWarningが表示されたみたいです。
原因は明確なので、function「prepare」を使用しているphpを修正します。function「prepare」を使用している箇所へダミー引数となる「null」を2つ目の引数として指定すれば対応完了です。(もちろんプラグインが正式対応したらバージョンアップしましょう)
1 |
$wpdb->get_row($wpdb->prepare($sql)); |
1 |
$wpdb->get_row($wpdb->prepare($sql, null)); |
Webページを作成していると、ブラウザバック(ブラウザの戻るボタン押下)時に有効期限切れのメッセージが表示される事があります。今回はこの事象についてまとめてみようと思います。
そもそも何故、ページの有効期限切れ対策が必要となるのでしょうか?
正直、個人的にはブラウザによるセキュリティ対策で個人情報をキャッシュさせない為の制御なので、ブラウザ仕様になるのでAP側では対処不要と考えています。
それでも業務用APなどではクライアント側が納得してくれないケースも多いと思われます。それは何故でしょうか?
大体、こんなところでしょうか。
多くのブラウザではページ有効期限を確認する際、以下の「HTTPヘッダー」の設定値を確認します。
ページの有効期限切れが発生した場合、まずHTTPヘッダーの設定値が現在どうなっているか確認して下さい。
恐らくこれがAP側の対応も不要になるので一番手っ取り早い対処方法です。
仮に有効期限切れの事象を回避出来てたとしても、DB更新後にブラウザバックされた場合など、ブラウザバックによって他にも問題が出てくる可能性が高いと思われます。AP側で一番良い対処法と思われるのはブラウザの戻るボタンがユーザの目立つ位置に見えているからつい押下してしまうので、戻るボタンを無効化又は非表示にしてしまうことが一番確実な対処方法と思われます。但しクライアントが納得すればの話ですが。
ブラウザではPOSTは警告を出力しますが、GETではそのまま画面遷移します。但し、POST時にパスワードなどの個人情報や大量のデータを送信している場合はオススメしません。
HTTPヘッダーの設定値を変更する事で、ブラウザ側の有効期限チェックを回避する事が出来ます。
画像や動画などのファイルを移動していると移動先へは正常に移動されるけれど、元のフォルダに移動したはずのファイルが残っている事がよく発生しています。
対処方法としては「explorer.exe」を再起動させれば綺麗に掃除されるのですが、頻繁に発生しているので根本的対処をMicrosoftには早急にお願いしたいところです。
サクラエディタを起動したら「エディタ間の対話に失敗しました。権限レベルの異なるエディタが既に起動している可能性があります」というダイアログが表示されました。
<環境>
OS:Windows7 Professional Service Pack 1
システム:64bit
サクラエディタ:Ver. 2.0.5.0
<対処内容>
1.一旦、サクラエディタを終了します。
2.タスクマネージャーを起動し、「プロセス」タブを開き、サクラエディタのプロセスが起動していないか確認します。
3.「sakura.exe *32」というプロセスがあったらプロセスを終了させます。
4.再度、サクラエディタを起動して上記エラーが発生しなければ対処完了です。
<考えられる原因>
「アタッシェケース」という暗号化のフリーソフトをインストール直後にも同様のダイアログが表示されました。アプリの相性問題という可能性もあります。
Excelファイルを開くと「このファイルを開こうとしたときに、officeファイル検証機能によって問題が検出されました。」というダイアログが表示されました。
<環境>
OS : Windows7 Professional Service Pack 1
システム : 64bit
オフィスソフト : Microsoft Office Excel 2003 SP3
<確認した作業>
・該当のExcelファイルをそのまま開いて、変なマクロが使用されていないか調べる。・・・特に見当たらない。
・ファイルが共有化されてたので共有解除後保存し再度開いてみる。・・・メッセージは表示されない。
・再度、共有化して該当ファイルを開く。・・・メッセージが表示されなくなりました。
<Officeファイル検証機能とは>
そもそも「Officeファイル検証機能って何?」と思い調べてみると、「Word、Excel、PowerPoint、または Publisher 97-2003 のファイルを開こうとしたときに、Office ファイル検証によるファイルの検証が失敗した場合、次の警告が表示されます。」との事。
<考えられる原因>
古いOfficeソフトで作成されたファイルを開く際に何らかの原因で誤検知されたようですね。・・・Microsoftさん頼みますよ~。
「FFFTP」を使用してテキストファイルを転送していたら、何故か転送後のファイルサイズが転送元より増えているという現象が起きていました。文字コードなどの設定を色々試しても結局解決出来なかったので、FTPソフトを「WinSCP」に変えて試してみたら特にオプションの設定も不要でファイルサイズも変わらずに転送出来ました。
調べてみたら転送後のファイルサイズが変動する原因としては、「WindowsとUnix系OSの改行コードの違い」という説が有力みたいですが、ファイルサイズが変わるのはどうも気持ちが悪いので、今後は「WinSCP」を使用する事にします。