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TeraTermが日本語表示されない場合の対処方法

TeraTermが日本語表示されない場合の対処方法についてメモしておきます。

事象

    TeraTermを起動すると以下の様にメニュー等の表示が英語になっている。

原因

    言語ファイルの設定が日本語に設定されていない。

対応方法

  1. TeraTermのインストールフォルダ内にある「TERATERM.INI」ファイルをエディタで開きます。
  2. 次に「TERATERM.INI」ファイル内で「UILanguageFile=」と記載されている箇所を探します。
    日本語表示されていない場合は以下の様に「UILanguageFile=」の後に何も記載されていません。
  3. 「UILanguageFile=」の箇所を「UILanguageFile=lang\Japanese.lng」に変更してINIファイルを保存します。
  4. 後はTeraTermを起動すれば日本語化されます。

ブラウザ表示でのF5とctrl+F5の違い

Web系の開発していると画面表示確認する際に、「cssやjsは変更したのに画面を表示してみると反映されていない」という事を経験した方は少なくないと思います。
こういう場合はまず、F5もしくはctrl+F5を押下して画面を再表示(リロード)確認すると思いますが、そもそも「F5単独」押下と「ctrl+F5同時」押下では何が違うんだろう?という事についてメモしておきます。

F5単独押下時のリロード

  • ブラウザでキャッシュされている場合、キャッシュを利用して画面を再表示します。

Ctrl+F5同時押下時のリロード

  • ブラウザのキャッシュを利用せずにサーバーにある最新の情報を読み込んで画面を再表示します。
  • スーパーリロードとも呼びます
  • ブラウザによって、Ctrl + F5以外でもスーパーリロードは可能です。

ブラウザ別のスーパーリロード方法

<Google Chrome、Microsoft Edge>

  • Ctrl + F5
  • Shift + F5
  • Ctrl + Shift + R
  • Ctrl + 更新ボタン
  • Shift + 更新ボタン

<FireFox>

  • Ctrl + F5
  • Ctrl + Shift + R
  • Shift + 更新ボタン

<Opera>

  • F5
  • Ctrl + R
  • 更新ボタン

<Safari>

  • Shift + 更新ボタン

ブラウザの更新ボタンとは

上記で説明している「更新ボタン」ですが、以下の様にブラウザのアドレスバー付近に表示されている以下のような赤枠内のボタンのことを「更新ボタン」と記載しております。

補足:キャッシュ&リロードに関する応用/注意点

  1. サーバー側制御(キャッシュ制御ヘッダー)との関係
    ブラウザの「F5」や「Ctrl+F5」によるリロードは、あくまでクライアント(ユーザー側ブラウザ)での操作です。ですが、本番環境ではサーバー側・ホスティング側で HTTP ヘッダー(例:Cache-ControlExpiresETag)を設定して「ブラウザにいつまでキャッシュを使わせるか」「変更時には必ず再取得させるか」といった制御が行われています。
    → たとえば、Cache-Control: no-cache, no-storePragma: no-cache を設定しておくと、ユーザー側が「F5」だけでも常に最新取得がされるよう促せる場合があります。
    → 逆に、長めにキャッシュを許す設定がされていると「Ctrl+F5」などをしない限り古いリソースを参照し続ける可能性があります。

  2. 開発/ステージング vs 本番環境の使い分け
    開発中は「Ctrl+F5(または Shift+更新ボタン等)」を日常的に使って「確実にサーバー最新版を取得」するのが安心です。記事にも大まかに触れられています。
    本番環境では、むしろキャッシュを上手に活用することでページ表示を高速化できますが、更新後に旧リソースが残って「見た目が変わらない」「古いCSS/JSが適用されている」というトラブルも起こりやすいです。
    → そこで「バージョニング(例:style.css?v=1.2.3)」や「ハッシュ付きファイル名(例:style.abc123.css)」などを併用すると、ユーザーにキャッシュクリアを意識させずとも確実に更新を反映させられます。
    → また、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)を使っている場合、CDN側キャッシュのクリアやパージ(purge)が必要なケースもあります。

  3. モバイル・タブレット・複数ブラウザでの挙動差
    記事では主要なブラウザ(Chrome, Edge, Firefox, Safari, Opera)での「スーパーリロード」のキー操作をリストしています。ただし、モバイル環境(スマホ/タブレット)やブラウザ拡張機能、企業内のカスタムブラウザでは、キー操作が異なる/押してもキャッシュが残る/そもそも更新ボタンしか無いというケースもあります。
    → 例えば iOS の Safari では「更新ボタン長押し→再読み込み/キャッシュの消去」など特殊な操作になることがあります。
    → また、企業/学校環境でプロキシサーバーや内部キャッシュ(例:Squid/キャッシュサーバー)が間に入っていると、ブラウザ側で「Ctrl+F5」しても完全に最新が来ないことがあります。こういった場合は、プロキシキャッシュクリアが必要/あるいはバージョニング戦略を必ず採るべきです。

  4. リロード頻度とユーザー体験のバランス
    頻繁に「Ctrl+F5」を強制する設計(例:ボタンを押させる/ユーザーに再読み込みを案内する)をしてしまうと、ユーザー体験が損なわれる可能性があります。回線が遅い環境やモバイル回線では、「ページが一瞬消えて、再読み込みになった」印象を与えてしまうことも。
    → よって、可能であれば「差分更新」の設計(新旧CSS/JSの両方互換)や「ローディング中のUI/スピナー表示」でユーザーに待機時間を意識させない工夫も有効です。
    → また、キャッシュ切れをユーザーに知らせるインターフェイスは、必要以上に派手に表示しないことで「更新作業中なのかな…」という不安を軽減できます。

  5. ブラウザ開発者ツールの活用
    Web開発時、キー操作以外にも、ブラウザの開発者ツール(DevTools)を使って「キャッシュ無しで再読み込み」を行うことも可能です。例えば、Chrome では「デベロッパーツールを開いた状態で右クリック→再読み込み→キャッシュを無視してハード再読み込み」を選択できます。
    → これにより、ユーザー側のキー操作に頼らず「確実に最新リソースで表示をチェック」できます。
    → また、ネットワークタブで → Disable cache(キャッシュ無効化)をチェックしておくことで、開発中は毎回最新を取得させる設定にできます(ただし、タブを閉じると元に戻ります)。

  6. 結論としての注意点
    結局、「F5」はキャッシュを使ってリロード、「Ctrl+F5(または他のスーパーリロード操作)」はキャッシュを無視して最新を取得という違いがあります。しかし、現実には「キャッシュをどう制御しているか(ヘッダー/CDN/プロキシ)」「ユーザーの環境(モバイル/社内ネットワーク)」「開発運用の体制(バージョニング/キャッシュクリア運用)」という“周辺条件”が非常に重要です。これら全体を俯瞰して設計・運用することで、ユーザーにとって快適で信頼できる表示体験が実現できます。

Excel:シートをコピーしようとすると「移動またはコピーしようとしている数式またはシートには、移動またはコピー先のワークシートに既にある名前’xxx’が含まれています。この名前を使用しますか?」というメッセージが表示される原因

Excelを操作しているとシートをコピーする際に「移動またはコピーしようとしている数式またはシートには、移動またはコピー先のワークシートに既にある名前’xxx’が含まれています。この名前を使用しますか?」というメッセージが表示される事がたまに発生します。今回はその原因と対処方法についてメモしておきます。

原因

    一部のセル範囲に名前指定していてその指定した範囲を列削除などしていると名前指定範囲等がおかしくなってしまい、シートコピーの際にメッセージが表示されてしまいます。
    ※Office2013の場合は「名前’xxx’は既に存在します。この名前にする場合は[はい]をクリックします。移動またはコピーを行うために’xxx’の名前を変更する場合は、[いいえ]をクリックします。」というメッセージになります。

対処方法

  1. 「Ctrl + F3」もしくはメニューの「数式」タブ⇒「名前の管理」を選択します。
  2. 名前の管理画面が表示されたら表示された一覧で参照範囲か範囲の数式が「#REF!」などエラーになっている箇所を修正する。もしくは名前定義そのものを削除すれば完了です。

djUnitでaddReturnValueが効かない原因について

ちょっとdjUnitで「addReturnValue」を使用しても全く効いてない?という事象に少しハマっていたので原因についてメモしておきます。

addReturnValueが効かない原因

addReturnValueが効かない原因として上げられるのが概ね以下の3つになるかと思います。1と2については少し見なおせばすぐ発見出来そうですが、今回ハマった原因が3でした。。。

  1. クラス名の指定が間違っている
  2. メソッド名の指定が間違っている
  3. 指定したメソッドが複数回実行されている

「指定したメソッドが複数回実行されている」とは

では「指定したメソッドが複数回実行されている」というのはどういう事かというとについて説明します。
根本的な話として以下の2つのコードは全く同じ意味という事を理解しておく必要があります。

これだけで気づく方はハッと思うかもしれませんが、ここで重要なのはaddReturnValueでは「1回目に実行」されたメソッドのみしかaddReturnValueで指定した値が返ってこないという事です。つまり「setReturnValueAt」で1回目を指定した場合と同様の動きしかしてくれないのです。
今回私がハマったのは指定したメソッドが想定した箇所よりも手前で事前に実行されていた為、想定したいたメソッドは2回目の実行になっていたために2回目の方にはaddReturnValueが効いていなかったという事象でした。

addReturnValueが効かない時の調査方法

addReturnValueをしてクラス名やメソッド名は正しいのにどうも効いていないように見える時は一度「getCallCount」でメソッドの実行回数を調査して見ると良いかもしれません。

Excel:印刷すると1ページ目にしか印刷設定内容が適用されない場合の対処方法

Excelで複数ページを印刷する場合に「2 in 1」などに集約して印刷設定した後に印刷してみると1頁目だけ「2 in 1」形式で印刷され、2頁目以降は「2 in 1」形式ではなく元のまま1ページ分そのまま印刷されてしまうという事を経験した事はないでしょうか。これは印刷設定画面でプレビュー表示されている頁のみに変更した印刷設定が適用されている為に発生する事象です。解決するには大きく2通りの方法があります。

対処方法.一

    一つ目の対処方法としては印刷画面で「1頁単位で表示⇒印刷設定」を印刷する頁数分繰り返して指定する方法です。
    ただこの方法では印刷頁数が2,3枚程度ならいいですが数十、数百頁ある場合は手間が掛かり過ぎるのでお勧め出来ません。

対処方法.二

    二つ目の対処方法(というか根本的な対処方法)としてはExcelファイルを開く前にWindowsメニューの「デバイスとプリンター」画面で対象のプリンタのプロパティから直接印刷設定変更した後でExcelファイルを開いて印刷する方法です。
    基本的にExcelでは起動した際にデフォルトでプリンターの印刷設定通りに印刷されますので、Excelを起動する前にプリンターの印刷設定をしておけば全ての印刷対象頁にその設定が反映されます。

WordPressのバージョンアップ後に「Warning: Missing argument 2 for wpdb::prepare()」が発生

最近WordPressのバージョンアップを3.8へアップデートしてサイトを表示してみたら、プラグインを使用している箇所で「Warning: Missing argument 2 for wpdb::prepare()」というワーニングメッセージが表示されていました。どうもこの事象は3.5へアップデートした時から発生している事象のようで、当方は3.4→3.8へのバージョンアップだったので今頃遭遇しました・・・。
放置しても動作はしますが、見栄えが悪いので対処方法を調べてみました。

原因

WordPressの3.5以上では「wp-db.php」で定義されているFunction「prepare」の引数の数が2つ必要になっています。
[php]function prepare( $query, $args ) {[/php]
今回Warningが発生した原因はこの「prepare」をプラグインのphpから呼び出す際に引数が1つしか指定されていない為にWarningが表示されたみたいです。

対処方法

原因は明確なので、function「prepare」を使用しているphpを修正します。function「prepare」を使用している箇所へダミー引数となる「null」を2つ目の引数として指定すれば対応完了です。(もちろんプラグインが正式対応したらバージョンアップしましょう)

変更前

[php]$wpdb->get_row($wpdb->prepare($sql));[/php]

変更後

[php]$wpdb->get_row($wpdb->prepare($sql, null));[/php]

サクラエディタで「エディタ間の対話に失敗しました。権限レベルの異なるエディタが既に起動している可能性があります。」というダイアログが表示された場合の対処方法

サクラエディタを起動したら「エディタ間の対話に失敗しました。権限レベルの異なるエディタが既に起動している可能性があります」というダイアログが表示されました。

<環境>
OS:Windows7 Professional Service Pack 1
システム:64bit
サクラエディタ:Ver. 2.0.5.0

<対処内容>
1.一旦、サクラエディタを終了します。
2.タスクマネージャーを起動し、「プロセス」タブを開き、サクラエディタのプロセスが起動していないか確認します。
3.「sakura.exe *32」というプロセスがあったらプロセスを終了させます。
4.再度、サクラエディタを起動して上記エラーが発生しなければ対処完了です。

サクラエディタ「エディタ間の対話に失敗」対処方法まとめ

1. 管理者権限の統一

  • サクラエディタを 管理者権限で起動 している場合と、通常ユーザーで起動している場合が混在するとエラーが出ます。

  • 解決方法:

    • すべてのサクラエディタを終了 → もう一度同じ権限(通常 or 管理者)で統一して起動。

    • 通常は「管理者権限にしない」で統一するのがおすすめです。

2. 多重起動の確認

  • サクラエディタがバックグラウンドで残っている場合もエラーの原因になります。

  • 対処:

    • タスクマネージャーを開き、sakura.exe が残っていないか確認。

    • 残っていれば「タスクの終了」で完全に落としてから再起動。

3. 常に同じ権限で起動する設定

毎回「管理者で開く/通常で開く」が混ざらないように、ショートカットの設定を見直すと安定します。

  • サクラエディタのショートカットを右クリック →「プロパティ」

  • 「互換性」タブ → 「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる(または外す)

  • これで常に同じ権限で起動できるようになります。

4. UAC(ユーザーアカウント制御)の影響を考慮

  • UAC 設定が高い環境では、エディタ間通信が制限される場合があります。

  • 頻発する場合は、一時的に UAC レベルを下げる(ただしセキュリティ低下リスクあり)。

  • 推奨は「UACはそのまま、エディタ権限を統一」すること。

5. どうしても解消しない場合

  • サクラエディタの 最新版に更新(古いバージョンで不具合が残っている可能性)。

  • どうしてもダメなら「サクラエディタを一度アンインストール → 再インストール」も選択肢。

今回は「アタッシェケース」という暗号化のフリーソフトをインストール直後にも同様のダイアログが表示されました。アプリの相性問題という可能性もあります。

実運用で役立つ注意点・応用例

1. 対象環境やバージョン差異

記事で紹介している手法・コマンドは、OS やソフトウェアのバージョンによって使えない/挙動が異なる可能性があります。読者に対して「Windows 10/11 で動作確認済」「特定バージョンでのみ有効」「古いバージョンでは別の方法が必要」などの注記を入れると親切です。

2. 権限・アクセス制限

記事で操作する対象(ファイル・レジストリ・システム設定など)に対して、管理者権限または特定のアクセス権限が必要なケースがあります。補足として「この操作は管理者権限で実行してください」「一般ユーザー権限ではうまく動かない可能性があります」と注意を促す文言を挿入するのが効果的です。

3. バックアップ・リスク管理

操作ミスによってデータ損失・設定破壊となる可能性もあるため、必ず対象ファイルやレジストリ等を事前にバックアップを取るよう注意を促す文言を入れておくといいでしょう。

4. ロギング・エラーハンドリング

処理をスクリプト化・自動化する場合、ログ出力やエラー処理を入れておくとトラブル対応しやすくなります。「成功/失敗のログを残す」「例外発生時の通知や処理分岐を入れる」などのポイントを補足できます。

5. 応用・代替手段の紹介

記事に書かれた方法以外の代替手段や応用例を簡単に触れておくと、幅広い読者ニーズに対応できます。たとえば:

  • 他のツール/コマンドを使った同様の処理方法

  • スクリプト言語(PowerShell / Python / Bash 等)を使った自動化例

  • GUI ツールを使った同等操作の紹介

6. パフォーマンス・スケール注意

対象データ量や処理頻度が大きい場合、処理速度やリソース使用率に注意が必要なこともあります。大規模データで試す際の注意点や、処理の分割/段階化のヒントなどを加えておくと親切です。