管理者 のすべての投稿

DBeaver:テーブルに登録済のレコードをinsert文形式に変換して取得する方法

データベースのクライアントソフトのDBeaverには便利な機能がいくつもありますが、その内の機能の一つにテーブルに登録済のレコードをinsert文形式に変換して取得出来る機能があります。

開発などでIT環境などに登録済のデータをlocal環境へデータコピーしたい場合などに使える便利な機能の一つです。SQL形式(insert文)以外にもCSVやHTML、XML形式などにも変換出来るので様々な用途に応用可能となります。

DBeaverで登録済のレコードをinsert文形式に変換してい取得する方法

  1. コピーしたいテーブルのデータを表示してinsert文へ変換したいレコードを選択します。
  2. 右クリックして「高度なコピー」⇒「Copy as SQL」を選択するとinsert文形式でのコピーは完了です。
  3. 以下の様にコピーした内容を貼り付けてみるとinsert文形式へ変換されているのが確認出来ます。

 

QRコードをGoogle Chromeで簡単に作成する方法

WebブラウザのGoogle Chromeを利用するとQRコードが簡単に作成出来るので作成手順をメモしておきます。

Google ChromeでQRコードを簡単に作成する方法

  1. QRコードを作成したいサイトをChromeで開きます。
  2. サイトが表示されたら右クリックして「このページのQR コードを作成」を選択します。
  3. QRコードが表示されるのでURLに問題なければそのまま「ダウンロード」ボタンを選択するとpng形式でQRコードが保存されます。
  4. 保存したpngファイルを開くと以下の様にQRコードが保存されているのが確認出来ます。

Excel:フラッシュ フィル機能でデータを自動入力する方法

Excel2013から追加されたフラッシュ フィル機能はデータ入力に法則性があるとそれに沿って自動入力してくれる機能です。これまで関数や区切り文字などでウィザードを使用して分割表示させていたものを一瞬で入力出来るようになります。

フラッシュフィル機能の使用例

  1. 以下の様にAセルへ氏名を入力します。
  2. 次に姓と名を分けて2行目へ入力します。
  3. B列のセルを選択して「ホーム」タブ ⇒ 「フィル」 ⇒ 「フラッシュ フィル」を選択します。
  4. 以下の様にB列へ自動で姓のみ入力されているのが確認出来ます。
  5. 同様にC列を選択してフラッシュフィルを実行すると以下の様にC列にも名のみ自動で入力されます。

SQL:NULLの判定方法

SQLに慣れてない頃だとnullを判定する際は「xx = null」などと書いてしまいがちですが、SQLでNULLを判定するには「xx is null」 or 「xx is not null」と記載します。

使用例

サンプルテーブル

「GOODS」

NULLのデータを抽出する例

クエリー(SQL)

実行結果

NULL以外のデータを抽出する例

クエリー(SQL)

実行結果

Excel:作成した表をテーブル化して作業効率化する方法

Excelの基本用途は表作成ですが、表の作成段階でテーブル化しておくことで作業効率化出来るのでメモしておきます。

作成した表をテーブル化して作業効率化する方法

Excelで以下のような表を作成すると集計行や列を追加したり見出しの色を変えて見やすくし、行ストライプ表示(しましま表示)にして見栄え良くして。。など手作業で色々と装飾系にも気を使って追加すると地味に面倒な作業ですが、表の初期作成段階でテーブル化することでそれらの作業を自動で実行してくれるので作業効率を上げることが出来ます。

  1. 最初にテーブル化したい範囲を選択して「ファイル」タブの「テーブル」を選択します。
  2. テーブルの作成画面が表示されるので見出し行がある場合は「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」へチェックして「OK」ボタンを選択します。
  3. 以下のように見出し行の色分け、行ストライプ表示、フィルタリングが自動で設定されているのが確認できます。
  4. 作成したテーブルを選択すると以下のように「デザイン」タブが表示されて、他にもスライサーの挿入や集計行の追加、テーブルデザインの変更などテーブル操作の作業が実行しやすくなるため作業効率化出来ます。

 

補足:テーブル活用をさらに効率化するポイント

本記事では Microsoft Excel において「作成した表をテーブル化」することで、見出し行の色分け・フィルター・行ストライプなどの設定を自動化し、作業効率を上げる方法をご紹介しました。
ここからさらに一歩踏み込むためのポイントとして、以下をぜひご検討ください。

  1. データの追加・更新が発生しやすい場合は、“テーブル参照”を意識する
    テーブル化された範囲を参照して数式やグラフを組んでおくと、行数が増減しても自動追尾されるため、集計・可視化の手間をぐっと減らせます。

  2. テーブルデザインと命名を活用する
    「テーブル1」「テーブル2」などの自動名称を、自分にとって分かりやすい名前に変更しておくと、どのテーブルがどのデータを表しているのかが一目で分かり、ドキュメントの保守性が高まります。

  3. テーブルを軸に「スライサー」「ピボットテーブル」「Power Query」への展開を視野に入れる
    テーブルにしておくことで、たとえばスライサーの挿入やピボットテーブルでの切り口分析が簡単になります。また、外部データを定期取得して分析する場合も、 Power Query を使ってテーブル接続させることで自動化が可能です。

  4. 共有・チーム運用時における「テーブル化」の意義
    チームメンバーと共有するスプレッドシートでは、テーブル化しておくことでどの範囲がデータ部分か即座に把握でき、フィルターや行削除などの誤操作を防ぎやすくなります。操作の統一化・見通しの良さという意味でも効果があります。


テーブル化というひと手間を最初に挟むことで、後々の「毎回の装飾」「範囲を都度指定する数式」「フィルター更新忘れ」などの地味な手作業を削減できます。ぜひ、表の作成段階で「この範囲はテーブル化した方が良いか?」という視点を持ち、日々のExcelワークをよりスマートにしてみてください。

SQL:SELECT時にCASE文で条件指定する方法

SQLではSELECT時などにCASE文を入れる事で「IF-THEN-ELSE式」を記載することも出来ます。

使用例

サンプルテーブル

「GOODS」

クエリー(SQL)

  • 以下の例ではCASE文でGOODS_CODEが特定の値と一致した場合、NAME列に文字列を付与してTEST列として出力しています。

出力結果

PDFelementを使用して画像ファイル内の文字をテキスト化する方法

OCR機能を持つソフト「PDFelement」を使用して画像ファイル内の文字列をテキストファイル化する方法です。

「PDFelement」には無料トライアル版もあるので画像ファイルからテキストファイルやExcelファイルへの変換は無料トライアル版でも十分可能となってます。

「PDFelement」のダウンロード

「PDFelement」を使用して画像ファイル(png)の文字をテキストファイル化する手順

今回は以下の画像ファイル(png)をテキスト化してみます。

  1. PDFelementを起動し、「ファイルを開く」を選択します。
  2. ファイルの種類がpdfになっているので「すべてのファイル」へ変更して変換したい画像ファイルを選択します。
  3. プロ版機能の購入案内画面が表示されるので「無料トライアルを続ける」を選択します。
  4. 変換したい形式のファイルを選択します。今回はtxtファイルへ変換したいので「テキストへ」を選択します。
  5. 再びプロ版機能の購入案内画面が表示されるので「無料トライアルを続ける」を選択します。
  6. pdfファイルへの保存確認が表示されるので保存したい場合は「はい」を、不要であれば「いいえ」を選択します。
  7. 名前を付けて保存画面が表示されるので保存後のファイル名を指定して「保存」を選択します。
  8. 正常に変換されると以下に様に「正常に変換されました」と表示されます。「開く」ボタンを選択すると変換後ファイルを開くことが出来ます。
  9. 変換後ファイルを開くと以下の様に画像内も文字がテキスト化されてるのが確認出来ます。やや精度は微妙なので見直しは必須ですが、文字数が多い画像ファイルなどをテキストファイル化したい場合などには結構使えそうです。

Excel:RANK関数で順位を求める方法|同順位・連番処理・応用例まで徹底解説

Excelで順位を求めるにはRANK関数を使用することで可能となります。

RANK関数は「=RANK(数値, 参照, [順序])」の書式で入力します。

第3引数の順序には0(降順で並び替えて数値の大きい方から数えた順位) or 1(昇順で並び替えて数値の大きい方から数えた順位)を指定してます。省略した場合は降順での順位が表示されます。

1.RANK関数を使用して順位付けする例

  • 以下の例ではC2セルの書式へ「=RANK(B2,B$2:B$5,1)」を入力しています。

2. 同順位がある場合の扱い

「Excel の RANK 関数」を使うと順位が出せますが、同じ数値が複数ある場合、“同順位”となってしまい次の順位が飛ばされる仕様です(例:100 点・100 点・90 点 → 両100点が「1位」、90点は「3位」)。
この処理を “連続した順位” にしたい場合は以下のような式を併用できます:

上記は「現在行までに同じ点数が出た回数」を加算して、連番で順位を出す方法です。

解説

  • RANK(B2, B$2:B$5, 0):降順での順位を求める

  • COUNTIF(B$2:B2, B2):その点数が出た行数(上から順に)を数える

  • これらを組み合わせることで、同点なら「1位・1位・2位…」という形にすることができます。

サンプル

氏名点数順位(通常)順位(連番処理)
A10011
B10012
C9033
D8044

このように順位を整えたい場面では、上記式が役立ちます。


3. 順位 + タイ/位を「〇〇位」形式で表示する

順位の数字だけでは分かりづらいという場合、セル内で「1 位」「2 位」と“位”を付加して表示させると見栄えも良くなります。例えば、セル C2 に順位が出ているとして、次のように書けます:

さらに、順位によって色を変えたい場合(例:1 位→金色、2〜3位→銀・銅、4位以下→通常)には、条件付き書式を使うのが効果的です。

  1. 順位列を選択し、メニューから [ホーム] → [条件付き書式] → [新しいルール] を選択。

  2. “セルの値” → “次の値に等しい” → 「1」と入力 → 書式で塗りつぶしに金色を設定。

  3. 同様に「2」「3」で銀色・銅色を設定。
    これにより、順位が高いほど強調され、視覚的評価もしやすくなります。


4. 別シート/他列の参照を含む順位付け

大量データを処理する際、点数データが別シート/別列にあるケースがあります。その場合も RANK 関数は以下のように使えます。

このように、シート名を付加して参照範囲を指定すれば、データが別シートでも問題ありません。

また、対象の範囲が列全体(例:B列すべて)で、今後データが追加されることが確実な場合には、次のように「テーブル形式」に変換しておくと便利です。

  1. 点数の表全体を選択 → [挿入] → [テーブル]。

  2. テーブルに名前を付ける(例:tblScores)。

  3. 順位計算式を以下のように書く:

 
=RANK([@点数], tblScores[点数], 0)

このように “構造化参照” を使うことで、行が追加されても範囲が自動拡張され、式を再設定する必要がありません。


5. エラー/意外な結果を避けるためのチェックポイント

  • 空欄セルがある場合:参照範囲に空欄があると、予期せぬ順位(0や#N/A)が出ることがあります。空欄を除外したい場合は IF 関数で空欄なら空白返すなどの処理を追加します。例:

  • 文字列が混じっている場合:数値として扱われない文字列(例:「80点」など)があると、順位から除外されるか誤計算を招く恐れがあります。事前に VALUE 関数や 数値変換を行っておくと安心です。

  • 降順・昇順の誤指定:第3引数に「0(または省略)=降順」「1=昇順」を指定する点を誤ると、「点数の小さい方を1位にする」など逆の結果になることがあります。意図を明確にしておきましょう。

  • 重複データによる順位飛び:先に紹介した通り、同点がある場合には順位が飛びます。分析用途で「飛び」を避ける必要があるなら COUNTIF 併用の式を使ったほうが良いです。

  • データ追加・編集後の式の影響:データを追加・削除した際に順位表全体が意図せずずれてしまうことがあります。特に「相対参照/絶対参照」やテーブル化の有無を、あらかじめ確認しておくと安心です。


6. 実践的な活用シーンと応用アイデア

6-1. クラス/グループ別順位を出す

部門やクラスが複数ある中で「クラス内順位」や「部門内順位」を出したい場合、「条件付き RANK + SUMPRODUCT/COUNTIFS など」の組み合わせで実現できます。例:クラス別の点数表が Sheet1 にあって、クラスは列 C、点数は列 D の場合:

※ Excel の FILTER 関数が使えるバージョンの場合。旧バージョンの場合は SUMPRODUCT / COUNTIFS で代用可能です。

6-2. 順位をグラフで可視化する

順位が出たら、グラフ化してみると傾向把握がしやすくなります。例:順位変化を折れ線グラフにして「月ごとの点数アップ・ダウン」や「部門別・クラス別の成績変化」を視覚的に追うと、Excel資料としての説得力も増します。

6-3. 順位とスコアを使ったダッシュボード化

Excelの「ピボットテーブル+スライサー」と組み合わせると、例えば「今年度/昨年度」「クラス別/部門別」「男女別」のフィルタ付きダッシュボードが簡単に作れます。「トップ10だけ表示」「下位5だけ抽出」「点数の分布と順位の相関」などを可視化することで、管理資料やプレゼン資料としても活用可能です。


7. まとめ

「RANK 関数」だけでも順位を出すことは簡単ですが、実務レベルで使うには “同順位の扱い”“データ追加への耐性”“別グループ・条件での順位付け” といった点に注意が必要です。
今回紹介した方法を活用すれば、Excelでの順位付けがより自由度の高い形で実現できます。ぜひ、日常の資料作成や分析業務にお役立てください。

Windowsで使用中のポート番号を確認する方法

Windowsで現在使用中のポート番号を確認する方法をメモしておきます。

使用中のポート番号を確認する方法

  1. コマンドプロンプトを起動してコマンド「netstat -ano」を入力してEnter。
    netstatコマンドのオプションの意味は以下の通り。 
    オプション説明
    aすべてのネットワーク接続を表示する
    nDSN逆引きを行わない
    oプロセスIDを表示する
    p プロトコル指定したプロトコルの接続のみ表示する
    プロトコル:TCP, UDP, TCPv6, UDPv6
    rルーティングテーブルを表示する
    sプロトコルごとの統計情報を表示する
    ?コマンドのヘルプを表示する
  2. 以下の様にローカルアドレスの「:」の右側に表示されているのがポート番号となります。

プロセスID(PID)から実行中のサービス名を特定する方法

上記でプロセスID(PID)を特定出来たら該当するサービス名を特定することも出来ます。

例としてポート番号「1521」のPID「1604」がどのサービスで使用されているかタスクマネージャーで確認してみましょう

  • 以下の様にタスクマネージャーのサービス一覧で該当するPID「1604」のサービス名が「OracleOraDB18Home1TNSListener」であることが確認出来ました。

 

 

Excel:複数の図形(オブジェクト)の配置を揃える方法

以下の様にExcelで複数の図形(オブジェクト)の配置がバラバラになっている時に配置をきれいに揃える方法についてメモしておきます。

複数の図形(オブジェクト)の配置を揃える手順

  1. ホームタブの右端にある「検索と選択」を選択して「オブジェクトの選択」を選択します。
  2. 配置を揃えたい図形(オブジェクト)を選択します。
  3. 図形(オブジェクト)を選択後、書式タブ ⇒ 配置を選択し、揃えたい条件を選択します。今回は「左揃え」を選択します。
  4. 以下の様に選択した図形(オブジェクト)がきれいに左揃えされているのが確認出来ます。

今回は左揃えを例にしてみましたが、配置のメニューで右揃えや上揃え、下揃えなど色々選択出来るので自由に配置を調整することが出来ます。