「Windows11」タグアーカイブ

【NordVPNが接続できない】原因と解決方法まとめ|Windows / iPhone / Android対応

NordVPNはアクセス速度が速く、セキュリティ面でも非常に優秀なVPNサービスです。しかし、まれに「接続できない」「接続はされているのに通信できない」というトラブルが発生することがあります。

本記事では Windows / iPhone / Android のデバイス別に、NordVPNが接続できないときの原因と対処方法をわかりやすくまとめています。
初心者でもすぐ試せる手順を中心に掲載しているので、ぜひ順番に確認してみてください。


1. よくある原因まとめ(全デバイス共通)

まずは、デバイスに関係なく起こりやすい原因をまとめます。

✔ インターネット回線が不安定

Wi-Fiが不安定、ONU/ルーターの不調、モバイル回線の接続性低下など。

✔ NordVPNアプリのバージョンが古い

更新していないアプリは接続エラーを引き起こしやすい。

✔ ログイン情報の不整合

サーバ側と認証がズレて接続拒否になるケース。

✔ 接続先サーバーの障害

特定の国・地域のサーバーだけ接続しにくい場合も。

✔ ファイアウォールやセキュリティソフトによる遮断

Windows Defender / Norton / ESET など。

✔ プロトコル(NordLynx / OpenVPN)の不一致

環境によって接続できないプロトコルがある。

まずはこれらを1つずつ切り分けていきます。


2. 【Windows編】NordVPNが接続できないときの対処法

Windowsで接続できない場合は、次の順で確認すると解決しやすいです。


2-1. NordVPNアプリを再起動する

タスクトレイ → NordVPN を右クリック → 「Quit」→ 再起動
キャッシュの不整合が解消します。


2-2. PCを再起動する

一時的なネットワーク障害がクリアされます。


2-3. 別サーバーに接続する

日本サーバーが混雑している場合あり。

  • Japan #54

  • Singapore #23

  • USA(West Coast)

など、近場〜中距離サーバーを順に試すと成功率が上がります。


2-4. プロトコルを変更する

  1. NordVPNアプリ右上 → Settings

  2. Connection → VPN Protocol

  3. NordLynx / OpenVPN(TCP/UDP) を切り替える

NordLynx → OpenVPN UDP に変更すると改善することが多いです。


2-5. Windows Defender ファイアウォール例外を追加

手順

  1. コントロールパネル

  2. 「Windows Defender ファイアウォール」

  3. 「アプリまたは機能を許可する」

  4. NordVPN.exe にチェックを入れる

企業ネットワークの場合、管理者側でVPN接続を制御しているケースがあります。


2-6. TAPアダプターを再インストール(OpenVPN使用時)

  1. デバイスマネージャー

  2. 「ネットワークアダプター」

  3. TAP-NordVPN Windows Adapter を削除

  4. NordVPNを再インストール

破損したアダプタが原因の場合に有効。


3. 【iPhone編】NordVPNが接続できないときの対処法

iOSでは以下がよくある原因です。


3-1. Wi-Fiを一度OFF→ON

ネットワーク再取得で改善するケースが多い。


3-2. 低電力モードをOFFにする

低電力モード中はVPN接続が不安定になることがあります。

設定 → バッテリー → 低電力モードをOFF


3-3. VPN構成プロファイルを削除して再作成

  1. 設定

  2. 一般

  3. VPNとデバイス管理

  4. NordVPNプロファイルを削除

  5. アプリを開くと再作成される

これが最も効果的な場合が多いです。


3-4. 別サーバーに接続する

iPhoneは特に「混雑サーバー」に弱い傾向あり。


3-5. iOSを最新版にアップデート

古いiOSだとVPNモジュールに不具合が出ることがある。


4. 【Android編】NordVPNが接続できないときの対処法

Androidは端末メーカーの最適化が影響する場合があります。


4-1. アプリのキャッシュをクリア

設定 → アプリ → NordVPN → ストレージ → キャッシュ削除


4-2. バッテリー最適化をOFF

Samsung / Xiaomi / Pixel などで多い症状。

  1. 設定

  2. アプリ

  3. NordVPN

  4. バッテリー

  5. 最適化しない


4-3. 分割トンネリング設定をOFF

アプリによってVPN抜けする設定が混在している可能性あり。


4-4. プロトコルを変更(特にOpenVPN → NordLynx)

AndroidはNordLynxが最安定。


5. 回線側の問題を疑うべきケース

VPNに繋がらないとき、実は回線側の障害が原因のこともあります。


✔ ルーターの負荷

再起動で解決することが多い。

✔ Wi-Fi 2.4GHz→5GHzに変更

混雑周波数帯だとVPN接続が落ちやすい。

✔ プロバイダのIPv6(DS-Lite / IPoE)が干渉

特定環境でVPNが接続しづらい場合あり。

✔ 公共Wi-FiでのVPN制限

ホテル、社内ネットワーク、飲食店などではVPN遮断が行われていることがある。


6. 最終手段:NordVPNアプリの再インストール

ここまで試してダメなら、アプリの再インストールが最も確実です。

  • Windows → 設定 → アプリ → NordVPN → アンインストール

  • iPhone / Android → アプリ削除 → 再インストール

多くのユーザーはこれで復旧します。


7. どうしても解消しない場合

✔ NordVPN側のサーバー障害

公式ステータス:https://nordvpn.com/ja/status/

✔ アカウント側のエラー

ログアウト → 再ログインを実施。

✔ 企業ネットワークによるVPNブロック

この場合、”Obfuscated servers(難読化サーバ)” を使うと突破できることも。


まとめ

NordVPNが接続できないときは、以下の順で確認すると最速で解決できます。

  1. アプリ再起動

  2. 別サーバーに接続

  3. プロトコル変更(NordLynx / OpenVPN)

  4. ファイアウォール設定

  5. 回線側の問題を確認

  6. プロファイル削除(iPhone)

  7. 再インストール

原因が特定できなくても、上記の手順を順番に試すことでほとんどのケースは解消できます。

ブルースクリーン(BSOD)が出たときの確認ポイント【Windows 11】

Windows 11 を使っていると、ある日突然現れる「ブルースクリーン(青い画面)」。


正式名称は BSOD(Blue Screen of Death) で、OS が重大なエラーを検出した際に表示されます。

この記事では、BSOD が出たときに必ず確認すべきポイントと、原因追跡の方法再発防止策を分かりやすく解説します。


1. 最初に確認すべきは「エラーコード」

ブルースクリーンには STOP コードが表示されます。
例:

  • MEMORY_MANAGEMENT

  • CRITICAL_PROCESS_DIED

  • IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL

  • UNEXPECTED_STORE_EXCEPTION

この STOP コードは、Windows が「どの種類のエラーで落ちたか」を示す主要手掛かりです。

● STOP コードの確認方法

ブルースクリーンの画面写真をスマホで撮影しておくのが確実です。
再起動後、以下でも確認できます:

  • 設定 → システム → 詳細情報 → システムの保護 → システムのプロパティ → 起動と回復

  • または、イベントビューア(後述)


2. イベントビューアで詳細ログを確認する

Windows は BSOD の詳細をログに記録しています。

● 確認手順

  1. Win + X → イベントビューア

  2. 左のツリーから
    「Windows ログ」 → 「システム」 を選択

  3. 右側のフィルターで「重大」「エラー」を絞り込む

よくある記録:

  • Kernel-Power 41:予期しないシャットダウン

  • BugCheck:BSOD 発生のログ
    → エラーコード(BugCheckCode)やパラメータが確認できる


3. ドライバ更新状況を確認する

BSOD の原因として最も多いのは ドライバの不具合です。
特に以下は要注意:

  • GPU ドライバ(NVIDIA / AMD / Intel)

  • オーディオドライバ

  • LAN / Wi-Fi ドライバ

  • ストレージドライバ(Intel RST など)

● 更新・再インストール手順

  • デバイスマネージャー → 該当デバイス → ドライバー → 更新

  • 公式サイトから最新版をダウンロードして入れ直すのも有効


4. メモリ(RAM)のテストを行う

メモリ異常は BSOD の典型的な原因。

● Windows メモリ診断

  1. Windows キー →「メモリ診断」検索

  2. 「今すぐ再起動して問題を確認する」

  3. 診断結果はイベントビューアの MemoryDiagnostics-Results に記録される

メモリ増設後の BSOD は高確率でこれが原因です。


5. ストレージ(SSD/HDD)の状態チェック

SSD の劣化やセクタ不良でも BSOD が発生します。

● チェック方法

  • **CrystalDiskInfo(無料)**で SSD の健康状態を見る

  • コマンドプロンプトで

    を実行してファイルシステムの破損を修復


6. Windows Update の不具合を疑う

大型アップデート後に BSOD が出るケースは多いです。

● 対処

  • 累積更新プログラムをアンインストール

  • 「更新プログラムの履歴」 → 「更新プログラムをアンインストール」

  • または「システムの復元」でロールバック


7. 最近インストールしたアプリを確認する

セキュリティソフトやドライバ関連ツールが BSOD を引き起こすことがあります。

特に注意:

  • サードパーティ製アンチウイルス

  • 監視ツール(OCCT, HWMonitor 系)

  • 仮想化ソフト(VMware / VirtualBox)


8. 省電力設定/オーバークロックの影響

● 自作PCユーザー向けですが、以下も BSOD 原因になります:

  • CPU/GPU のオーバークロック

  • XMP(メモリ OC プロファイル)

  • 高パフォーマンス電源設定との相性

一時的に XMP をオフBIOS を初期化すると改善することも。


9. システムファイルの破損チェック

OS の内部ファイルが壊れている場合。

● コマンド例

管理者コマンドプロンプトで:

さらに:


これで OS の破損修復が可能。


10. 再発防止のための最終手段

  • クリーンブートで原因アプリを切り分ける

  • セーフモード起動してドライバを削除

  • Windows の初期化(個人ファイル保持も可能)

  • SSD / メモリ交換

  • メーカー修理依頼


まとめ

ブルースクリーン(BSOD)は必ず原因があります。
特に多いのは、

  • ドライバの不具合

  • メモリ/ストレージの異常

  • Windows Update の問題

  • ソフトウェアの相性

この記事の流れどおりに確認すれば、原因特定のスピードが一気に上がり、無駄な再起動を減らせます。

🪟 Windows 11のファイル検索を極める!日付・サイズ・種類で一瞬で絞り込む方法

Windows 11では、ファイル数が増えるほど「どこに保存したか分からない!」という悩みが増えます。
しかし、エクスプローラーの検索オプションを使えば、日付・サイズ・ファイル種類などを指定して、目的のファイルを一瞬で見つけることができます。

この記事では、Windows 11の詳細検索機能を最大限に活用する方法を、図解イメージ付きでわかりやすく紹介します。


🔍 1. エクスプローラーで検索バーを開く

  1. **エクスプローラー(フォルダ)**を開きます。

  2. 右上にある検索バー(虫眼鏡アイコン)をクリック。

  3. 検索したいキーワード(例:「レポート」「jpg」「2024」など)を入力します。

ここで単純な検索を行うだけでも十分ですが、オプション指定を加えることで検索精度を大幅に上げることができます。


📅 2. 更新日で絞り込む(date:)

ファイルを「いつ保存・更新したか」で探す場合は、以下のように入力します。

目的入力例
昨日更新したファイルdate:yesterday
今週作成されたファイルdate:this week
先月のファイルdate:last month
特定の日付(例:2025/11/05)date:2025/11/05
期間指定(例:2025/11/01~2025/11/09)date:2025/11/01..2025/11/09

📌 ポイント
..(ドット2つ)で期間検索が可能です。
「日付フィルター」はバックアップ確認やレポート提出物の検索に便利です。


📁 3. ファイル種類で絞り込む(kind:)

ファイルの種類(ドキュメント・画像・動画・音声など)で検索することも可能です。

種類入力例
画像ファイルkind:pictures
動画ファイルkind:videos
音楽ファイルkind:music
ドキュメントkind:documents
圧縮ファイル(ZIPなど)kind:compressed

📌 応用例
「Excelの報告書」だけ探したい場合は、
👉 kind:documents filename:報告書.xlsx のように複数条件を組み合わせることもできます。


💾 4. ファイルサイズで絞り込む(size:)

ファイルサイズを条件に検索することで、容量を圧迫している大きなファイルを簡単に見つけられます。

目的入力例
1MB以下のファイルsize:small
1MB〜128MBの中サイズファイルsize:medium
128MB〜1GBの大きなファイルsize:large
1GB以上のファイルsize:huge
範囲指定(例:50MB〜200MB)size:50000KB..200000KB

📌 豆知識
size: は単位を「KB」「MB」「GB」で指定できます。
たとえば size:>100MB とすれば100MB以上のファイルを検索可能です。


⚙️ 5. 複数条件を組み合わせる

検索構文を組み合わせることで、さらに強力な検索ができます。

例)

➡ 「今月作成された5MB未満のドキュメントファイル」を表示。


🧠 6. GUI操作で条件を設定する方法(初心者向け)

キーボード入力が苦手な方は、次の手順でも同じことができます。

  1. 検索バーをクリック

  2. 上部メニューの「検索タブ」を開く(表示されない場合は何か入力してEnter)

  3. 「日付の変更」「サイズ」「種類」などのボタンを選択して条件を追加

これらは内部的に date:kind: を自動入力してくれるだけなので、入力式を理解しておくとより柔軟に検索できます。


⚠️ 7. 注意点とトラブル対策

  • 検索結果が出ない場合は、インデックスが無効になっている可能性があります。
    → [設定] → [プライバシーとセキュリティ] → [検索のアクセス許可] で確認。

  • 外付けドライブはデフォルトでインデックス対象外です。必要なら手動で追加します。

  • 一部のフォルダ(システム領域やOneDrive同期中など)は検索が遅くなる場合があります。


✅ まとめ

絞り込み項目キー
日付date:date:this week
種類kind:kind:documents
サイズsize:size:>100MB

Windows 11のエクスプローラー検索を理解すれば、膨大なファイルからでも目的のデータを数秒で見つけることが可能です。
ぜひ、日常業務や個人の整理にも活用してみてください!


💡 補足:検索結果が出ないときは「インデックス対象外」が原因かも?

Windows 11の検索では、「インデックスに登録されていない場所」では正しく絞り込み検索が動作しないことがあります。
特に Dドライブや外付けHDD、NAS、USBメモリ はデフォルトでインデックス対象外になっています。

そのため、次のような現象が起こります:

  • datemodified:2025/11/09 で検索しても何も表示されない

  • ファイル名検索はできるのに、日付・サイズ・種類の絞り込みが効かない

  • 「検索結果に一致する項目はありません」と表示される


✅ 対処法:インデックスのオプションに追加する

  1. スタートメニューで「インデックスのオプション」と検索して開く

  2. 画面下部の「変更」ボタンをクリック

  3. 「インデックスされる場所」一覧から、検索対象にしたいフォルダ(例:D:\img)にチェックを入れる

  4. 「OK」を押した後、右下の「詳細設定」→「再構築」を実行

インデックスが再構築されると、数分〜数十分後に日付やサイズなどの絞り込みが正しく動作するようになります。


🧠 補足ポイント

  • インデックスは PCの検索スピードを大幅に向上させる仕組みです。

  • 頻繁に使う作業用フォルダはインデックスに追加しておくと便利。

  • 逆に容量の大きいバックアップ用ドライブなどは追加しない方が快適です。


🔧 インデックス設定の確認場所

操作手順
設定アプリから開く設定 → プライバシーとセキュリティ → Windows Search → 詳細インデックス設定
コントロールパネルから開くスタート → 「インデックスのオプション」と検索

Windows 11でBitLockerの回復キーが突然要求される不具合が発生中!原因と対処法まとめ

最近、一部のWindows 11環境でBitLockerの回復キーを突然要求される不具合が報告されています。
普段は自動的に解除されるはずの暗号化ドライブが、突如ロック状態となり、起動時に回復キー入力を求められるケースが増加中です。

特に最近のWindows Updateやドライバ更新、BIOS設定変更を行った直後に発生する傾向があり、業務PCや個人端末問わず影響が出ています。
この記事では、この問題の主な原因と具体的な対処法を分かりやすく解説します。


💡BitLockerとは?

BitLocker(ビットロッカー)は、Microsoftが提供するディスク暗号化機能で、PCの盗難やデータ漏えいを防ぐために搭載されています。
通常はTPM(Trusted Platform Module)と連携しており、正しいハードウェア構成と署名情報が検証されれば自動で復号されます。

しかし、TPMの認証情報が変化すると「別のマシンに移動した」と判断され、回復キーの入力が必要になることがあります。


⚠️ 不具合の概要

2025年11月時点で確認されている症状は次の通りです:

  • Windows 11起動時にBitLocker回復キーの入力画面が表示される

  • BIOSやTPM設定を変更していないのに発生する

  • 最近の**Windows Update(KB503xxx系)**の適用後に増加

    • Windows 11/Windows 10 向けの 2025年10月14日以降にリリースされたセキュリティ更新プログラム(KB ナンバー明記されず、「Originating KBs listed above」としている) によって、回復キー画面が表示される不具合が発生している。

    • また、2025年5月時点で、Windows 10 用の更新「KB5061768」が、5月13日リリースの「KB5058379」に関連して回復キー不具合を修正するためのものとして報じられています。

  • Microsoftアカウントにサインインしていないユーザーは回復キーの確認が難しい


🔍 主な原因

以下の要因が複合的に関係していると見られています。

  1. Windows Update後にTPM情報が再認証された
    → ハードウェア構成が変わったと誤認識される。

  2. BIOS設定(Secure Boot / TPM)の一時的リセット
    → BIOS更新時にTPMが初期化されることがある。

  3. ドライバ署名やブートローダーの不整合
    → BitLockerが「システム改変」と判断しロックをかける。

  4. 企業環境でのポリシー適用
    → IntuneやActive DirectoryでBitLockerポリシーが再構成されるケース。


🧭 対処法まとめ

✅ 1. 回復キーを入手する

まずは回復キーを入手しましょう。Microsoftアカウントでログインしている場合は以下の手順で確認できます:

🔗 https://account.microsoft.com/devices/recoverykey

また、企業PCの場合は以下の場所にも保管されている可能性があります:

  • IT管理者(Active Directory / Intune)経由

  • USBメモリに保存したキー

  • 印刷して保管したキー


✅ 2. 回復キーを入力して起動

回復キー(48桁の数字)を入力するとWindowsが起動できます。
起動後、以下のコマンドでBitLockerの状態を確認します:

この結果で「保護が有効」となっている場合は、自動ロック解除設定が解除されている可能性があります。


✅ 3. 自動ロック解除を再設定する

BitLockerを再設定することで、次回から自動復号が有効になります:

または設定アプリから:

  1. 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「デバイス暗号化」

  2. 「BitLockerの管理」→「ドライブの自動ロック解除を有効にする」


✅ 4. BIOS/TPM設定を確認する

  • TPM(Trusted Platform Module)が有効になっているか

  • Secure Bootが有効なままか

  • BIOSの日付がリセットされていないか

これらが変更されていると再び回復キー要求が発生するため、設定の整合性を確認しましょう。


🧱 今後の対策

  • Windows Update直後は再起動前に「BitLockerを一時停止」しておく

  • BIOS更新前にも同様に一時停止

  • 回復キーはクラウド(Microsoftアカウント)とオフライン両方にバックアップ


🗣️ まとめ

項目内容
発生現象起動時にBitLocker回復キーが求められる
主な原因TPM再認証・BIOS更新・署名不整合など
一時対応回復キーを入力して起動
恒久対応BitLocker保護の再設定、TPM設定の確認
予防策Update前にBitLockerを一時停止しておく

OneDriveが勝手に同期する?Windows11で自動バックアップをオフにする手順と注意点

Windows 11を使っていて、

  • デスクトップが勝手に同期された

  • OneDriveに大量のファイルがアップロードされた

  • ローカルに保存したつもりのデータが消えた

といった経験はありませんか?

Windows 11では初期設定でOneDriveによる自動バックアップ(フォルダ同期)がオンになっている場合があります。便利な反面、意図せずクラウドへ同期されてしまい、混乱やデータトラブルの原因になることも。

この記事では、
OneDriveの自動バックアップを安全にオフにする方法と注意点
をわかりやすく解説します。


原因:なぜ勝手に同期されるのか?

Windows 11のセットアップ時、以下が自動選択されることがあります:

“デスクトップ・ドキュメント・ピクチャをOneDriveでバックアップ”

これにより、以下のフォルダがOneDriveと自動同期状態になります:

フォルダOneDrive側パス
DesktopOneDrive\Desktop
DocumentsOneDrive\Documents
PicturesOneDrive\Pictures

つまり、PCに保存したと思っていても、実際はクラウドでした…という状態に。


自動バックアップ(フォルダ同期)をオフにする手順

① OneDrive設定を開く

  1. タスクバー右下の雲アイコンを右クリック

  2. 「設定」 をクリック

② バックアップ設定へ

「同期とバックアップ」タブ → 「バックアップを管理」

③ 同期をオフにする

「デスクトップ」「ドキュメント」「写真」
「バックアップの停止」 を順にクリック

※停止時に「このPCのファイルはOneDriveに残ります」と表示されます


重要:解除後にやるべきフォルダ移動

同期解除後、フォルダはクラウドのまま残っています。
次を行わないとローカル保存に戻りません。

ローカルに戻す手順

  1. OneDrive内の
    Desktop / Documents / Pictures を確認

  2. 中のファイルを
    PCのローカルフォルダへ移動

📂 本来の場所

C:\Users\<ユーザー名>\Desktop
C:\Users\<ユーザー名>\Documents
C:\Users\<ユーザー名>\Pictures

⚠「移動」推奨
「コピー」だとクラウド側に残り、混乱します


やってはいけない注意点

NG行動理由
OneDrive内のフォルダを削除PC側のファイルも消える可能性
同期解除後に放置ローカルに戻らない & バックアップ不完全
PC→OneDriveへ直接ドラッグしたまま使用データ管理が複雑化

OneDriveを完全に無効化したい場合

仕事PCや共有PCなら
完全停止は非推奨ですが、家庭用なら選択肢です。

アンインストール手順

設定 → アプリ → インストール済みアプリ
OneDrive → アンインストール


まとめ

ポイント内容
現象OneDriveが勝手に同期する原因は初期設定
対策フォルダバックアップ設定をオフ
重要必ずファイルをローカルに戻す
注意OneDriveフォルダ削除は絶対NG

OneDriveは便利ですが、意図せず同期すると**「データが消えた!?」**と焦るケースも。
設定を見直し、安心してPCを使いましょう。

Windows 11対応CPUまとめ:Intel・AMD・Ryzen世代別対応表

Windows 11へのアップグレードを検討していると必ずぶつかる疑問が、

「自分のCPUはWindows 11に対応しているのか?」

という点です。

特にWindows 10サポート終了(2025年10月)を前に、PCの買い替えやアップグレード判断が増えています。本記事ではIntel / AMD(Ryzen)CPUの対応世代をひと目で理解できるように整理しました。

 

 

 

 


✅ Windows 11のCPU要件

Windows 11はWindows 10と違い、次のハードウェア要件があります。

必須要件内容
CPU対応リストに掲載されたCPU(Intel8世代以降目安)
TPMTPM 2.0 必須(ファームウェアTPM含む)
セキュアブート必須
アーキテクチャ64bitのみ対応

⚠️ 64bitなら何でもOKではない点が注意!


🧩 Intel CPU:対応世代一覧

基本の目安

世代対応状況代表例
第7世代以前非対応(例外あり)i7-7700等
第8世代✅ 対応i5-8400, i7-8700
第9世代✅ 対応i5-9600K, i7-9700K
第10世代✅ 対応i7-10700, i9-10900K
第11世代以降✅ 完全対応(推奨)i5-11600K, i7-12700K, i9-13900K

最低ラインは第8世代
でも、今から買うなら第11世代以上が安心です。


🔥 AMD Ryzen:対応世代一覧

世代対応状況代表例
Ryzen 1000(Zen)非対応Ryzen 7 1700
Ryzen 2000(Zen+)✅ 対応Ryzen 5 2600
Ryzen 3000(Zen2)✅ 対応Ryzen 5 3600, Ryzen 9 3900X
Ryzen 4000(Mobile)✅ 対応4800U等
Ryzen 5000(Zen3)以降✅ 完全対応(推奨)5600X, 5800X, 7950X

最低ラインはRyzen 2000
買い替えはRyzen 5000 or 7000シリーズがおすすめ。


🔧 TPMの確認方法(超重要)

Windowsで確認

Winキー + R → tpm.msc

「TPMが使用可能」と表示されればOK。

BIOSで見る名称例

メーカーTPM表記例
IntelPTT
AMDfTPM
ASUS / MSI等Security / Trusted Computing

i7-8700でもTPM無効ならWindows11不可 → BIOSでONに!


💡 今のPCを活かすべきか?買い替えか?

状況推奨
Intel 8〜10世代 / Ryzen 2000〜5000まだ現役、アップグレード価値あり
Intel 7世代以下 / Ryzen 1000買い替え推奨
新規購入Intel 12世代 or Ryzen 7000推奨

✅ まとめ

内容結論
Intel対応第8世代以降(推奨:11世代〜)
AMD対応Ryzen 2000以降(推奨:5000〜7000)
必須設定TPM2.0 / セキュアブート
優先するものCPU世代 > メモリ > ストレージ

古いPCでもTPMを有効化すればいける場合があるので、まずは

tpm.msc
biosでSecure Boot/TPM確認

を試しましょう。

「左下のニュース表示が邪魔!」Windows 11でウィジェットを完全に消す方法

画面左下にニュースや天気が勝手に出てきて邪魔…その正体は「ウィジェット」

Windows 11を使っていると、タスクバーの左下に突然天気やニュースが表示されることがあります。クリックするとニュースフィードが開き、「見たくもないのに勝手に出てくる」「業務中に邪魔」「誤クリックがストレス…」と感じた方も多いのではないでしょうか。

この表示の正体は、**Windows 11の「ウィジェット機能」**です。

本記事では、以下のような悩みをスッキリ解決します。

✅ 左下のニュース表示を完全に消したい
✅ Edgeのニュースフィードも消したい


✅ 手順①:タスクバーからウィジェットをオフにする(最も簡単)

もっとも手軽な方法は、タスクバー設定からウィジェット機能を無効化する方法です。

▼操作手順

  1. タスクバー上で右クリック

  2. タスクバーの設定」をクリック

  3. ウィジェット」のスイッチをオフにする

👉 これだけで、左下の天気・ニュース表示が完全に消えます。


✅ 手順②:Edgeのニュースフィードも消す方法(ブラウザでも出てくる場合)

Microsoft Edgeを使用していると、新しいタブを開いた際にニュースが並ぶことがあります。これも設定で非表示にできます。

▼設定手順

  1. Edgeを起動

  2. 新しいタブを開く

  3. 右上の歯車アイコンをクリック

  4. 「フィードの表示」を**オフ**に変更

👉 これでEdge上のニュースフィードもスッキリします。


✅ よくある質問(FAQ)

質問回答
ウィジェットを消すと何か機能が使えなくなる?問題ありません。通知センターや検索機能には影響しません。
天気だけ残すことはできる?現状、ウィジェットをOFFにするとニュースも天気もまとめて消えます。
また表示したくなったらどうすればいい?「タスクバーの設定 → ウィジェットをオン」に戻すだけでOKです。

✅ まとめ:「不要なら消してOK」ウィジェットは必須機能ではない

Windows 11のウィジェットは「天気やニュースを素早くチェックしたい人向け」の機能ですが、業務利用や集中作業をする場合にはかえって邪魔になることがあります。

✅ タスクバーの設定からOFF → 最短10秒で削除
✅ Pro版ならグループポリシーで再表示もブロック
✅ Edgeのニュースも別途オフにできる

邪魔だと感じたら、遠慮なくOFFにすることで作業効率も向上します。

Windows 11「25H2」アップデートは今すぐ入れるべき?最適な適用タイミングと注意点を解説

2025年後半に提供が開始されたWindows 11 Version 25H2。
サポート期間の更新や安定性向上への期待がある一方で、「今すぐ適用して大丈夫なのか?」と不安を感じているユーザーも多いはずです。

特に、音楽制作・動画編集など制作系の作業を行うユーザーや、業務用PCを利用している方にとっては、不具合リスクを慎重に判断することが重要です。

本記事では、Windows 11 Version 25H2の特徴、この記事執筆時点(2025年10月26日時点)で確認されている不具合情報、適用タイミングの判断基準、注意点などをわかりやすく解説します。


📘 Windows 11 Version 25H2とは?

項目内容
リリース時期2025年後半から段階的展開
アップデート方式有効化パッケージ方式(24H2ベース)
主な内容サポート期間更新・安定性向上・小規模な機能強化
サポートリセットHome/Proは24か月、Enterprise/Educationは36か月へ更新
想定負荷大規模アップグレードに比べ軽量

✅ 24H2と同じ基盤で動作するため、互換性リスクが比較的低いとされています。


🚨【この記事執筆時点(2025年10月26日時点)】で報告されている25H2の主な不具合

不具合内容状況・影響対応状況
WinRE(回復環境)でUSBマウス・キーボードが動作しない起動エラー時、USB入力が反応せず修復操作が困難になる緊急パッチKB5070773が提供済
メモリ使用量が増えるとの報告RAM消費が24H2より大きいというユーザー報告あり今後の修正待ち
アップデートによる大幅な性能改善が感じられないベンチマークで24H2とほぼ同等という検証あり仕様と考えられる
一部アプリ・プラグインで互換性未検証クリエイター向けソフトに未対応報告あり(DAW/VSTなど確認必要)対応状況はメーカー次第
タスクバーが消える・表示されないアップデート直後にタスクバー非表示や透明化状態になる報告あり。explorer.exe再起動でも改善しない例も存在Microsoft公式の恒久対応は未発表

⚠ 制作/業務ユーザーは特に「WinREのUSB問題」や「サードパーティ製ソフトの対応待ち」に注意が必要です。


✅ 今すぐ適用してもよいタイプ

✔ 最新OS環境を優先したい
✔ すでに24H2を使っている(更新負荷が低い)
✔ 使用アプリがMicrosoft純正・Web系中心
✔ PCトラブル時の影響が軽い(個人利用・検証機)

📌 この場合、リリース後1~2週間程度様子を見た上でアップデートする判断が可能です。


⚠ 様子見が推奨されるタイプ

✔ DAW(Cubase、Studio One、FL Studioなど)を使用
✔ VST/AUプラグインを多用
✔ 動画編集・カラーグレーディングを行う(Premiere / DaVinciなど)
✔ オーディオインターフェイス・MIDI機器など外部機器依存
✔ 企業・業務で使用(業務停止リスクあり)

📌 この場合、メーカー対応状況・ユーザー報告が安定するまで(1〜3か月程度)様子を見るのが安全です。


🎯 用途別おすすめ適用タイミング(目安)

ユーザータイプ適用推奨タイミング
一般ユーザーリリースから2~4週間後
副業ブロガー/動画編集ライトユーザー安定報告後(約1~2か月後)
音楽制作者/映像クリエイター各ソフトメーカーの25H2対応確認後(約2~3か月後)
企業/業務PCテスト環境検証後(3か月以降)

✅ アップデート前のチェックリスト

☑ 使用アプリの25H2対応状況を確認
☑ オーディオIF/周辺機器のドライバ情報をチェック
☑ 回復手段(USBリカバリメディア)を準備
☑ バックアップを取得する
☑ トラブル時に戻せるか考える


✅ 更新後にすぐ確認すべきポイント

✅ デバイスマネージャでドライバ異常がないか確認
✅ 音楽・映像編集アプリの起動テスト
✅ キーボードやオーディオデバイスの遅延確認
✅ 月例アップデート(累積更新プログラム)も適用


📌 まとめ:25H2は「比較的安全だが油断は禁物」

判断視点評価
アップデート方式軽量(有効化パッケージ)
安定性概ね良好だが制作系は注意
不具合一部重大な報告あり(WinRE問題など)
適用判断一般ユーザーは早期適用OK、クリエイターは様子見

👉「安定性重視なら少し待つ」「問題なければ早期検討」のバランスが現実的です。

Windows 11:タスクスケジューラで定期的にバッチを自動実行する方法

🧭 はじめに

Windows 11では「タスクスケジューラ」を使うことで、定期的にバッチファイル(.bat)を自動実行することができます。
例えば「毎日深夜にバックアップを実行する」「週1回ログを整理する」などの定型処理を自動化することで、業務効率を大幅に向上させられます。

本記事では、初心者でもわかるように タスクスケジューラの設定手順から確認ポイントまで を解説します。


⚙️ 手順①:バッチファイルを準備する

まずは、実行したいバッチファイル(.bat)を作成します。
例として、Cドライブのバックアップを行う簡単なスクリプトを紹介します。


  • xcopy:ファイル・フォルダをコピーするコマンド

  • /E:空フォルダも含めてコピー

  • /Y:上書き確認を省略

このファイルを、たとえば
C:\batch\backup.bat
というパスで保存します。


📅 手順②:タスクスケジューラを起動する

  1. スタートメニューで「タスクスケジューラ」と検索

  2. アプリを起動

  3. 右側の「タスクの作成」をクリック


🕒 手順③:基本情報を設定する

項目内容例
名前夜間バックアップ
説明毎日0時にバックアップ実行
実行ユーザー自分のアカウント(管理者権限推奨)
実行時に使用する権限「最上位の特権で実行する」にチェック

💡 ポイント
バックアップやシステム操作など、管理者権限が必要なタスクは必ず「最上位の特権で実行」をONにしましょう。


⏰ 手順④:トリガー(実行タイミング)を設定

  1. 「トリガー」タブ →「新規」ボタンをクリック

  2. 実行頻度を選択(毎日・毎週・毎月など)

  3. 実行開始時刻を指定(例:0:00)

  4. 必要に応じて「有効」にチェックを入れる

項目設定例
タスクの開始毎日
開始時刻0:00
繰り返し間隔1日ごと
有効チェックON

⚡ 手順⑤:操作(実行内容)を設定

  1. 「操作」タブ →「新規」ボタン

  2. 操作の種類:「プログラムの開始」を選択

  3. 「プログラム/スクリプト」に以下を指定
    C:\batch\backup.bat

💡 補足
引数を渡したい場合は「引数の追加」に記入できます。


🔍 手順⑥:条件・設定タブを確認

条件タブ

  • 「AC電源使用時のみ実行」にチェック → ノートPCなら推奨

  • 「ネットワーク接続時のみ実行」なども用途に応じて設定

設定タブ

  • 「タスクを要求時に実行する」

  • 「タスクが失敗した場合に再試行する」などを有効にすると安定します。


🧪 手順⑦:実行テストを行う

設定後、タスクスケジューラの「タスク一覧」から該当タスクを右クリックし、
「実行」 を選択してテストします。

ログ出力やバッチの動作を確認して問題がなければ、定期実行は完了です。


🧾 よくあるトラブルと対処法

現象原因対処法
実行されないパスが間違っている絶対パスで指定する(例:C:\batch\backup.bat)
管理者権限が必要権限不足「最上位の特権で実行」にチェック
画面に出ないバックグラウンド実行正常動作(出力をログに記録して確認)

💡 応用:ログファイルを残す

バッチファイルの末尾に以下を追記すると、ログを残せます。

>> C:\batch\backup_log.txt 2>&1

これで、エラー内容や実行履歴を確認できるようになります。


✅ まとめ

  • タスクスケジューラを使えば バッチの自動実行 が簡単にできる

  • トリガー(スケジュール)と操作(実行内容)を正しく設定することが重要

  • 管理者権限、パス指定、ログ出力でトラブルを防止

🪟 Windows 11:PINやパスワードを忘れたときのリセット方法

Windows 11では、MicrosoftアカウントやPINコードを使ってログインするのが一般的です。
しかし、「PINを忘れた」「パスワードを思い出せない」といったトラブルは誰にでも起こります。
この記事では、Windows 11でサインイン情報をリセットする方法をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • PINやパスワードを忘れたときのリセット手順

  • ローカルアカウント・Microsoftアカウントの違い

  • トラブル時に試すべき順序と注意点


🧭 1. まず確認!どのタイプのアカウントか?

アカウント種別特徴リセット方法
MicrosoftアカウントOutlook、OneDriveなどと連携Web経由でリセット可能
ローカルアカウントPC単体で使うオフラインでパスワード変更可能
会社や学校アカウント(Azure AD)組織管理下のPC管理者またはIT部門に依頼

確認方法(通常時):
「設定」→「アカウント」→「あなたの情報」→「アカウントの種類」で判別できます。
サインインできない場合は、ログイン画面に「Microsoftアカウントでサインイン」と出ていればオンライン型です。


🔑 2. PINを忘れたときのリセット手順

✅ サインイン画面から再設定する

  1. ログイン画面で「PIN(I forgot my PIN)」をクリック

  2. Microsoftアカウントのパスワードを入力

  3. 登録しているメールまたは電話に確認コードが届く

  4. 新しいPINを設定して完了

💬 補足:PINはローカルPCにのみ保存されるため、他のデバイスには影響しません。


🌐 3. Microsoftアカウントのパスワードを忘れた場合

手順内容
スマホや別PCから https://account.live.com/password/reset にアクセス
登録メールまたは電話番号を入力
セキュリティコードを受け取り入力
新しいパスワードを設定

ポイント:

  • セキュリティ情報を事前に設定していないとリセットが難しくなります。

  • その場合、「追加情報の提供を求める」フォームから本人確認が必要です。


💻 4. ローカルアカウントのパスワードを忘れた場合

方法1:パスワードリセットディスクを使う

以前に作成したUSBキーを挿して「パスワードをリセット」を選択。
作成していない場合は、次の方法へ。

方法2:セーフモード+コマンドプロンプトで再設定

※上級者向けの手順です。

  1. 電源ボタンを押して再起動 → ログイン画面で「Shift」+「再起動」

  2. 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンド プロンプト」

  3. 以下を入力して新しいユーザーを作成


  1. 再起動後、「NewUser」でログインし、既存アカウントのパスワードを変更。


🧱 5. サインインオプションからPINを再設定する方法(設定から)

手順操作内容
「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」
「PIN(Windows Hello)」を選択
「削除」→「新しいPINを設定」
再ログイン後にPINを再登録

⚠️ 一部環境では「この設定は組織によって管理されています」と表示され、管理者権限が必要な場合があります。


🧠 6. トラブルを防ぐための事前対策

対策項目内容
セキュリティ情報の登録Microsoftアカウントに電話番号・予備メールを登録
PINのバックアップメモ帳やパスワードマネージャーに控える
ローカルアカウントの予備作成管理者権限のバックアップユーザーを追加
パスワードリセットディスクの作成「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」から作成可能

🧩 7. どうしてもログインできない場合の最終手段

  • **リカバリドライブ(USB)**から起動し、Windowsを再インストール

  • 重要データがある場合は、別PCでドライブを読み取り救出可能

  • 組織PCの場合は、IT管理者に連絡


🚀 まとめ

状況リセット方法注意点
PINを忘れた「PINを忘れた」から再設定Microsoftアカウント認証が必要
Microsoftパスワードを忘れたWebでリセットセキュリティ情報が必須
ローカルアカウントのパスワードを忘れたセーフモードや別ユーザー上級者向け手順