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VPNは本当に必要?使うメリット・使わないリスクを徹底比較【NordVPNなど代表3社も紹介】

インターネットを利用するときに、よく耳にするようになった「VPN」。
でも、「そもそもVPNって何?」「自分にも必要なの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、VPNはセキュリティ強化プライバシー保護を重視する人にとっては、ほぼ必須のツールになりつつあります。
一方で、VPNを使わなくても十分というケースもあり、その違いを理解することが大切です。


🔎 VPNとは?

VPN(Virtual Private Network:仮想専用線)とは、インターネット通信を暗号化し、外部からの盗聴や改ざんを防ぐための仕組みです。

具体的には、

  • 公共Wi-Fiを安全に利用できる

  • IPアドレスを隠して匿名性を高められる

  • 海外から日本の動画配信サービスを見る、またはその逆も可能

といった用途があります。
VPNは「見えないセキュリティの盾」として、あなたの通信を守ってくれる存在です。


⚠️ VPNを使わない場合のリスク

VPNを使わずにネットを利用すること自体は可能ですが、次のようなリスクがつきまといます。

  1. 通信の盗聴リスク

    • 特に公共Wi-Fi(カフェ・ホテル・空港など)では、悪意ある第三者に通信内容を盗み見られる可能性があります。

  2. IPアドレスの露出

    • 自分のIPアドレスから、利用しているプロバイダやおおよその地域が特定される場合があります。

  3. 地域制限の壁

    • NetflixやHulu、スポーツ中継サイトなどは国ごとに視聴制限があり、日本からだと見られない海外コンテンツが存在します。

  4. 検閲や制限の影響を受けやすい

    • 海外出張や旅行中に、一部の国ではSNSやニュースサイトにアクセスできないケースがあります。


✅ VPNを使うメリット

逆にVPNを利用すると、次のようなメリットがあります。

  1. セキュリティ強化

    • 通信が暗号化され、第三者による盗聴や改ざんを防げます。

  2. プライバシー保護

    • IPアドレスを隠すことで、匿名性が高まり、追跡や広告ターゲティングを回避できます。

  3. コンテンツの解放

    • 地域制限のある動画やサービスを利用可能になります。

  4. 安心して公共Wi-Fiが利用できる

    • 出張や旅行の多い人にとっては特に大きなメリットです。

📊 VPN利用の有無による比較表

項目VPNなしVPNあり
セキュリティ公共Wi-Fiで盗聴のリスクあり通信が暗号化され安全性向上
プライバシーIPアドレスがそのまま露出IPが隠され匿名性アップ
アクセス制限海外サイト・動画に制限あり地域制限を回避できる
速度プロバイダ回線そのままサーバー経由のため若干低下する可能性あり
利便性設定不要でそのまま使えるアプリを起動して接続が必要
コスト無料有料(数百円~千円台/月)
 

🌍 代表的なVPNサービス3社の紹介

VPNを導入しようと思っても、「どのサービスを選べばいいの?」と迷う方は多いでしょう。
ここでは世界的に利用者が多い3社を紹介します。

1. NordVPN

  • 特徴: 世界60か国以上に5,000台以上のサーバーを展開。速度・セキュリティ・価格のバランスが良い。

  • セキュリティ: AES-256暗号化、ノーログポリシー、ダブルVPN(2重暗号化)対応。

  • 使いやすさ: PC・スマホ・タブレットにアプリが用意されており、ワンクリックで接続可能。

  • 料金: 長期契約なら月額数百円台から。コスパが高い。

👉 総合的に「迷ったらこれ」という王道VPN。特に初心者~中級者におすすめ。


2. ExpressVPN

  • 特徴: 世界94か国以上にサーバーを展開。高速で安定した接続が最大の強み。

  • セキュリティ: 独自の「TrustedServer技術」により、サーバー上にデータを残さない仕組み。

  • 使いやすさ: インターフェイスが直感的で、設定不要ですぐに使える。

  • 料金: 他社よりやや高めだが、スピード重視なら最有力候補。

👉 特に動画視聴や大容量通信を快適に使いたい人におすすめ。


3. Surfshark

  • 特徴: 比較的新しいサービスながら急成長中。1つのアカウントで無制限デバイス接続が可能。

  • セキュリティ: AES-256暗号化、広告ブロッカー機能、キルスイッチ機能も搭載。

  • 使いやすさ: Chrome/Firefox拡張機能あり、手軽に導入可能。

  • 料金: 長期契約だと業界最安クラス。コスパ重視のユーザー向け。

👉 家族利用や複数デバイスでの利用を考えている人に最適。


🌍 代表的VPNサービス3社比較表

サービス名特徴セキュリティ料金目安おすすめユーザー
NordVPNサーバー数が多くバランス良しAES-256暗号化, ノーログ, ダブルVPN長期契約で月数百円台~初心者~中級者, コスパ重視
ExpressVPN高速・安定性に強みTrustedServer技術, AES-256暗号化他社より高め(千円前後/月)動画視聴や大容量通信を快適に使いたい人
Surfshark無制限デバイス接続可能AES-256暗号化, 広告ブロッカー, キルスイッチ業界最安クラス(長期契約で数百円台)家族利用や複数デバイスで使う人

 

💡 結論:VPNは必要か?

  • 公共Wi-Fiをよく使う人 → 必須レベル

  • 動画配信や海外コンテンツを楽しみたい人 → 便利で快適

  • 匿名性・プライバシーを守りたい人 → 強くおすすめ

逆に、自宅でしか使わず、匿名性やセキュリティを特に気にしない人は必須ではありません。
ただし、日常的にスマホやPCを外で使うなら、VPNは「保険」として導入しておく価値があります。

PDFelementを使用して画像ファイル内の文字をテキスト化する方法

OCR機能を持つソフト「PDFelement」を使用して画像ファイル内の文字列をテキストファイル化する方法です。

「PDFelement」には無料トライアル版もあるので画像ファイルからテキストファイルやExcelファイルへの変換は無料トライアル版でも十分可能となってます。

「PDFelement」のダウンロード

「PDFelement」を使用して画像ファイル(png)の文字をテキストファイル化する手順

今回は以下の画像ファイル(png)をテキスト化してみます。

  1. PDFelementを起動し、「ファイルを開く」を選択します。
  2. ファイルの種類がpdfになっているので「すべてのファイル」へ変更して変換したい画像ファイルを選択します。
  3. プロ版機能の購入案内画面が表示されるので「無料トライアルを続ける」を選択します。
  4. 変換したい形式のファイルを選択します。今回はtxtファイルへ変換したいので「テキストへ」を選択します。
  5. 再びプロ版機能の購入案内画面が表示されるので「無料トライアルを続ける」を選択します。
  6. pdfファイルへの保存確認が表示されるので保存したい場合は「はい」を、不要であれば「いいえ」を選択します。
  7. 名前を付けて保存画面が表示されるので保存後のファイル名を指定して「保存」を選択します。
  8. 正常に変換されると以下に様に「正常に変換されました」と表示されます。「開く」ボタンを選択すると変換後ファイルを開くことが出来ます。
  9. 変換後ファイルを開くと以下の様に画像内も文字がテキスト化されてるのが確認出来ます。やや精度は微妙なので見直しは必須ですが、文字数が多い画像ファイルなどをテキストファイル化したい場合などには結構使えそうです。

エクスプローラー操作が格段に楽になるファイルマネージャーアプリ「One Commander」

「One Commander」はファイルマネージャーアプリでWindows標準のエクスプローラーを利用している方には一度は試してもらいたいソフトの代表格です。使用したら恐らく標準のエクスプローラーには戻れませんw

そういえば標準のエクスプローラーだとWindows11でようやくタブ化されたとか。。

「One Commander」のダウンロード

覚え書き.comから「One Commander 3.5.11」をダウンロード

  • バージョン:3.5.11.0
  • ファイルサイズ:43.5M

「One Commander」の主な機能・特徴

  • デュアルパネル、サイドバイサイドのファイルブラウジング
  • エクスプローラーのタブ化や改装表示が可能
  • ファイル作成日の色分け表示
  • 動画、画像、PDF、ソースコードファイルなどのプレビュー表示
  • お気に入り(BookMark)のグループ化
  • File Automatorというツールでファイル名の一括変換や画像ファイルのjpegなどへの一括変換なども可能

ライセンス

  • Shareware ※非商用利用は無料

サポート

  • Windows10、Windows11

 

ExcelやWordのOfficeユーザー名を設定する方法

よく会社などでファイルサーバー上にあるExcelファイルなどを複数人で使用している場合、誰かがそのファイルを開いてると自分が開こうとしても編集出来ないことはよくあります。そういう時にユーザー名をきちんと設定していれば誰が開いているのかすぐ分かるのですが、初期設定時に設定していないと「使用者は’Windwosユーザー’です。」というように表示され「誰っ?」となることもよくあります。地味にストレス溜まることなのでOfficeのユーザー名はきちんと設定しておきましょう。。

Officeのユーザー名を設定する手順

  1. メニューの「ファイル」を選択します。
  2. 左側のメニューから「オプション」を選択します。
  3. 「Microsoft Officeのユーザー設定」欄の「ユーザー名」へ入力して「OK」ボタンを選択すれば設定完了です。一度Excelで設定してしまえば他のWordなどのOfficeソフトも共有されるのでソフト毎に設定する必要はありません。

 

 

Microsoft Office 365のOutlook(ブラウザ版)で署名設定する方法

ブラウザからMicrosoftカウントにログインしてOutlookを起動するとメール作成時などの署名を設定する箇所が分かりにくかったので設定方法をメモしておきます。

Outlook(ブラウザ版)での署名設定手順

  1. Outlookの画面右上の「設定」ボタンを選択して、設定画面の一番下に表示されている「Outlookのすべての設定を表示」を選択します。
  2. 設定画面のメニュー「作成と返信」を選択し、署名の名前や内容、新規メッセージの既定設定、返信/転送時の既定設定をそれぞれ設定します。
  3. 署名の設定が完了したら「保存」ボタンを選択して保存すれば署名の設定が完了です。
  4. 以下の様に新しいメッセージを作成してみると設定した署名がデフォルト表示されていることが確認できます。

Amazon WorkSpacesを日本語化する手順

Amazon WorkSpacesをインストール直後は英語でメニューなどが表示されていると思いますが、これを日本語化する手順をメモしておきます。

Amazon WorkSpacesを日本語化手順

  1. Amazon WorkSpacesのログイン画面が表示されたら、メニューの「Settings」を選択。
  2. Settingsメニューの「Change Language…」を選択。
  3. Select a Languageで「日本語」を選択。
  4. 以上で以下のようにAmazon WorkSpacesが日本語で表示されます。

Windows7でAmazon WorkSpacesを動かす方法

もしAmazon WorkSpacesを自宅のWindows7 PCにインストールしようとしたけど、エラーが出て上手くインストール出来ずに諦めてしまった人がいたら参考になる情報です。

Amazon WorkSpacesは64bit版と32bit版があり、自宅のWindows7 PCで動作させるには32bit版の方をインストールすれば動作します。

Amazon WorkSpacesのダウンロード先

Amazon WorkSpaceのダウンロードページへ

Amazon WorkSpacesのダウンロード画面

  •  Windows版のLatest 32 Bit Clientを選択しダウンロードしてインストールすればWindows7でも正常に動作します。

Teams:デスクトップアプリのダウンロード方法

テレワークが広まって一気に需要が高まってきているMicrosoft Teamsですが、最初はブラウザからOfficeにログインしてアプリを選択して起動していると思います。

毎日のように利用していると毎回WEBにログインしてという作業が面倒になるのでそういった方にはデスクトップアプリ版をインストールすることをおすすめします。

Teams:デスクトップアプリのダウンロード方法

  1. ブラウザ版のTeams画面の右上にある「…」ボタンを選択します。
  2. 表示されたメニューから「デスクトップアプリをダウンロード」を選択します。
  3. ダウンロードした「Teams_windows_x64.exe」を実行してインストールを実施すればTeamsのデスクトップアプリ版を使用出来ます。

Javaのバージョンアップ手順

しばらくJavaのバージョンアップを実施してなかったのでバージョンアップ時の手順をメモしておきます。
今回はJava 1.6.0_45 ⇒1.8.0_331へバージョンアップしてみます。
※2022年5月時点でJavaの最新バージョンは18ですが開発で使用してるのは8なので今回最新版にはしてません。

jdkのダウンロード

  • Oracleの「Javaアーカイブ」ページからダウンロードする事が可能です。
    ダウンロードする場合Oracleアカウントが必要となります。
    ⇒Oracle Java Archiveページ

jdkのインストール手順

  1. インストールする前にまずは現在適用されているJavaのバージョンを確認します。コマンドプロンプトの画面で「javac -version」と入力すれば現在適用されているJavaのバージョンを確認できます。
  2. OracleのアーカイブページでJavaのバージョンを選択します。今回は「Java SE 8(8u211 and later)」を選択します。
  3. 次にjdkのインストーラーを選択します。今回は64ビット版の「jdk-8u331-windows-x64.exe」を選択します。
  4. ダウンロードした「jdk-8u331-windows-x64.exe」を実行してセットアップ画面の「次」ボタンを選択します。
  5. インストール先を変更したい場合は変更ボタンから指定してから「次へ」ボタンを選択します。
  6. インストールが終了するの以下の画面が表示されるので「閉じる」ボタンを選択します。
  7. コントロールパネル ⇒ システム ⇒ システムの詳細設定から環境変更を設定します。
  8. システム環境変数の「JAVA_HOME」を選択しjdkをインストールしたフォルダを指定します。
  9. 次にシステム環境変数の「Path」を選択肢jdkのフォルダが指定されている箇所を変更します。
  10. 環境変数の設定が完了したら再度コマンドプロンプト画面でJavaのバージョンを確認して値が変更されていればバージョンアップ作業完了です。

 

 

WinMergeで差分(不一致)データのみ表示させる方法

WinMergeを使用してファイル(データ)の比較を行う場合、差分(不一致)データのみに絞り込みたい場合が結構あります。そういう時にはWinMergeのメニューから「表示」⇒「Diffコンテキスト」⇒「0」を選択する事で差分データのみ表示させる事が出来ます。

WinMergeで差分(不一致)データのみ表示させる手順

今回は以下の2つのファイルの結果を比較して差分データのみ表示させてみます。

  1. WinMergeで2つのファイルを比較します。
  2. WinMergeのメニューから「表示」⇒「Diffコンテキスト」⇒「0」を選択します。
  3. 以下の様に差分データのみ表示されます。

補足・注意点・応用アイデア

1. “Diff コンテキスト 0” の意味と限界

  • 記事で説明されている「表示 → Diff コンテキスト → 0」を選ぶと、差分行のみ、つまり “コンテキスト行(一致している行)を表示しない” という設定になります。

  • ただし、完全に “見出し行” や “ファイル間の空行差異” などを除外できるわけではありません。たとえば、空白/タブの違いのみの行、改行コードの違いなどは差分として扱われやすいため、不要なノイズが混じることがあります。

2. 改行コードや空白の違いを無視する設定

  • 差分比較ツールを使う時、ファイル間で改行コード(CRLF vs LF)や先頭・末尾空白、タブ/スペースの扱いに差異があると、意図しない “差分” として検出されてしまうことがあります。

  • WinMerge にはこれらを無視するオプション(空白を無視、改行コード無視など)があるので、併用するとノイズを減らせます。

3. フィルタ機能の併用

  • WinMerge には「フィルタ」機能があり、除外したい拡張子・ファイル名パターンを設定できます。差分対象を限定する際に便利です。

  • また、特定の行(たとえば “コメント行” や “特定の識別子を含む行”)を無視するような条件フィルタを使えることもあります。

4. 比較モード(텍スト vs バイナリ)

  • WinMerge ではテキスト比較とバイナリ比較モードがあります。

  • バイナリモードを使うと、文字列レベルでは見えない差異(バイナリレベルの違い)を確認できます。ただし、その場合は行単位の「差分行表示」というより全体比較寄りになります。

5. 他の差分ツールとの比較・代替

  • VSCode(Visual Studio Code)Sublime TextNotepad++ などは、拡張機能を入れることで差分表示が可能で、「差分のみ表示」や「差分行+前後 context 表示」など柔軟な表示ができます。

  • コマンドラインでは diff(Linux/macOS)や git diffGNU diffutilsmeldBeyond Compare などが知られています。GUI かコマンドか、使い慣れたインタフェースで併用するのがおすすめです。

6. 大きなファイル・多数ファイルペアの比較

  • 巨大ファイルを比較する場合、WinMerge のパフォーマンス(速度、メモリ使用量)がボトルネックになる場合があります。

  • そのような場合には、差分抽出を先にスクリプト(例えば Python、Perl、Unix の diff コマンド)で実施し、生成された差分を WinMerge で可視化する、というハイブリッド運用が有効です。

7. 差分出力を保存・エクスポートする

  • WinMerge は比較結果を “Diff 出力” (たとえば Unified Diff 形式) として保存(エクスポート)できます。

  • 差分のみ表示している状態では出力できない (出力結果に context 行を含む形式になる) ことがあるので、出力設定を確認する必要があります。

8. 複数フォルダ比較(ディレクトリ比較)での差分抽出

  • ファイル単体の比較だけでなく、フォルダ(ディレクトリ)単位で WinMerge は比較できます。

  • この場合、フォルダ内のすべての差異(新規・削除・更新)を一覧で確認でき、差分のあるファイルのみを開く操作が便利になります。

9. 自動化・スクリプトとの連携

  • WinMerge はコマンドライン起動オプションを備えており、スクリプト内で差分比較を自動化することが可能です。

  • バッチ処理や CI/CD パイプラインで、プログラムの差分チェックを自動実行 → 差異があるならアラート出力、などの用途にも使えます。

10. 注意すべき点:日本語・エンコーディング

  • 日本語ファイル(Shift_JIS / UTF-8 / EUC など)を比較する際、エンコーディングの不一致が文字化けや差分誤検出の原因になります。

  • ファイルを比較する前にエンコーディングを統一しておく(または WinMerge 側で文字コード変換設定を適切に設定)ことが推奨されます。