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Excel:オブジェクト内の文章に取消線を引く方法

Excelで文章作成中にオブジェクト内の文字列へ取消線を引く方法をご紹介します。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

オブジェクト内の文章に取消線を引く方法

  1. 今回は下記オレンジ枠内のオブジェクトの文字列へ取消線を引いてみます。
  2. まずオブジェクトを選択し、取消線を引きたい文字列を範囲選択します。
  3. ホームタブのフォント欄の右下にある矢印へカーソルを合わせてフォント設定画面を開きます。
  4. フォント画面で左下にある「取り消し線」か「二重取り消し線」を選択しOKボタンを押下します。
  5. これで下記の様にオブジェクト内の文章へ取消線が引かれます。

 部分選択にも対応

図形やテキストボックス内の特定の文字だけに取り消し線を引くことも可能です。
テキストをドラッグで選択してから、右クリック →[フォント]→[取り消し線]にチェックを入れてください。


ショートカットキーでも設定できる

Excel 2013でも、以下のショートカットキーが有効です。

操作 ショートカット
取り消し線を付ける/外す Ctrl + 5

※ 文字列を選択してから押すことで、簡単にオン/オフが切り替えられます。
図形内テキストでも有効ですが、テキストボックスにフォーカスがある状態でのみ動作します。


印刷時の注意点

取り消し線は、表示倍率やプリンタ設定によっては線が薄くなることがあります。
特に細いフォントやサイズ9pt以下の文字では線が見えづらくなるため、必要に応じて太字と組み合わせるか、色を濃く設定するのがおすすめです。

WinMergeで差分(不一致)データのみ表示させる方法

WinMergeを使用してファイル(データ)の比較を行う場合、差分(不一致)データのみに絞り込みたい場合が結構あります。そういう時にはWinMergeのメニューから「表示」⇒「Diffコンテキスト」⇒「0」を選択する事で差分データのみ表示させる事が出来ます。

WinMergeで差分(不一致)データのみ表示させる手順

今回は以下の2つのファイルの結果を比較して差分データのみ表示させてみます。

  1. WinMergeで2つのファイルを比較します。
  2. WinMergeのメニューから「表示」⇒「Diffコンテキスト」⇒「0」を選択します。
  3. 以下の様に差分データのみ表示されます。

補足・注意点・応用アイデア

1. “Diff コンテキスト 0” の意味と限界

  • 記事で説明されている「表示 → Diff コンテキスト → 0」を選ぶと、差分行のみ、つまり “コンテキスト行(一致している行)を表示しない” という設定になります。

  • ただし、完全に “見出し行” や “ファイル間の空行差異” などを除外できるわけではありません。たとえば、空白/タブの違いのみの行、改行コードの違いなどは差分として扱われやすいため、不要なノイズが混じることがあります。

2. 改行コードや空白の違いを無視する設定

  • 差分比較ツールを使う時、ファイル間で改行コード(CRLF vs LF)や先頭・末尾空白、タブ/スペースの扱いに差異があると、意図しない “差分” として検出されてしまうことがあります。

  • WinMerge にはこれらを無視するオプション(空白を無視、改行コード無視など)があるので、併用するとノイズを減らせます。

3. フィルタ機能の併用

  • WinMerge には「フィルタ」機能があり、除外したい拡張子・ファイル名パターンを設定できます。差分対象を限定する際に便利です。

  • また、特定の行(たとえば “コメント行” や “特定の識別子を含む行”)を無視するような条件フィルタを使えることもあります。

4. 比較モード(텍スト vs バイナリ)

  • WinMerge ではテキスト比較とバイナリ比較モードがあります。

  • バイナリモードを使うと、文字列レベルでは見えない差異(バイナリレベルの違い)を確認できます。ただし、その場合は行単位の「差分行表示」というより全体比較寄りになります。

5. 他の差分ツールとの比較・代替

  • VSCode(Visual Studio Code)Sublime TextNotepad++ などは、拡張機能を入れることで差分表示が可能で、「差分のみ表示」や「差分行+前後 context 表示」など柔軟な表示ができます。

  • コマンドラインでは diff(Linux/macOS)や git diffGNU diffutilsmeldBeyond Compare などが知られています。GUI かコマンドか、使い慣れたインタフェースで併用するのがおすすめです。

6. 大きなファイル・多数ファイルペアの比較

  • 巨大ファイルを比較する場合、WinMerge のパフォーマンス(速度、メモリ使用量)がボトルネックになる場合があります。

  • そのような場合には、差分抽出を先にスクリプト(例えば Python、Perl、Unix の diff コマンド)で実施し、生成された差分を WinMerge で可視化する、というハイブリッド運用が有効です。

7. 差分出力を保存・エクスポートする

  • WinMerge は比較結果を “Diff 出力” (たとえば Unified Diff 形式) として保存(エクスポート)できます。

  • 差分のみ表示している状態では出力できない (出力結果に context 行を含む形式になる) ことがあるので、出力設定を確認する必要があります。

8. 複数フォルダ比較(ディレクトリ比較)での差分抽出

  • ファイル単体の比較だけでなく、フォルダ(ディレクトリ)単位で WinMerge は比較できます。

  • この場合、フォルダ内のすべての差異(新規・削除・更新)を一覧で確認でき、差分のあるファイルのみを開く操作が便利になります。

9. 自動化・スクリプトとの連携

  • WinMerge はコマンドライン起動オプションを備えており、スクリプト内で差分比較を自動化することが可能です。

  • バッチ処理や CI/CD パイプラインで、プログラムの差分チェックを自動実行 → 差異があるならアラート出力、などの用途にも使えます。

10. 注意すべき点:日本語・エンコーディング

  • 日本語ファイル(Shift_JIS / UTF-8 / EUC など)を比較する際、エンコーディングの不一致が文字化けや差分誤検出の原因になります。

  • ファイルを比較する前にエンコーディングを統一しておく(または WinMerge 側で文字コード変換設定を適切に設定)ことが推奨されます。

サクラエディタで重複行を削除する方法

何十万、何百万行ものデータの中から重複行を削除する場合、Excelでは「重複行の削除」機能はありますが大量データの処理には向きません(そもそも何十万件ものデータを処理させようとすると重い><)。何とか手っ取り早く処理出来る方法がないかと調べてたらサクラエディタでたった3コマンド実行するだけで重複行削除が可能ですのでその方法をご紹介します。

重複行を削除する方法

  1. 先ずはサクラエディタでデータを開き、「Ctrl + A」で全行選択します。
  2. 次に「Alt + A」でソートします。
  3. 最後に「Alt + M」でマージすれば重複行が削除された状態になります。

たったこれだけで完了♪便利すぎる。。。

補足

大規模ファイルでの注意点

重複行を削除する手順は非常にシンプルですが、ファイル行数が何十万行、あるいはそれを超えるような巨大なテキストの場合、ソートやマージ処理でメモリを大量に消費する可能性があります。特にPCのリソース(RAM, CPU)が不足していると応答が遅くなったり最悪クラッシュしたりすることもあります。
→ 大容量ファイルでは、事前にバックアップを取っておくことを強く推奨します。

エンコード・改行コードの違い

ファイルが UTF-8、Shift_JIS、EUC-JP など異なる文字コードで保存されていたり、改行コードが CR+LF(Windows)、LF(Unix)など混在していると、見た目は同じ行でも “重複行” として認識されない場合があります。ソート・マージの前に、同一の文字コード・改行形式に統一しておくと安全です。

列ごとの判断での重複削除

単純に “行全体” を対象に重複を判断する方法が記事で紹介されていますが、もし CSV やタブ区切りファイルのように “特定のカラムだけ重複チェックしたい” 場合は、サクラエディタのみではやや扱いにくくなります。その場合は以下のツールや方法を併用するのも有効です:

  • Excel や LibreOffice Calc の重複除去機能

  • AWK や Python、Perl などスクリプト言語で該当カラムをキーに重複行を抽出/削除

  • 専用テキスト処理ツール(例えば “TextPipe” や “GrepWin” など)

自動処理(スクリプト化)する方法

もし頻繁に同じ種類のファイルで重複行処理をするなら、次のようなバッチスクリプト/PowerShell スクリプトで自動化するのもおすすめです:

rem Windows バッチ例
type ファイル名.txt | sort > sorted.txt
type sorted.txt | uniq > deduped.txt
# PowerShell 例(UTF-8 ファイル想定)
Get-Content .\input.txt | Sort-Object | Get-Unique | Set-Content .\output.txt

こうしたスクリプトを定期的に実行できるようにしておけば、サクラエディタを手で開かずとも重複除去処理が可能になります。

短縮URLの登録方法「Google URL Shortener」

よく画像をサイトに登録するとURLがかなり長くなってコピペする際不便に感じる事が結構あります。
そういう時に短縮URLを登録しておくと便利です。今回はGoogleで提供されている無料短縮URLの登録機能「Google URL Shortener」の使用方法をご紹介します。

Google URL Shortenerの使用方法

  1. まず短縮したいURLをコピペしておきます。今回は下記画像のURL「https://write-remember.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/sample_free_0001.jpg」の短縮URLを登録してみます。
  2. Google URL Shortenerのサイトを表示します。
    「Google URL Shortener」へ
  3. 短縮したいURLをSimplify your links欄へ入力し、SHORTEN URLボタンを選択します。
  4. 確認用の画面が表示されますので問題なければDONEボタンを選択して短縮URLを登録します。
  5. 登録後、一覧へ登録した短縮URLが登録されますので、そちらから対象のURLが表示されれば登録完了となります。

Excel:読み取り専用から編集モードへ素早く切り替える方法

会社などでExcelファイルを扱っていると以前はご編集等の防止に読み取り専用で開いていて、そのまま編集したくなった時に一度ファイルを閉じて再度ファイルを開き直すという事をしてました。今となってはなんと無駄な事してたなあという感じですが、この「一度ファイルを閉じてファイルを開き直す」作業を1クリックで読み取り専用⇔編集に切り替える方法をご紹介します。

動作環境

    Microsoft Office Professional 2013

1クリックで読み取り専用⇔編集に切り替える方法

  1. まずクイックアクセスツールバーを選択します。
  2. 「その他のコマンド」を選択します。
  3. オプション画面でコマンド選択「リボンにないコマンド」を選択し、「読み取り専用の設定/解除」を選択して「追加」ボタンを選択します。
  4. これでツールバーに「読み取り専用の設定/解除」のアイコンが追加されるのでそれをクリックするだけで「読み取り専用⇔編集モード」を1クリックで切り替える事が出来ます。

WordPressで「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」と表示される原因について

WordPressを操作していてサイトを表示するといきなり「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」と表示されて管理画面も表示出来ずかなり焦ったので対処方法をメモしておきます。

事象

    WordPressで作成したサイトを表示すると「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」と表示される

原因

    プラグイン等の更新中にF5などで再表示した場合に発生するようです

対応策

  • 該当サイトのリポジトリへアクセスし、「.maintenance」ファイルを削除します。

DMM Playerで再生すると「protocol error:1646-0015」が表示される原因

拡張子「.wmv」形式の動画ファイルをDMM Playerで再生しようとしたら「protocol error:1646-0015」と表示されて再生出来ませんでした。
この際の原因についてメモしておきます。

事象

    拡張子「.wmv」形式の動画ファイルをDMM Playerで再生すると以下のエラーダイアログが出て動画を再生出来ない。DMM Playerを単独で実行しても同じエラーが表示される。

原因

    DMM Playerをインストールしていたつもりが「DMM Player for Chrome」だけをインストールしていた。
    ⇒PC上にあるwmvファイルを再生するには「DMM Player」をインストールする必要があります。

対応策

  • 下記リンクから「DMM Player」のインストーラをダウンードしてインストールを実行します。
    ⇒「DMM Player」をダウンロード
  • インストール後に「DMM PLayer」を起動して下記のように正常に起動する事を確認します。

過去バージョンのjdkのダウンロード先

業務で開発する場合、常に最新バージョンのJDKを使用しているとは限りません。むしろjdk1.6を使用しているケースも多々あるのではないでしょうか。
で、いざjdkをダウンロードしようとOracleページに飛んでも表示されるのは最新のjdk1.8しか表示されなかったり。。。という方のためのメモです。

jdkの過去バージョンのダウンロード先

  1. jdkの過去バージョンについてはOracleの「Javaアーカイブ」ページからダウンロードする事が可能です。
    ダウンロードする場合Oracleアカウントが必要となります。
    ⇒Oracle Java Archiveページ
  2. Javaアーカイブページが表示されると以下の様にバージョン毎にjdkのダウンロードが可能となります。

シンボリックリンクとハードリンクの違い

LinuxやMacではリンク方法が「シンボリックリンク」と「ハードリンク」の2種類あります。この両者の違いについてメモしておきます。

シンボリックリンクの特徴

  • コマンド入力方法
  • リンク元ファイルのポインタを指します。
  • リンク元ファイルのアクセス権が適用されます。
  • ディレクトリに対してリンクを作ることが可能です。
  • 別のファイルシステム(パーティション)への作成が可能です。
  • リンク元ファイルが削除されると、「No such file or directory」とエラーが表示されます。

ハードリンクの特徴

  • コマンド入力方法
  • リンク元ファイルと同一のiノードを指します。
  • ハードリンクを更新するとリンク元ファイルも更新されます。
  • 別のファイルシステム(パーティション)への作成は出来ません。
  • リンク元ファイルを消去してもアクセス可能となります。

djUnitのダウンロードとEclipseでの設定手順

そういえばdjUnitのダウンロード手順をまとめてなかったので今更ながらメモしておきます。

djUnitのダウンロード手順

  1. djUnitのダウンロードサイトへアクセスして最新版(Version0.8.6で更新は止まっています)のリンクをクリックしてダウンロードします。
    ⇒djUnitダウンロードページ

EclipseでdjUnitを使用する為の初期設定手順

  1. ダウンロードしたzipファイルを解凍して「jp.co.dgic.eclipse.jdt.djunit_0.8.6」フォルダをそのままEclipseのpluginフォルダへ移動してEclipseを再起動します。
  2. Eclipseメニューから「ウィンドウ」⇒「ビューの表示」⇒「その他」⇒「djUnit」を選択し、「djUnitカバレッジ・レポート」を選択して「OK」ボタンを選択します。
  3. djUnitを使用するプロジェクトを右クリックして「プロパティー」を選択します。
  4. 左メニューにあるdjUnitを選択して「仮想モック・オブジェクト」タブにある「仮想モック・オブジェクトを使用する」をチェックし「OK」ボタンを選択します。