ここではhttpとhttpsの違いについてメモしておきます。
この2つを理解しやすくするには「http」と「https」の正式名称を思い浮かべるとイメージし易いでしょう。
- http :Hyper Text Transfer Protocol
- https:Hyper Text Transfer Protocol Secure
httpsの「s」とは「セキュア」つまり「安全なhttp」という事です。
httpのホームページでは住所、氏名といった個人情報をそのままサーバへ送信してしまいます。一方httpsでは情報を暗号化してサーバへ送信します。
ブログなどのように相手に読ませるためだけのページであればhttpでも大きな問題にはなりにくいですが、ログイン画面や決済時にクレジットカードなどの個人情報を入力するような画面では「https」になっている事が大前提と言えます。逆に個人情報を入力するのに「http://~」となっているようなサイトであれば、セキュリティに対する認識が甘い企業と見られてしまうでしょう。
httpを使用する場合
- 広告やブログなど不特定多数の人に閲覧されても問題ない場合
httpsを使用する場合
- ログイン情報、住所、氏名、クレジットカード番号などを入力する場合
昨今は、スマホの普及と共にハッキングやコンピュータウイルスといった言葉は、主婦や小学生にも知られるようになりました。
それだけ外敵からコンピューターへの脅威が日常的になったと言えます。
そんな社会情勢で電子タバコによるハッキングが可能であるとのニュースが報じられました。
電子タバコは、専用のUSBケーブルで充電器かPCに接続して充電する必要があります。
電子タバコ内部にはUSBチップが内臓されています。USBチップが超小型のパソコンと同じであることを知っている人が少ないのが現状です。このチップはパソコンとは違いコンピュータウイルス対策ソフトがインストールされているわけではないので、簡単に感染させることが可能となってしまうのです。
汚染されたUSBチップが仕込まれた電子タバコがPCに差し込まれると、いとも簡単にPCは乗っ取られてしまうことになります。
このケースの場合、PCにインストールされて対策ソフトでは、USBチップの汚染が感知出来ないのです。
既に会社の業務用PCへ個人のUSB機器の接続自体禁止している会社は多いとは思いますが、油断して気軽に充電するだけだからと個人用のUSB機器を業務用PCに接続しないように心掛ける事が大切です。
「駑馬十駕」 IT系情報を中心に調べた事をコツコツ綴っています。